初夢 ―麻生、鳩山、小沢各氏に「日本イグノーベル賞」授与

2011年01月03日 17:40

迎春

旧年を振返って気になる事は、米国の急速な自由化が、競争の促進より過度の集中を招いた事です。特に、国家の循環機能を司る金融と報道の過度な集中は、金融危機を誘発しただけでなく、情報の偏りを生み、米国伝統の価値観の多様性を破壊しつつあります。

もう一つ気になる事は、日本が世界の趨勢に逆らって、社会主義に舵を切ったことです。保護主義政策に眼を奪われて及び腰な日本を尻目に、世界では地域経済連合が加速化しています。このままでは、日本が早晩世界の孤児になる事は間違いありません。

地域連合の先輩格である欧州連合(EU)は、冷戦の終了と共に新加盟国が続出し、27カ国の大所帯に膨らみました.  その反面、多くの新加盟国が統制社会に慣れた東欧諸国であったため、世相の違いによるいざこざも増えているようです。

東欧諸国が加盟するまでの欧州連合は、

いつもシラフな、アイルランド人、

料理が得意な、イギリス人、

いつも謙虚な、フランス人、

秩序正しい、イタリア人、

ユーモアを愛する、ドイツ人、

気前が良い、オランダ人、

勤勉な、ベルギー人、

思慮深い、デンマーク人、

柔軟な、スウェーデン人、

おしゃべりな、フィンランド人、

地味な、スペイン人、

技術に強い、ポルトガル人、

忍耐強い、オーストリア人、

有名な、ルクセンブルグ人、

組織化された、ギリシャ人

で構成され、夫々の国民の特徴の反対を表現したこの比喩を、眉を吊り上げないで理解しあえる仲にありました。同じ欧州人でも社会主義統制経済で育った東欧の人々は、自由経済への同化に苦労しており、日本人の将来を暗示している気もします。

地域経済連合の成功には、政策も然る事ながら、加盟国の国民同士がお互いの国民性や世相を良く理解しあえる事も重要です。我々日本人も、アジア諸国の世相の特徴を良く理解し、相手の欠点についても、お互いに冗談が言える間柄にしなければなりません。

昨年の世界は、笑える事が少ない1年でしたが、今年は単に「人々を笑わせる」だけでなく、立ち止まって「考える」世界にしたいものです。

住み易い環境を作る為には「人々を笑わせ、そして考えさせる」事は、意外に重要な要件ですが、この二つの条件を満たす事を授賞条件にした、イグノーベル賞と言う賞がある事はご存知だと思います。

この賞のレベルの高さは、「蛙と力士を浮揚させるための磁石の使用」と言う研究で、2000年のイグノーベル物理学賞を受賞した英マンチェスター大のアンドレ・ゲイム教授が、炭素分子シート「グラフェン」の研究で、昨年には本物のノーベル物理学賞を授賞した事でも判ります。

1991年に設置されたこの賞の受賞者には、皮肉や風刺が理由で授与されることもあり、例えば「水爆の父」として知られたエドワード・テラー博士は「我々が知る『平和』の意味を変えることに、生涯にわたって努力した」として第1回のイグノーベル平和賞を受賞し、フランスのジャック・シラク元大統領も、ヒロシマの50周年にあたる1995年に「ヒロシマを記念し、太平洋上上で核実験を行った」業績で、やはり平和賞を受賞しました。

日本からも15件の研究が授賞の栄誉に輝いていますが、「日本を困難な立場に誘導した」偉大な功績がありながら、日本の政治指導者の授賞は皆無です。

そこで、新年を機に日本イグノーベル賞を設立し、二人の首相経験者と一人の政治指導者にこの賞を授与する事に致しました。

教育学賞   麻生太郎元首相

授与理由 :

1)踏襲2)頻繁3)有無4)参画5)措置6)詳細7)偽装請負8)未曾有
等の漢字を、

 1)ふしゅう、2)はんざつ、3)ゆうむ、4)さんが、5)しょち、6)ようさい、

 7)ぎそううけあい、8)みぞゆう

と国会で公式に読み上げ、漢字協会の発展に貢献し、漢字が読めなくとも首相になれる実例を示し、全国の落第生を勇気ずけた功績に対して。

文学賞  鳩山由紀夫前首相

授与理由 :

「トップの首相が大馬鹿者であれば、そんな国がもつわけがない 」

「 日本という国が日本人だけの為にあるものだとは思っていない 」

「 在日の方が日本の総理大臣になられたとしたら、それは大変素晴らしい 」

「国というモノがなんだか良く分らないのです」

「地球から見れば、人間が居なくなるのが一番優しい自然に戻るんだという思いも分かる」

「確かに私は愚かな首相かもしれない」

等と、世界を驚嘆させる見解を述べるだけでなく、政治と金についても :

「秘書の犯罪は議員自身の責任であり、私なら離党ではなく当然議員バッジを外します」

「秘書を信頼してしまった事が迂闊だったという批判は甘んじて受けたい」

「 小沢代表は最もクリーンな政治家で、自身も青天のへきれきだったに違いない」

「 恵まれた家庭に育ったものだから、自分自身の資産管理が極めてずさんだった 」

と主張するなど、普通人であれば精神鑑定を求められそうな言葉をうつろな眼で繰り返す事で、宇宙言語「友愛」を主唱し、宇宙人が新しい日本語を創造した事を実証しながら、一貫して日本の国際的地位を低下させ、国民を混乱させた功績に対して。

言語学賞    小沢一郎氏

授与理由 :
「一兵卒」を「ある活動をする大勢の中の一人として、下積みの任務に励む者」と言う意味から「下からゆさぶって、大勢を不安にさせる者」と言う意味に変えさせた、永年に亘る傲慢不遜な活動に対して。

日本の政治指導者に授賞適格者が目白押しの現状は、「笑う」どころか、日本の将来も思ったより危機的ではないのかな?と「考えさせられた」迎春でした。

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