建築資材の合板が消えた。

2011年03月24日 15:22

 3月11日に発生した『東北関東大震災』、その直後から、全国の建築現場から、合板が消えた。


 国土交通省や被災した県などから、大量の仮設住宅の発注が、ハウスメーカーにあり、建築資材を優先的に仮設住宅に当てるように通達があったということだ。そのため、被災地以外の建築現場に建築資材の供給が出来ない状況が続いている。
 日本の建築基準で、F☆☆☆☆という環境基準があるが、その基準をクリアーしている合板以外は、日本の建造物には使えないと規定されている。そのために、突如、国内から資材供給ができないからと言って、海外から合板を調達したいと思っても、日本の環境基準であるF☆☆☆☆を満たしている合板の入手が出来ず、仕入れのルートをどうしたら良いのか困っているというのが現状である。
 被災地以外の工務店、建設業者の多くが、現場の仕事を進めることが出来ず、止まったままになっているという。
 このままでは、日本の建築業会にとって大きな被害をもたらす可能性が出てきたということである。被災地優先で、資材をまわすことの大切さ十分わかるが、それ以外の地域への資材調達のルート改革、また、法規制をどのようにするかなどの論議を進めない限り、建築業という産業自体、非常事態になる可能性がある。
 今回の地震よる資材不足は、半年、1年先まで続くだろうと、専門商社でも予想している。今後、これらの問題に国も何らかの形で対応してもらいたい。


■小谷まなぶの中国ビジネス奮闘記(ブログ)

アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!

アクセスランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事

ページの先頭に戻る↑