カントリーリスクを考える

石田 雅彦

タイの洪水というカントリーリスク。311大震災の教訓が活かされた企業もあるらしいんだが、この記事でおもしろいのはコメント欄です。どこへ行ってもカントリーリスクはある。EUでは金融リスク。中共はバブル崩壊のリスクもあるし、闇雲に海外へ拠点を移しても、きちんとしたリスクマネジメントしないとダメですよ、ということなんでしょう。また、仮に日本がTPPに参加すれば、逆輸入のリスクもある、とするコメントも興味深い。
ロイターブログ
製造業につきまとう天災リスク

海外事業。中共と競合。で、こっちは大手ゼネコン。海外では手ひどくやられてるらしい。カントリーリスクはどの国にもあって、前のエントリーにもあるようにタイでは洪水なんて伏兵が現れた。しかし、アルジェの件は、どうも墓穴を掘ったようです。この記事では政府の後押しが必要、と示唆。中共とやり合うには必要かもしれませんが、そうなると汚職というリスクがあります。どちらを取るか。
JC-NET
鹿島 アルジェで苦労 4億円所得隠し認定


原発事故。明確にせよ。とは言っても明確にできないんでしょう。能力的にも政治的にも経済的にも。放射性物質が出続けてる現状では、いくら除染しても無意味だ、という意見も一方であるんだが、ただ手をこまねいているわけにもいかず、どうしても中途半端な議論になるわけです。このブログでは、場所・基準・費用を明確にし、新産業にしろ、と書いてある。行政がちゃんと示さないと、変な業者が暗躍するわけです。
ドンちゃんの他事総論
除染費用トラブル >>除染は新しい産業として育てよ!

昼飯。どうしてますか。パワーランチとかビジネスランチとか、なんか消化に悪そうなんだが、これはFacebookとの連携サービスで2対2のランチパートナーを探してくれるらしい。ランチにまで打ち合わせを持ち込むより、こっちのほうが楽しそうだ。新たな婚活ツールにもなりそうです。
greenz.jp
いつものランチをソーシャルに!

新聞。部数の落ち込みは止まらない。当然ながら紙のメディアが衰退しているわけで、これが「ジャーナリズム」の衰退につながらないはずはない、とする記事です。内容が薄くなれば、それは広告収入の減退へつながる。いずれにせよ、購読者よりも広告主を気遣う姿勢こそ問題なわけで、ジャーナリズムの役割を考えれば自業自得と放り出して無関心でいるべきではない。新聞社が、このサイクルをどう止めるのか、止める気はないのか、大いに気になるところです。
Garbagenews.com
読売1000万部ならず、毎日は前期比マイナス1.54%…新聞の発行部数などをグラフ化してみる(2011年前期分データ更新・半期分版)

入力デバイス。これは将来が楽しみ。かなり小型化するんだろうが、技術が進化すれば、ホログラフィのように空間上に浮かび上がらせることも可能になりそう。インカムやメガネなんかに内蔵し、携帯やタブレットなど持たずに作業ができるわけ。カーネギーメロン大学は脳科学や人工知能の研究も盛んなので、もっとスゴいことを考えていそうです。
TechCrunch
身の回り(+身体自体も)タッチスクリーン化するカーネギーメロン大学およびMicrosoftのプロジェクト

携帯、スマホ。安定感があったとするリンクの紹介。超薄型、G-SHOCKとの連携、料金プラン、docomo同士で国内通話無料、女性向け女子中高生向け、Android向けポータルサイト、といったところが注目でしょうか。
ギズモード・ジャパン
NTT docomo 2011年冬~2012年春モデル 発表会記事まとめ

電子書籍リーダー。融通無碍。こんなKindleなら欲しくなってきた、というより、自分なりにカスタマイズできる「ガワ」だけあればいいということですね。ハードはともかく、中身が大事というのは当然なんだが、青空文庫8000冊をプリインストール、というのには大賛成。どうしてどこもこれをやらないのか不思議なくらいです。あと、最後に書かれているブログ主のお父上のエピソードが興味深い。
More Access,More Fun!
もし自分が黒モノ家電メーカーの開発担当役員だったら・・こんなの創ります

格差社会。貧富の差は拡大している。たいていのマスメディアというのは、購読者や視聴者より広告主の顔色をうかがっているわけで、本質に関わる本当のことはあまり言いません。池上彰さんもツライ立場なんだろうが、影響力が大きいだけに変なことを言われると困るわけだ。格差是正や税制については、立ち位置によって異論反論もあるわけで、誤解を与えかねない解説には表現のしかたがあるだろう、ということです。
Everyone says I love you !
池上彰さん、しっかり解説してください!日米両国とも富裕層の税率は低く、貧富の差は拡大し続けています!

ベイスターズ。これは本当にそう。またナベツネが横からゴタゴタ言ってたDeNA買収なんだが、落ち着くところへ収まったようです。オレの地元は横浜の中区なんだが、ベイスターズの試合には多くの人が集まります。関内駅との往復には、ほとんど何の店舗もありませんね。このブログにあるように、人の流れをMM線の日本大通り駅へ誘導し、中華街や元町へ足を向けさせることは可能でしょう。ただオレ自身はスワローズファン。で、これは買取るほうへの印象を述べたブログMore Access,More Fun!。携帯ソーシャルゲームについて感じる嫌悪感を分析しています。
DIY 日本株投資ファンド 3rd version
祝「横浜ベイスターズのDeNA買収決定」で、ネットサービス企業を勉強しよう!

田口騒動。こりゃないわ。これもプロ野球のエントリーなんだが、オリックスの対応はメチャクチャですね。田口壮選手と言えば、米メジャーで頑張ってた印象が強い。カージナルス、フィリーズ、カブスと渡り歩いた歴戦の勇士でもあり、渡米後は英会話を必死に勉強してかなり英語ができる、という野球人です。経験や人格で言えば、田口ほどの人材はいないんじゃないでしょうか。
やまもといちろうBLOG
大沼

LED。なんということもない。だけど逆に新鮮なのはどうしてなんでしょう。見慣れた電球がこれほどデザイン的に秀逸だなんて。技術革新には、たまにこんな意外性があるので楽しいですね。
【ネタ倉庫】ライトニング・ストレージ
グッドデザイン大賞候補にパナソニックのクリアガラスLED電球が

アマゾン。粘着なのか。アマゾン上での著者とレビュアーとの対決なんだが、この成り行きには興味あります。匿名騒動はネット上で最近けっこう燃え上がっている。烏賀陽弘道氏と葛田徳之氏のツイートのまとめとか。シンパとアンチが火に油を注ぐわけです。
試みの水平線
勝間和代4.0が始まる 読みもしない著者とどう向きあうか

エネルギー。中央集中から分散型へ。画期的なブレイクスルーってのはなかなか出ない中でも蓄電の技術分野は日進月歩で、今もちょっとずつ改良型が生まれ続けてます。電気を大量長期に貯めておくことができるなら、エネルギー問題に大きな影響を与えるのは必至です。不安定な再生可能エネルギーも実用的に使うことが可能になる。大規模な集権的な発電から、地域ごと各家庭ごとの分散型へ移行するでしょう。あんな延々と電線を引っ張ってくる送電網もいらなくなるのかもしれません。
日本経済をボロボロにする人々
電気自動車とスマートグリッド

言葉。an inspiring mentor。スティーブ・ジョブズが亡くなったときのアップルCEOティム・クックの言葉にmentorという単語がありちょっと引っかかったので調べてみました。メンターってのは、特定の人の名前らしい。ティム・クックの表現だと「偉大なる先達」とか「仰ぎ見る師匠」といった感じか。
国際メンタリング&コーチングセンター
メンターとは?

エネルギー。眉唾物。低温核融合というものなんだが、イタリアで開発された技術というのがなんとも。この動画に出てくるイタリア人がそろいもそろって胡散臭い感じです。ただ、この記事にも書いてあるが『Forbes』がこんなのまで取り上げるのは、人類がエネルギー問題を解決する画期的なブレイクスルーを待ち望んでいるから、というわけなんでしょう。
Life is beautiful
原発どころか火力発電所まで不要にする夢のエネルギー、E-Cat

モータースポーツ。享年33歳。インディ500では2006年にポール・ダナというレーサーが練習走行中に事故を起こして亡くなっています。NASCARのデイトナ500では、2001年に7度のNASCAR年間チャンピオンを獲ったデイル・アーンハートが。F1では最近、事故は少なくなってますが、米国の四輪モータースポーツはけっこう過激。この事故でレギュレーションや賞金にも影響が出ると思います。
clicccar
インディ500決勝戦で壮絶クラッシュ! ダン・ウェルドン選手が帰らぬ人に【訃報】