過疎化の町はどう変わるのか

石田 雅彦

「桑原悠さん 25歳の東大院生 新潟・津南町議にトップ当選」というニュース。こういうのが話題になるというのが、この国の政治状況のお寒さを象徴してるんだが、表題ブログでは写真とともに彼女のわりと詳しいプロフィールを紹介しています。なんでも実家の祖父が熱烈な田中角栄氏の支持者で、幼い頃よくその話を聞かされたようです。桑原町議は農ガールとも言われていて、拡声器を抱えて田んぼで選挙活動したという話もある。「ニコブログ」は、高齢化している地方自治体だから若いというだけで勝てるのでは、と書きながらも彼女に期待している。16人の町議会定員に17人しか立候補しなかったらしい。彼女はトップ当選だが、270票でいいというわけで、親戚や小中高の友人を掻き集めればなんとかなりそうです。こちらはYUCASEE MEDIAの記事。「美しすぎる」議員が最近よく話題になっていると紹介。桑原町議のツイッターの美麗な写真が載っています。


で、津南町というのはどういう村か、というと「冬期間が長く、日本有数の豪雪地帯である一方、夏は北西の涼風に恵まれ、高原のようなさわやかな気候が続き」、21,909人だった昭和30年の人口が平成21年度になると、11,288人(内訳:男:5,512人、女:5,776人、15歳未満が1,263人、15~64歳が5,986人、65歳以上が4,039人)になった、という過疎化と高齢化の町なわけです。彼女は「高齢化はわるいことじゃない。長生きのできる素晴らしい環境だ」と言いますが、現役大学院生であるわけで、しばらくは東京と新潟を行ったり来たりの政治活動が続くらしい。過疎の町をどう変えるか、何をするのか、若くて優秀、意欲的な桑原町議に期待大、ではあります。
地べた物語・堺名所図会
桑原悠さん 25歳の東大院生 新潟・津南町議にトップ当選

iPhone 4S。悩ましい。表題ブログでは、カレンダーと位置情報なんかが根本の原因らしいんだが、いろんな対策を紹介。これらを試してもダメな人もいるようで、「Modern Syntax」というブログでは、CNET Japanの「「iPhone 4S」にバッテリ問題–アップル、調査を開始か」という記事を検証。あまりよく原因がわかっていないようです。こっちはアップルのフォーラムに寄せられたクレーム集を紹介した「ギズモード・ジャパン」なんだが「なんにも使ってないのに1時間に20%も減る」とか「昼夜1回は充電がいる」とか、さらには「充電しながら使ってもバッテリーが減る」とか、大変な騒ぎになっています。あ、個人的にはサンヨーのリチウムイオンバッテリーを予備に持ち歩いてます。
TechCrunch
iPhone 4Sのバッテリー寿命問題に悩んでいる人は、これを試そう

オンデマンド。アナログの本へ。携帯端末で読むのはどうも抵抗がある、という人もまだまだ多い。電子書籍のメリットを享受しつつ、手にとってページをめくるアナログ本の魅力も味わいたい、というわけです。これは「200ページの書籍を出力するのに約5分ほど、カバーを付けて製本」するそうで、地方自治体が買い入れて実費だけで広く開放して欲しい。
WEB2.0とパソコン講座
電子書籍をあっという間に製本するマシン「Espresso Book Machine」

クライマックスシリーズ。ヤクルトが第二ステージ進出へ。表題ブログでは、第一ステージとヤクルトを「ナメ」た原監督の采配が敗因、と分析。個人的にはヤクルトファンなので、再度、中日にコテンパンにされるのか、と少々暗澹とした気持ちです。ネット上ではお立ち台上の森岡の変顔のほうが話題なんだが、こっちのんまとやきうの日々というブログでも第一ステージで戦力を使い切ってしまったヤクルトは1勝のアドバンテージもあってそうとうに厳しい、と書いています。
kojitakenの日記
ヤクルト、読売を葬り去る。読売は中日戦を見据えた原監督の采配が墓穴を掘った

ソブリン危機。EUの本気度。借金半分帳消しで当面は沈静化しそうな感じなんだが、EU内部の不協和音が心配です。この記事では、根本解決を先延ばしした、EU全体の市民の意思が尊重されたとは言えない、ギリシャ以外の国々負担増、といった根深い問題に口を閉ざしたEU各国首脳について解説。それはフランスなどの大統領選挙に必ず影響を及ぼすはず、と書いています。
Rue89 Japon
ギリシャ債務支援策:ブリュッセルでの首脳会議で語られなかった3つのこと

地震。ちょっとは気にしておく。そう言われたって、どうしようもないのが地震なわけで、いつもの平常行動するしかありません。地下鉄に乗ったりビルの高層階に上がらない、などできないですね。家族同士の連絡方法を再確認、風呂の湯は流さず、水だけ買い込んでおこうか。
気になるメモメモφ(.. )
千葉東方沖地震 念のため地震に注意を(気象庁)だそうです

自転車問題。曖昧模糊か。例外のない規則はない、とはいうものの、どこからどこまでが例外か、はっきりわからないんじゃ困りますね。前と後ろに子どもを二人も乗せてフラフラ走ってるお母さんが車道へ出る、と考えるだけでゾッとします。一方、この「サイクルロード~自転車への道」というブログでは、警察の通達の方向性は評価しつつ、自転車に乗る側からいろんな問題点を図解して指摘しています。歩行者も自転車も車もそれぞれ自分勝手なのが諸悪の根源、というわけです。
That’s Life -Notes-
自転車が走るのは車道-警察庁が徹底へ

TPP。農業はどうなる。表題ブログでは、戸別補償制度には賛成しつつ、小麦などの具体例を挙げて改善策を提案しています。ただ結論は、いずれにせよそのうちどん詰まりになる、と断じている。「リベラル21」の早房長治氏による「一部業界の既得権擁護を許すな」という論考では、「与野党を巻き込んで強硬な反対運動を展開しているのは全国農協中央会を中心とする農業団体」だが本当にそうか、と疑問を呈しています。若い世代へ農業を継承させなければTPPへ参加せずともいずれ農業は終わる、とし、「農地の譲渡や営農委託についての規制緩和とともに、現地での実行のカギを握る農地委員会のあり方を前向きに変える必要」と解いている。こっちも同じです。「きまぐれ発言」は、質の高い米や野菜をたくさん作っている日本がなぜTPPにおののくのか不思議でしょうがない、と書いている。やはり、既得権保護のおかしな農政を変え、若い世代が積極的に農業へ入っていける環境整備こそ、大事だと言っています。
できるだけごまかさないで考えてみる
TPPは入っても地獄、入らなくても地獄

エコ技術。充電器。従来より1/3を切るような価格で出るらしい。EVの普及は充電設備がないと不可能なわけで、現状の急速充電技術だと同時に何台できないんだが、こういうのがアチコチにあれば問題は解決するでしょう。この記事では地域分散型の再生可能エネルギーと併用すれば、電力会社は不要にになる、と書いています。そうなるといいですね。
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激安のEV用急速充電器、日産から発売!

原発事故。メディアの質。これは本当に表題ブログの娘さんが言うとおりで、しょせんは茶番もいいところなんだから、記者もオトナの対応をすべきだったと思います。あんな水を飲ませるなんて、記者という以前に人間性の問題だ。こっちは「みそパンNEWS」によるこの件に関するネット上の異論反論。記者批判も多い。
Everyone says I love you !
パパは政務官 福島原発の浄化済み放射能汚染水を飲んじゃった!