肥大化するゴールドマン・サックスの影響力

石田 雅彦

イタリア。不幸な人事なのか。欧州中央銀行の新総裁とイタリアの新首相が同じゴールドマン・サックスの出身だ、とする記事なんだが、こうした人たちの出自をたどればGSに在籍していた人が多い、というわけです。逆に、EU各国の欧州委員会委員や金融関係者がGSへ再雇用されることもあるわけで、同じ穴の狢になっている。これは『The Independent』誌の記事を紹介した「Seetell.jp」で、GSは各国の不正取引に関係か? という疑惑もあるらしい。一私企業に牛耳られるEUということで、どうも薄気味の悪い話です。
Rue89Japon
ベルルスコーニの後任:モンティ氏がイタリアの首相に。ゴールドマン・サックスが欧州を支配する?


高齢化。介護職員。老老介護、という言葉もあるんだが、少子高齢化が進めば、介護する側も高齢になるわけです。このブログでは、以前なら家族で老老介護をしていたが、これからは介護する側の人手をどう確保するかが問題だ、と書いている。政治の役割はどんどん重くなるばかりで、財政の問題と切り離すことはできません。この国にはどういうカタチの「医療や介護」がいいのか、よくよく考えなければならない時期が迫っているわけです。
東京日和@元勤務医の日々
成長産業となりえるか「医療と介護」

ボクシング。美しすぎる。ということで一部で話題の女性ボクサー。高校時代に注目された選手で、美しさはともかく、五輪強化選手に選ばれたりして実力はけっこうスゴい。今年初め、日テレのバラエティに出たりしてメディアでも取り上げられ始めました。ちなみに、この写真ブログを書いているのは日テレの元女子アナさんです。
スポルティーバ
【フォト&エッセイ】脊山麻理子のスポーツのある風景 vol.15 伊藤沙月(ボクシング)

雇用。ポピュリズム。まさに衆愚と愚政の見本のような顛末で、ムダなエネルギーだったと言わざるを得ません。雇用はすでに流動化し、高度成長期時代の終身雇用や年功序列は今は昔、景気が低迷すれば雇用側、好景気なら被雇用側、それぞれが優位になるわけです。誰が誰から誰を守るのか、よくわからないまま議論しても仕方ありません。こうした茶番劇を座視してるようじゃ、このブログが書いているように、やはり有権者がナメられてるか共犯の演者、ということです。
Joe’s Labo
派遣法改正というパフォーマンスの終焉

モバイル。テザリング。WiMAX内蔵のタブレットの記事、走行中の地下鉄内でWiMAXができるという記事、WiMAX高速化の記事。それぞれを紹介。モバイル無線LANルーターにはいろいろあるんだが、WiMAX使いの人には朗報、ということです。
WEB2.0とパソコン講座
WiMAXのニュース3つ

信用力。なるほど。各国の国民の資質や傾向という国民性、というのはどうしようもないんでしょうか。当然といえば当然なんだが、国債というのは国、つまり国民の借金だから、それを返せるか返せないか返す意志があるかないか、みんなが見てる、というわけ。このブログをもとに考えると、極端な財政危機の日本なのに円高なのは日本人に対する国際的な信用度が高いから、ということになります。イタリア人、スペイン人、ギリシャ人、こうしたラテン系の国民性を変えるのはなかなか難しそうです。あ、ラテン系と言えばフランスもそうでした。
牛さん熊さんブログ
国債の信用は何によって裏打ちされているのか

うつ。個人の問題か社会の問題か。影響力の大きな番組なので、取り扱いの方法や考え方には注意して欲しいです。うつ、という病気は、なかなか判断が難しい。原因は、自罰、他罰、ということだけではないわけで、こちらの「クローズアップ現代スタッフルーム」のブログでも同じような視点を少し述べています。
愛と苦悩の日記
NHK『クローズアップ現代』の「現代型うつ」報告の根本的誤り

パン。自家製。日本人が米をあまり食べなくなって久しいんだが、自宅でパンを手軽に作る家庭が増えているそうです。それを実現させているのが、パン焼き器、というかホームベーカリーなんだが、2時間弱で焼けるらしい。米なら30分で炊けるんだが、パン好きが増えてるということなんでしょう。しかし、強力粉、薄力粉、イーストなんかの材料を分量を間違えずに入れるだけで焼けるなんて、便利な世の中になったもんです。
Sallyの家電研究室
パナソニックのホームベーカリーがわが家にやってきた!

新聞。長期凋落。表題ブログでは、単身者の世帯が増えたことで新聞購読数が減っているのでは、と分析しています。これは、若者は昔から新聞を読まなかった、という前提ですが。新聞が衰微しているのは海の向こうでも同じで、この「DON」というブログでも米国でニューススタンドが廃店になった、という記事を紹介。また「JC-NET」の記事では、朝日新聞社の中間決算を報じているんだが、純資産が1630億5千万円もあるらしい。これをどんどん食い潰しながら、紙の新聞は消えていくんでしょうか。
国家鮟鱇
[疑問]若者の新聞離れ

SNS。ネット広告。ある製品なり企業なりに対するポジティブなイメージを喚起、それを口コミなどで広めて訴求効果を上げる、というのがソーシャル広告の目的なんだろうが、その効果が知らず知らずのうちにネガティブなものになっている場合、すぐに察知して広告を止める必要がある、という記事。広告というのは独善的なものになりがちで、ユーザーや消費者から反感を買ったら逆効果です。その危険性はネット上でも同じということ。
TechCrunch日本版
ソーシャル広告が裏目に出る時

音楽。何を歌う。国家をまとめるためには古来からいろんな手段が講じられてきたわけですが、とにかく共同体意識や帰属意識を高めなきゃなりません。国歌もその一つで各国でそれぞれ特徴がある。国歌とは別に国民が昂揚したときに歌われる歌もあり、六大学野球の応援歌みたいなもんです。これは、大学はともかく日本人の歌にそういうのがあるか、というブログなんだが、どうやら、日本人は昂揚の場がなかった不幸な国民、ということのようです。
コラム・イナモト
国民的歌