『ONE PIECE』一人勝ちはマンガ衰退の兆候か

石田 雅彦

マンガ。すでに衰退期なのか。表題ブログで紹介されている海外の反応はイマイチにぶいんだが、「アニメ!アニメ!ビズ」によると『ONE PIECE』の売上げは二位の『NARUTO─ナルト─』の約十倍で三位までが集英社のマンガ。
とはいえ、『スーパージャンプ』と『ビジネスジャンプ』を統合(『グランドジャンプ』へ)したかと思えば『コロコロコミック』一人勝ちへ幼年誌で参入する。幼年誌というと「小学三年生・四年生」が2012年に休刊。混乱しています。一橋グループも大変そうなんだが、音羽のほうは『モーニング食』というグルメマンガを集めたコミックを創刊し、暗中模索、という状況。こっちのほうが頭を使ってる感じはします。
いずれにせよ「乙なるモノ」の記事によると、オリコン2011のコミックランキングTOP20の半分以上が『ジャンプ』から、という惨憺たる状況。庶民文化でこんな一極集中がいいはずもない。もちろん集英社の責任でもないんだが、ジャンプが、というより日本のアナログ漫画界が衰退期に入ったのか、という感じです。
よもやま翻訳
【海外の反応】ワンピースに頼りきりのジャンプはもう死んでいる?

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SNS。伸び悩み。ソーシャルネットによって、むしろ人間関係が希薄になってしまう、という話です。プライバシー情報の問題もあるし、それで犯罪に使われて悲惨な事件に巻き込まれた、という事例も多い。ただ、あまり広がり過ぎてしまったため、使っていないと人間関係に影響が出始めてもいる。それもまた変な話ではあります。
クーリエ・ジャポンの現場から
フェイスブックを使わない理由

クーポン。自分売りマス。クリスマスを前に、ちょっとした話題になってるのがこの一人の男性なんだが、クリスマスを孤独に過ごすことを「クリぼっち」とか言うらしい今のどきの話題。サイトはこの「OREPON」。しかし、過去のクーポンをみてもまだ一人しかいない。クーポン流行へのワルノリなんだろうが、腐ったおせちよりマシです。「クリパ(クリスマスパーティのこと)」に呼んで盛り上げさせてもいいし、バツゲームの材料に使ってもいいでしょう。
ねとらぼ
「俺のクリスマスを買え!」──「23歳の健康な男子」と過ごせる権利、販売中

競馬。今年の総決算となるか。いよいよ有馬記念、とワクドキの競馬ファンも多いかもしれません。表題ブログでは、この年末にきての余力をみています。ヴィクトワールピサ、ブエナビスタ、オルフェーヴルあたりか。ちょっとヒネった「八百長競馬-FIXED KEIBA-」というブログでは、ここ数年、ファン投票で一位になってきた牝馬戦にからめて新自由主義の巻き返しにたとえている。一方、この「ガラスの競馬場」は、牝馬が勝ちきることは難しい、と書いています。
競馬狂オヤジの穴党一直線
第56回有馬記念 ローテーションを考える

司法。著作権。Winny開発者が最高裁で無罪となりました。このブログでは、むしろYouTubeのほうが問題、と指摘。この「suimye’s waterproof ~ Suimye’s prague~」というブログでは、この判決によって日本のソフトウエアメーカーに先駆的な開発が期待される、と書いています。
Airblog
Winny裁判、勝訴

携帯。番号不足。PHSで使われてた頭3桁も使えるようにする、というわけなんだが、このブログでは2台持ちは過渡期でいずれは少なくなるはず、と書いています。少子高齢化で国内不景気なんだから、確かにこのままパンクするとは思えない。「060」なんて妙なモノまで増やすなよ、と言っておきたいです。
吟遊詩人の戯言
携帯番号に「070」追加

書評。イノベーション。回ってない寿司が高級食になってから久しいんだが、このブログで紹介されている本を読むと、すでに銀座の高級寿司店より状態のいいネタが回転寿司に出回るようになっているらしい。寿司という食べ物のルーツからみれば、回転してるほうがよりオリジナルに近いのかもしれません。
情報考学 Passion For The Future
回転寿司の経営学

情報発信。ブロガーの心得。ネット時代の表現ツールとしてブログは画期的なものなんだが、これを商売に使おう、と考える人が出ても不思議じゃありません。ネット広告もその一つなんだが、期待通りにうまくはいかない、という理由を挙げている記事です。
ブログヘラルド
新人ブロガーの皆さん、広告では食べていけませんよ

照明。LED。蛍光灯でそのままこれができたらスゴいと思ったんだが、中身はLEDということで納得。メリットは、割れにくくて安全、様々な長さの蛍光灯的な照明が可能になる、ということくらいか。縮めたときに輝度が下がらないか、心配です。
J-tokkyo
伸縮可能な蛍光灯

大阪維新。地方と中央。政界の重鎮たちの橋下徹氏への追従が目に余る、というわけなんだが、中でも小沢一郎氏との会談がマスメディアの注目を集めました。「世相を斬る あいば達也」では、小沢氏と橋下氏の共通の敵は「霞ヶ関」とし、すでに民主党が自民党化して官僚に取り込まれている以上、この二人の「野合」につきあうしか打破する道はない、としています。表題ブログによると、ただ橋下氏の勢いを上手に利用しているのがみんなの党だ、とし、大阪「都構想」を踏み絵にして各党の出方をみている、と分析。一方、こっちの「広原盛明のつれづれ日記」では「大阪維新の会は国政選挙に進出するか、できるか」と分析。橋下改革は大阪だけの局地的な現象であり、全国版にはなり得ない、と書いています。
日本がアブナイ!
橋下イタチに群がる永田町のタヌキたち~橋下&渡辺は、踏み絵を用意

SNS。ネット広告。表題のとおりなんだろうが、日本ではツイッターが半分以上らしい。驚くのは米国でTumblr(タンブラー)の伸び率が約1300%ということ。やはり画像や動画がともなわないと訴求力が強くならない、というわけです。また原典によると、情報共有の73%がオサマビンラディンの「死」や東日本大震災などの「災害」というネガティブなものだと分析しています。
インターネット広告のひみつ
情報共有先の過半数はフェイスブック