イヤー・オブ・ザ・ドラゴンにするために - @ogawakazuhiro

2012年01月06日 15:22

2012年になりました。皆さん、どうお過ごしでしょうか。本年もよろしくお願いいたします。

今年は辰年。僕は年男なので、気合の入り方がかなり違います(笑)。好きな映画の一つに「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」というチャイニーズマフィアと警察の死闘を描いた作品があるのですが、内容はともあれ、今年を自分の干支である龍の年、イヤー・オブ・ザ・ドラゴンとして人生の中で後で振り返られるような一年にしたいと思っています。

さて、本題です。

ここでもご報告したように、僕たちは昨年末にMBO、すなわち経営者による企業買収という手法によって自分の会社(株式会社モディファイ)を買い取り、独立したベンチャーとして再スタートを切りました。技術開発型スタートアップとして、自分たちの理想的なサービス開発にフォーカスすることにしたのです。


ネットスケープの共同創業者として有名なマーク・アンドリーセンは、スタートアップ企業を起業することはライフバランスを崩し、非常なストレスと多大なプレッシャーに苛まれるようになるからやめておけ、というブログのエントリーをしています。彼自身23歳でネットスケープの立ち上げに携わり、更に大金持ちになった後でもエンジェルとしてベンチャー投資を続けていますので、これは彼なりの皮肉なジョークだとは思いますが、先の見えない長時間労働の日々と変化し続ける経済環境に振り回されるのは事実です。

最近、スタートアップの成功の秘訣として、ピボットという考え方が脚光を浴びています。ピボットとは、クルッと踵を返すように方向を変えることです。例えばmixiと並ぶSNSだったGREEはKDDIとの資本提携を経て、ソーシャルゲームプラットフォームへと転身して成功したし、モバゲーを擁するDeNAもオークションサービスからモバイルゲームへとシフトしたから今があります。つまり、創業時のアイデアや市場にしがみつかず、新たなチャンスがあれば、一気呵成に戦略転換して自らを生まれ変わらせてしまうほうがよい、という考え方です。

しかし、同時に、ベンチャーの成功にはグリットという考え方も大事と、ここで紹介したことがあります。グリットとは石にしがみついてでも愚直にやり通す一貫性ある気概や根性のことです。

良い起業家は、このピボットとグリットのバランスがとてもよいのでしょう。日本人の美徳としてはグリットの持ち主(一所懸命の鎌倉武士的?)を礼賛するかもしれないし、業界通ならピボット重視に偏るかもしれません。

僕自身はどちらかというと前者もタイプだと思うのですが、今年はイヤー・オブ・ドラゴン実現のため、改めて、このウェルバランスを模索したいと思います。皆さんの処方箋では、どういうバランスを取れば成功につながると思いますか? ご意見いただければ幸いです。

-小川浩


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