国会議員をひっぱたきたい 37歳、墨田区民 希望はまともな投票

2012年01月25日 08:43

最初に言っておく。私は政治家が嫌いだ。心から応援したいと思う政治家はほぼいない。学生たちが苦労して就活をした先にある企業社会も決してバラ色ではなく日々ドロドロしているが、政治の世界は外野から見ていてもそれ以上だと感じる。その場しのぎの偽善に陥り、自己保身のために矛盾に矛盾を重ねる。政治家にクリーンであることを求めるのだが、「清純派AVギャル」みたいなもので、結局誰もがどこか汚れているように見える。それが我が国の政治家たちである。最近の首相はAKB48のセンターよりも早く交代する。野田「ナマズ」佳彦首相には、高校の生徒会長のノリで首相になった菅直人よりは期待しているのだが。こうして国民の魂は空白化していく。

「国会議員どもをひっぱたきたい」

そう思う瞬間がよくある。いや、ひっぱたくどころか、後頭部に延髄斬りをかましてやりたい政治家だっている。だが、私にはできない。もちろん、ここは法治国家日本であり、行儀よく真面目に生活しなければならないのだが。

真面目な話をすると、そもそも、国民の声が届きにくい我が国の選挙制度についてメスを入れなければいけない。東京都墨田区の下町に住む庶民の声として聞いてもらいたい。


突然だが、あなたは自分の1票の価値を知っているだろうか?政治家たちは「○○に清き一票を」と連呼する。しかし、我々の一票は一票になっていない。

このサイトで試算してみてほしい。あなたの1票は本当は何票だろうか?

私が住んでいる東京都墨田区の場合、私の1票の価値は衆議院議員選挙において0.60票、参議院選挙において0.23票の価値しかない。

私が神と崇める矢沢永吉の伝説のセリフ「お前の一生俺の二秒」を思い出した。永ちゃんなら何を言っても許すのだが、いざ自分の1票が0.23票だと気付くと、いくら真面目に投票会場に行っても、自分の声が国会に届かないことに憤りを感じるわけである。投票率の低下が問題になるが、投票したところで1票の価値がこれだ。自分の存在の軽さに耐えられなくなり、震えるわけである。まだ自分の1票がちゃんと1票だと実感できるAKB48の総選挙の方がまともではないかと感じることさえある。

1票の格差については訴訟も起こっているし、若手弁護士などからは選挙区割の代替案も提案されている。

国民、特にこの問題についてもっと怒った方がいい。こうやって地方の老人に優しい国が作られていく。まずは、このサイトで自分の1票の重さを実感したい。問題だと思ったら、一票の格差を容認している最高裁判所判事にちゃんと罷免投票をする。これが小さくても大きな1歩である。

まともな投票を実現するために、選挙制度改革の議論を期待する。もちろん、一票の格差が是正されたところで、投票したくなる政党、政治家が現れるかどうかは別問題なのだけど。

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部専任講師

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