希代のベストセラー電子書籍化が与える影響とは

アゴラ編集部

このOverDriveというのは学校図書館などを専門に扱う電子書籍サービスなんだが、Amazonと連携したことでペンギンなど欧米の大手出版社から意地悪されていたわけです。で、ちょっとした反撃をしたという記事。ハリポタ著者のローリングさんは独自のプラットフォームで、自身の大ベストセラーの電子書籍化を進めていたようです。彼女の今回の選択は、あちこちへ大きな影響を与えるでしょう。
一方こっちの「WirelessWire News」の記事は、米国司法省が独禁法違反の疑いでアップルと欧米大手出版社の提訴準備を始めた、と書いています。動きの遅い日本の出版界をよそに、欧米では何歩も先の議論が行われ始めている。このハリポタの著者ローリングさんの動きは、日本のベストセラー作家にとっても無視できない、と思います。
eBook USER
ハリー・ポッターシリーズの電子書籍版、OverDrive経由で入手可能に


スゴくタフなロボットです。軍用なんだから当然なんだろうが、これくらいじゃないと使えないんでしょう。しかし、上から下へ落ちるのはいいとして、小さなボディで階段なんかを登るのは難しそうです。軍事技術が民生用技術へ転用されるのはよくあること。これもお掃除ロボットへ反映されていると思います。
Engadget日本版
投げられる偵察ロボ iRobot 110 FirstLook

硯なんて四角いのしか知らなかったんですが、こんな形のものがあり、その理由はいろいろ考えられる、という興味深いブログです。月の表面の模様が何に見えるのかは、世界各地の民族によって様々なんだが、日本では一般的に「餅をつくウサギ」。この見立ては中国から来たようなんだが、ウサギは多産の象徴というわけです。カエル(ヒキガエル)もたくさん卵を産むわけで縁起がいい。さらに中国人の死生観からセミも再生の象徴であり、よく硯の形に模せられるそうです。
墨と硯と紙と筆
月の中のカエル ~蟾蜍硯

ニューヨークにあるeastvillageloveという店が作ってるアクセなんだが、音量コントロール付きの場合、ちょっと高くなるようです。これってiPhoneなんかのイヤホンに、自分で穴を開けるんでしょうか。サイトをみてもそのへんは説明されてません。
j-tokkyo
イヤホンアクセサリー

財政が逼迫してくると、みんな税金の使い道に神経を尖らせるようになります。霞ヶ関のムダ使いのほうがずっと巨額なんだが、同類相哀れむ、とならないのが庶民の悲哀なのかもしれません。この「Everyone says I love you !」というブログでは、税金だけ取って行政サービスを受けさせないのは「ヤラズボッタクリ」だ、と書いている。ただ、ケースワーカーという人たちもたくさんいるわけで、ごく少数の不正受給者から生活保護者全体へ敷衍する無理と同じように、小さな政府だから全体がこうなる、というわけでもない。表題ブログでは、背景には社会の「偏見」に対する公務員の深謀遠慮があったのではないか、と書いている。うるさ方に非難されないうちに予防措置をとっとこう、と考える公務員は、これ以外にもよくいそうです。
hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
生活保護と「異性との生活禁止」

最近はSOHOから外へ出てノマドとか言うんだが、この店はレーザーカッターがあって、自分のデザインでプレートなんかを作れたりするのが売りのようです。ヒマで時間があり余ってる人は、こういう店にいれば退屈しないかもしれません。
Pouch
クリエイティブなカフェ「FabCafe」が渋谷に誕生! Wifi、電源完備でノマドピープルにもオススメ

ウガンダ内戦はルワンダほど注目されてこなかったわけなんだが、これは地下資源があまり豊富じゃないので先進国の覇権から放って置かれてきたからのようです。資源で言えばソマリアも同じ図式なんだが、表題ブログは近年、ウガンダ内で石油が見つかったことが内戦激化と「凶悪な反乱軍」の誕生と関係しているのでは、と書いています。こちらの「Rue89Japon」は、その反乱軍を指揮する人物の悪行を暴くNGOの活動を紹介。どうもウガンダには種々雑多な利権が錯綜し、いろんな団体がうごめいているようです。
全面的徹底改造計画その壱
KONY 2012とJoseph KonyとTullow Oil

大きなクルマが飛ぶのかと思ったら模型です。しかし動画を見ると、なかなかスゴい。ライティングの効果もあるんだろう。それにしてもロシアは寒そうです。
DDN JAPAN
まじ欲しい。BTFの「空飛ぶ車」デロリアンをロシア人が作った!!

東日本大震災での自衛隊の活動は、まさに頭の下がるようなことで、そのへんも結果に出た好感度、というわけです。「軍隊」の性格というのはその政府の性格に規定されるのは当然なんだが、今は代替わりもし、時間も経ち、自衛隊に戦前旧軍の遺伝子はほとんど残っていない。ただ、大きな軍事力を持っていると勘違いする人間も出てくるわけで、そのあたりはキッチリ監視すべきです。軍事力を理解しない防衛大臣は論外の大問題で、自衛隊への好感度はともかく無関心は怖い。上意下達の命令に逆らえないのが軍人であり、自衛官も当然ながら軍人です。
Garbagenews.com
自衛隊への好感度9割超・調査史上最高値に

アンドロゲンが下がると「男らしく」なくなっちゃうらしいんだが、老化と「男子力」の減退は同期します。この無料iPhoneアプリで自分の「おやじ度」を把握しておこう、という話。ちなみにアンドロゲンを増やすには、筋力の増強も効果的。あと、アンドロゲンの一種、テストステロンはサーフィンやロッククライミング、バンジージャンプなど、危険なことをすると増えるようです。
iPad iPhone Wire
おやじ検査


アゴラ編集部:石田 雅彦