W亀井解任劇は政界再編の予兆か

アゴラ編集部

国会がドタバタ喜劇の劇場なのは今に始まったコトじゃないんだが、国民新党の党首解任劇はなかなかの悲喜劇でした。しかし残った人たちって何なんでしょうか。亀井静香氏にしてみれば、庇を貸して母屋を取られた気分かもしれません。
この「素浪人♪の日々不穏」というブログでは、自見庄三郎金融担当相や下地幹郎国民新党幹事長はポストにしがみついている、とし、消費税法案への自見氏の署名は無効、と書いています。ちなみに周知なんだが亀井亜紀子「元」政調会長は、自民党議員だった亀井久興氏の長女で、亀井静香氏とはなんの関係もありません。またこの「日比野庵 本館」というブログは、財務省が消費税増税の閣議決定の効力を精査している、と紹介しています。


こっちの」日々坦々」というブログは、新代表になった自見氏に対し、党の印鑑の無断使用は文書偽造だ、という亀井亜紀子氏の発言を紹介。さらに、W亀井解任劇は野田総理の仕掛けだった、という話。「自分を見る」という名前の人はよくよく自らを省みたほうがいい。
さらに「日本がアブナイ!」というブログは、石原新党と亀井静香氏の動きを分析。石原氏が米国で「爆弾発表」をするかもしれない、と書いています。国民新党のゴタゴタ劇が政界再編へつながるかどうか、というところです。
表題ブログは、亀井氏も結局は権力にしがみつきたいだけ、と書いている。権力亡者でなければ警察官僚にも政治家にもならないでしょう。いずれにせよ、国民新党はすでに政党の呈をなしていない。早晩、残党は民主党に吸収されていくんだろうが、イメージは相当悪くなったから次の選挙での目もないかもしれません。
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あちこちのコンビニに無料Wi-Fiが備えられつつあります。これはローソンのサービスを紹介したブログ。Ponta会員限定らしいんだが、まだiPhoneは使えないようです。で、このブログでは、通信の秘密を侵害していたセブンイレブンのサービスについて言及。ローソンのは大丈夫か、と書いています。
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300万の戦死者を出した大戦を引き起こしたのは「国民の支持」であった。

大阪では計画停電が起きるかもしれないんだが、ハイブリッドカーやEVから家庭用交流100ボルト電源をとる方法について書いているブログです。ハイブリッドなら燃料さえ入れておけば発電可能。車を蓄電池にしておくという発想がこれから一般的になるのかもしれません。
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表題は、東大の分子細胞生物学研究所の教授が論文捏造し、辞職したというニュースの背景について書いているブログです。国際競争も独法化もあり、研究者の研究環境が激変したわけで、このブログでは監督官庁やアカデミズムが無責任で環境悪化を放置し続けてきた、と書いている。さらに、国民も研究開発の環境には無関心だと批判。この「科学政策ニュースクリップ」に事件の詳細が書かれている。当該教授はずっと研究不正の防止について語ってきた人物らしい。研究室の中で活発な議論が求められているということです。
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研究不正が起きる根本原因について


アゴラ編集部:石田 雅彦