Twtterは愚か者を見つけるツール

アゴラ編集部

ロンドン五輪ではSNSが発端の騒動も話題になったんだが、相変わらずTwitterのつぶやきからの炎上も目立ちました。一部でTwitterは「バカ発見器」とも言われているらしい。学生が自分の犯罪歴を吐露したり店員が有名人のプライバシーを暴露したり、誹謗中傷以外にもこれまでいろんなことが起きました。
最近ではこの「ロケットニュース24」の記事、無免許で車を運転する様子をツイートした男性について書いている。ご丁寧にシートベルト非着用の写真も掲載され、愚か者の発見器たるTwitterの面目躍如、といったところです。


表題の記事では、聖心女子大が学生や教職員へ出したアナウンスを紹介しています。いわく「私的な友達同士のおしゃべりであれば問題がないことでも、『不特定多数に向かって発信した』場合は、個人情報の漏えい、名誉毀損、プライバシー侵害、守秘義務違反などの点で問題になることがあります」と警告。「バカ発見器」に引っかからないように要注意、ということです。
【ネタ倉庫】ライトニング・ストレージ
「SNS利用上の注意」


問題それ自体について考えることと、問題を「問題化する」ということは違う、問題化することで問題に対するアプローチが逸れることもある、と書いているブログです。ありもしない問題をあげつらい、問題化すること自体を政治活動と考えている人もいる。いったい何と誰と戦っているのか、本人もよくわかっていないのかもしれないんだが、異を唱える対象に関することならウソでもなんでも飛びついて無批判に問題化してしまう、という習性があるんでしょう。
ほろ酔い浅慮
”「問題化」という問題”について

人間はなぜキラキラしたものに惹かれるのか、という謎に対する一つの回答がここにありそうな記事です。単純に考えれば、水の在処、熟した果実、天敵の目、なんかへの感受性が発達した、と思われるんだが、特殊な神経回路が専用に作られているわけで、生存にかなり重要な要素だということがわかる。つまり、キラキラした宝石や貴金属は、その質感自体に価値がある、ということになります。
(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
サルは光沢を見分ける 特別な神経細胞を持っている

この比較はかなり興味深いです。中国とインドの石炭、ロシアの天然ガス、カナダとブラジルの水力、フランスの原子力、というアンバランスさが際立つ。もちろん国内のエネルギー資源を反映したものなんだが、まだ石油依存がやや多いものの、日本は一見バランスはとれているようです。あと、BRICsの原子力発電がまだ少ない。また、こないだ大停電の起きたインドは、世界第4位の石炭埋蔵量を誇る国だそうです。
Garbagenews.com
各国エネルギー政策が見えてくる・世界主要国のエネルギー源をグラフ化してみる(2011年分対応版)

東日本大震災は、我々が抱いてきた従来の考え方をけっこう変えたわけです。人間いつかは必ず死ぬ、という当たり前のことを身近に惹き付けるようになった。消費行動にもそれが現れている、と言います。つまり、墓の中まで金を持ってけないので生きてるうちに使ってしまおう、という発想。想像力を発揮すれば、自分がビルの瓦礫に埋まり救助を待っている、という状況は必ずしも非現実的ではない。そんなときに大声を出し続けると体力を消耗してしまいます。ブザーで知らせることができれば救助される確率は格段に上がるでしょう。このブログでは、そんな商品を紹介しています。
Sallyの家電研究室
防犯と防災のための大音量ブザーのこと。

表題のブログでは、車のテレビCMについて書いています。ちょっと人の感情を波立てるくらいじゃないとインパクトは薄い、というわけ。クライアントと視聴者、社会的なモラル、といった間のギリギリの境界線を模索するのが、制作側にとって被虐的な楽しみだったりするんでしょう。この「インターネットコム」では、そのオーリスにからんだイベントを紹介。確かにこれはなかなかおもしろそう。東京の代官山で8月26日までやってるらしい。
自動車評論家 国沢光宏のホームページ
イキナリお尻

これ、なかなかおもしろそうなアニメです。日本のアニメ業界は、良くも悪くも宮崎駿氏を意識せざるを得ない、という象徴的な作品なんでしょう、見てないけど。で、このブログでも警告ありなんだが、ネタバレの可能性もあるので要注意です。
死んだ目でダブルピース
ジブリよりジブリ的? 「おおかみこどもの雨と雪」

そもそも二大政党制は「特殊」なものだった、というインタビュー記事です。今の日本の政治状況をみると、小選挙区比例代表制、というヘンテコな制度を導入した悪影響も大きい。どうしてこんな虻蜂取らずなことになったか、といえば、政権交代可能な二大政党制を実現する、というのが動機だったわけです。しかし、実際には1990年代の初めごろ、すでに中選挙区制下で政権交代はしていた。二大政党制だから政権交代できる、というのはおかしな話で、どうも先に二大政党制ありき、という論理があったような気がします。この記事にあるように、王室と領主、議会が格闘しながら築き上げてきた英国の制度を、こんな日本に安易に導入してうまくいくはずもない。日本で喧伝されている二大政党制のメリットは、何か別の目的があって国民に吹き込まれたんじゃないかと思います。
ガジェット通信
日本に2大政党制は合わない?(東京大学教授 宇野重規)

これは、そんなに「ミラーあり一眼」のラインナップを充実させていいのか、という疑問がまず浮かぶ話です。5DはMark IIIまで出てるわけで、このブログで書いてるように70Dを出すのが「正統的進化」じゃないかと思う。ただ、キヤノンはコアなファンを裏切るのがデフォなので、どうなるか微妙なのも確かです。
デジカメinfo
キヤノンEOS 7D Mark II のスペックに関する噂が掲載

医薬の発展のためには、さまざまな実験動物が使われます。研究機関とか研究機能を備えた大学病院の裏山なんかへ行くと、ひっそりと実験動物の慰霊碑や墓地が建てられていたりする。この記事では、モデルマウスではなく、モデルブタを作り出した、と書いています。重度に免疫機能が失われた動物、というのは、完全無菌状態の環境で飼われているんだろうが、こうした動物たちのおかげで我々に長寿がもたらされているわけです。
官庁通信 「今日の話題」
免疫不全ブタの開発に世界で初めて成功 大型ヒト疾患モデル動物、抗体医薬品、再生医療に期待

セカイカメラから派生したサイト「tab」の井口尊仁氏のインタビュー記事。iPadと心中、という感じで大丈夫なのかというのは、インタビュアーじゃなくても気になるところなんだが、とりあえず後半を読みたくなりました。
Startup Dating
tabは「勝てるプロダクト」なのか?ーー頓智ドット/井口尊仁氏インタビュー(前半)


アゴラ編集部:石田 雅彦