政治の季節の到来

アゴラ編集部

今週末には国会も終わり、いよいよ政治の季節になってきました。マスメディアは稼ぎ時なので、マッチポンプどころかマッチ摺りまくりです。火消しもしない。日本人に限らず、どこの国のオヤジも政治談義床屋談義が大好きなので、酒場の話題も盛り上がりそうです。


この「ニコブログ」は、東国原英夫前宮崎県知事や中田宏前横浜市長らが維新の会の目玉候補になったという記事を紹介。よくもまあノコノコ出てこれたもんだ、と嘆いています。
表題のブログでは、民主党の代表選へ出馬か、とされる細野豪志議員について書いています。彼が代表に選ばれれば、次の選挙の風向きもちょっと変わりそうで自民党は困るんじゃないか、というわけ。このブログ主は小沢シンパなんだが、橋下市長でも細野議員でも小泉進次郎議員でも、誰がなっても同じだ、と叫んでいます。
【稗史(はいし)倭人伝】
橋下、細野に進次郎……マスコミのオススメは?


日本では明治に入るまで馬を去勢する習慣がなかった、なんて言われてるんだが、発情期の牡馬なんて一種の「猛獣」です。馬にまつわる戦国時代のいろんな逸話には、そうしたものが多い。ただ、日本の馬は小さかったんで、そう迫力はなかったかもしれません。もちろん去勢すれば繁殖用には使えないので、活躍した競走馬が種馬として高値で取引されることを考えれば、そうそう去勢はできない。このブログでは、去勢した競走馬について書いているんだが、一口馬主の持ち馬が去勢されたそうで、いいことづくめなんだから安心しなさい、と励ましています。
ガラスの競馬場
去勢することのメリット

電力が完全に自由化すれば、日本全国に電力会社が林立し、それらの電力会社の株が上がったり下がったりするようになります。自由主義経済においては、株の上下動について政府が過度にコントロールしたり、口を挟んだりするのは御法度。自縄自縛に陥りかねません。ただ、ライフラインに関連した企業については、こうした容喙が可能かどうか、という話です。
忘却からの帰還
カリフォルニア電力危機のときの相場操縦についての裁判

英国のイエローペーパーが流したデマがもとになってるんだが、問題提起としてはなかなか優れたものです。人間なんていつ死ぬかわかりません。そのとき、自分のPCやiPhoneの中にあるデータはどうなるのか。誰のものか、ちゃんと考えておかなければならなかったことでもあります。
Tech Crunch 日本版
ブルース・ウィリス、iTunes音楽の所有権についてAppleを訴訟せず

いろんなことを考えさせられる記事です。100年続いた企業も今の世の中の早過ぎる流れでは、総身に知恵が回りかねる、という感じなんでしょう。アップルの次期iPhone、発売時期をズラしたり品不足になる、なんてことが起きれば、その原因について世界的な袋だたきにあってしまうかもしれません。
MACLALALA2
シャープだけが量産体制にはいれない?:WSJ

製造業以外にも非正規雇用が導入され、日本では一気に非正規労働者が増えました。これは産業全体の中で製造業の比率が下がり、反面サービス業などが増加し、IT化による労働の質の変化や女性労働が市場へ参入したことが大きいんだが、受け入れる側の企業の負担を減らす、という政策的なプッシュがあったのも確実です。非正規雇用では、福利厚生や雇用保険、社会保険なんかを企業側が負担することは少ない。その分、社会保障と税の関係で国民へ負担を押しつける必要性があった。ようするに、日本では企業の労働コストを国民へ転嫁したわけで、そんだけ産業界は疲弊している、というわけです。このブログでは、これが少子化へ直結している、ということを分析。産業界が不安定な市場や利益への調整弁として非正規雇用を増やすのと同時に社会全体の結婚事情も不安定になっている、というわけです。
センショーの官僚のお仕事と日常のブログ
非正規雇用の男性は本当に結婚できないのか?

ナレイン・カーティケヤン選手というF1レーサーがいるんだが、この記事ではアジア選手の中で小林可夢偉選手を脅かす存在になるかも、と書いています。このインド人レーサー、スペインのHRTってチームで戦ってるらしい。かつて中嶋悟選手を日本総出で応援していたようなことが、今のインドで起きているのかもしれません。ところで、今年の小林選手はドイツGPで4位に入り惜しかった。鈴鹿での活躍を期待してます。
THE DIPLOMAT
Formula 1 Hits the Accelerator in Asia

自分と他者の間に何があるか、といえば「インターフェース」です。これは自己とそれ以外を区別するために必須なもので、ありとあらゆる存在についている。これは意識無意識の問題でもあるんだが、では大自然に備わったインターフェースはいったい何か。それは大自然の側にあるのではなく、自分の五感ということになります。インターフェースを持たないガジェットを考える場合、我々の五感に直結させる必要があるんだが、意識するだけで何かの装置が動かせたら、それが究極のインターフェース、というわけです。
Nothing ventured, nothing gained.
最良のインターフェイスとはインターフェイスを持たないことだ

これ、MACKINTOSHの世界で二番目の海外店舗らしいんだが、軍用としても長い歴史のある服飾メーカーです。ゴム引きでハードな雰囲気がマニッシュで、女性にも人気のブランド。英国ではレインコートの代名詞にもなってます。お店はインテリアデザイナーの片山正通氏によるものらしい。
VOGUE
「マッキントッシュ」日本初の旗艦店が青山にオープン!

ロンドン五輪では、日本人の男子選手はよく泣く、と世界的な話題にもなってたんだが、男子だって泣くべきときがあります。五輪の場がふさわしいかどうかはわからない。このブログでは、芸のできない象が身もだえて泣く、という逸話から米国の哲学者ノーム・チョムスキー氏がカンボジアではなくラオスで泣いた、という話を紹介しています。
私の闇の奥
泣くという行為


アゴラ編集部:石田 雅彦