アップルの地図謝罪をどう読むか

2012年10月03日 09:31

新OSでiPhoneの地図がヒドい、という声はあっと言う間に世界中へ広まりました。ナゼかと言えば、単にGoogleマップを搭載しなかっただけなんだが、アップルが自前に用意した地図が予想以上にお粗末なものだったから。アップル対Google戦争の余波、というわけです。アップルはしばらく静観してたが、不満の声が高まるとおもむろにティム・クックCEO自らが謝罪し、他社製のアプリを紹介することまでした。この対応についても、ネット上では賛否両論。アップル支持の提灯記事も散見されます。


この「ギズモード・ジャパン」に書かれているとおり、アップルには、いわゆる「エバンジェリスト」と呼ばれるボランタリーな広報官があちこちにいるわけです。こういうのは昔からいる。頼んでもいないのに必死でアップルを擁護してくれる「信者」なんだが、もうあちこちにいる。アップルはすべてにおいて金科玉条で、彼らはアップルが間違ったことをしても指摘しません。アップルが珍しく謝罪した新OSの地図もあくまで好意的に解釈する、というわけです。この記事ではそれを「現実歪曲空間」と呼んでいる。
独善的唯我独尊状態に陥ると、それは得てして危機に直結することがあります。今回の地図騒動は、アップルの誠意か、周到な戦略か、それとも愚かなドグマか、ということ。表題のブログでは、クック氏は謝罪なんかする必要はなかった、という意見を紹介。アップルは危機管理的に正常な行動をしている、という分析もあるんだが、一つのアプリの不具合がこれほどの騒動になること自体、影響力の大きさを表している。ちなみに、この「ネタりか」というサイトで紹介されてるように、アプリがなくてもwebブラウザからGoogleマップを使うことは可能です。
Computerworld
アップル・クックCEOの謝罪「必要なかった」と見るアナリストも


家政婦ロボットPR2、登場間近?
web R25
ルンバかサンバか知らないが円盤型掃除ロボットが大盛況です。しかし隔靴掻痒というか中途半端というか、広大なリビングの米国家庭ならともかく、日本の狭い家屋であんなのが活躍できるとは思えません。それにしても、ASIMOなんかで「ロボット大国」といわれてきた日本はいったいどうしちゃったのか。この記事を読むと、やはり日本の物作り、限界にきてるのかもしれません。
この「Willow Garage」ってとこが開発してるらしい。

政と官の間で
センショーの官僚のお仕事と日常のブログ
霞ヶ関の官僚機構については、いろいろと言われてるんだが、1990年代後半からの行政改革で少しずつ利権や権力が削られてきたようです。どんなシステムにも善し悪しがあるわけで、有能な機能を上手に使っていくほかはありません。このブログでは現役の官僚が、秘書官を務めていたときの「政と官」の違いについて感想を書いている。行政は政治によって動かされるので、ここで書かれている違いが大きいんでしょう。

グリーン好きに朗報! スペインから初上陸した、15日間水遣り不要の便利アイテム。
VOGUE
植物の哀れなのは、口をきいたり積極的にアピールできないことです。水が無くて乾いてきても訴えることはない。そのまま枯れてしまいます。これを使うとしばらくは大丈夫、というわけなんだが、旅行へ行くときなどの緊急事態用。小まめなケアが大事なのは言うまでもありません。

少し明るい情報
自動車評論家 国沢光宏のホームページ
とりわけ自動車メーカーにおいて今回の日中関係の険悪状態をどう乗りきるか、について書いているブログです。最近の中国では、小売など全資本外資で進出する業態も認められてきたわけなんだが、メディア系や製造系など現地の資本との合弁でなければ認可されない分野もまだ多い。自動車もそうで、日本メーカーは現地合弁で車種を作ってます。日本車への風当たりはしばらく強いままだろうから、現地ブランドで車を作ればいい、というわけ。いずれにせよ、日中の経済関係は予想以上に強く太いようです。

「ありがとう」で桃が長持ち? 2000人が「いいね!」した驚きの実験
ねとらぼ
ちょっと前の記事なんだが、いまだにそれがFacebookで盛り上がり続けてるようです。こういうのは何百何千ものサンプルで比較しなきゃならない。気のせい、というバイアスがかかりやすいわけで、人間の内面にある「こうなるべき、こうなったほうがいい」という傾向が影響するんでしょう。

こういう詐欺メール絶対くるぞ
増田くん日記
厳罰化された違法ダウンロードはネット上でもさまざまな角度から取り沙汰されています。この投稿は、今回の厳罰化を利用した振り込め詐欺の手口を予想(というか、実際に来たのか?)。おなじみの手口なんだが、こういうのに共通してるのは固有名詞が出てこない、という点です。たとえば著作権者はどこの誰でどんな著作物について違法にダウンロードされたのかが書かれていない。こういうのにダマされる人が仮に千人万人に一人いたとしても、不特定多数へMailを出して一人でも引っかかればメッケモン、というわけです。

そりゃCD買う気もなくなるわ。avexのページにアクセスするだけでこれだ。 と話題
A!@attrip
で、こっちは各レコード会社のホームページに出てくる違法ダウンロードの「警告文」について書いています。avex、東芝EMI、SMEなどは「過激」なんだが、ポニキャニ、ワーナーミュージックなんかはおとなしい。ともかく、連中から警告されると禿げしく萎える、というわけです。

これが本当の戦場だ! アフガンでタリバンと戦闘中のアメリカ軍兵士が撮影した「兵士視線」の映像が恐ろしいと世界で戦慄
ロケットニュース24
こういうのを見ると、どこから飛んでくるかわからない銃弾というのはまさに脅威です。身を隠そうとしても撃たれてしまう。神の目から眺め見下ろされてるような感じ。スナイパーは効果あり、というわけです。それにしても実際の戦場では、けっこう叫んだり大声を出したりするもんだ。しかし、この映像の兵士は助かったようなんだが、残念ながら撃たれて戦死した米兵も多かったんでしょう。

篠山紀信によるポートレイトの力! 国内美術館初の大規模個展を開催。
VOGUE
この人、坊主の息子です。一人っ子じゃないカメラマンも珍しいんだが、なんでも被写体にしてしまう貪欲さが特徴。カメラマンというのは、ズケズケと出しゃばり、自己陶酔型の独りよがりじゃないとダメです。この人もそうだと思う。しかし、やはり「今を切り取る」「旬の被写体を撮る」という「視点」が受けるわけです。その点では決して独りでよがってばかりじゃない。そんな「鬼才」の個展が開かれる、という記事なんだが、混迷の時代、旬のモデル不在の時代、全ての携帯端末にカメラが搭載される時代、カメラマンも大変な時代、というわけでこの人も「最後の鬼才」の一人なんでしょう。「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」、2012年12月24日まで(11:00~19:00※金・土は20:00まで/最終入場は閉館の30分前まで。休館日/月曜日※祝日の場合は翌火曜日)。会場/東京オペラシティ アートギャラリー


アゴラ編集部:石田 雅彦


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