「クラゲ議員」を落選させよう

2012年10月15日 11:12

超党派の議員でつくる原発ゼロの会が、メンバーをつのっているそうだ。シンボルマークは右のような気持ち悪いもの。クラゲが原発を止めたことから「原発に抵抗するシンボル」として倉本聰氏が決めたそうだが、クラゲが火力発電所も止めたことを知らないらしい。参加条件は次の3つを公約することだという。

  1. 原発依存ゼロ

  2. 使用済み核燃料の再処理ゼロ
  3. 再生可能エネルギーへの大胆な転換


90人と称する名簿は今のところネット上にはないが、発起人は次の通り。

 近藤 昭一(民主・衆)
 逢坂 誠二(民主・衆)
 河野 太郎(自民・衆)
 長谷川 岳(自民・参)
 加藤 修一(公明・参)
 山内 康一(みんな・衆)
 笠井 亮(共産・衆)
 阿部 知子(社民・衆)
 斎藤 やすのり(きづな・衆)

彼らには次の質問をしてみたい:

  1. 「原発依存ゼロ」が100年後の目標なら意味がないし、20年後なら民主党のように破綻するが、いつを期限にしているのか?

  2. 「使用済み核燃料の再処理ゼロ」にしたら、44トンのプルトニウム(原爆5000発分)はどうするのか?
  3. 「再生エネルギーに転換」したら2020年までに24兆円の国富が吹っ飛ぶが、それに見合うメリットは何か?
  4. 日本で原発事故が起こるとすれば巨大地震のときだが、地震・津波で最大32万人が死亡する。原発だけゼロにしてもリスクはほとんど減らないのではないか?
  5. 原発をゼロにすると火力発電によって環境が悪化し、死者は増えると予想されているが、何のために原発をゼロにするのか?

要するに、ここにリストアップされた議員は「経済への悪影響も環境の悪化も考えないで、国民の恐怖に迎合するポピュリスト」ということだ。次の選挙で落とす議員のリストとしては便利だ。

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池田 信夫
アゴラ研究所所長 SBI大学院大学客員教授 学術博士(慶應義塾大学)

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