「食」の新番組は成功するか

アゴラ編集部

食欲の秋、ということでもないんだろうが、往年の名物番組『料理の鉄人』が復活です。リメイクという手法はありがちなんだが、コンテンツ不足アイディア不足の感は否めない。かつてのような高視聴率番組になるかどうか。10数年前と比べ、これほどまで食が多様化し、嗜好もチョイスの幅も膨大で、かつまたデフレでエンゲル係数が上がってるわりに各食事の質が下がっている環境変化のもと、その影響が注目されます。


番組については、こっちの「NAVER まとめ」で実況レポーター役の宮川大輔さんのセリフが気になる、と話題。宮川さんと言えば自身で料理番組も持っていて食べ物にはうるさい。そんな関係でのキャスティングでしょうか。しかしどうして「佐野さん佐野さん」がこんなにも耳障りなのか、ちょっと気になります。審査員についてもネット上では酷評。そういえば、以前と比べネット環境は格段に進歩してます。あの審査員と実況だと、Twitterでそうとう叩かれそうな予感。
この新番組、以前は鹿賀丈史氏が勤めた主宰は玉木宏氏になり、「鉄人」こと「アイアンシェフ」は全部で4人になったらしい。それぞれ、和のアイアンシェフは東京湯島「くろぎ」の黒木純氏、34歳。中華のアイアンシェフは、東京赤坂「トゥーランドット臥龍居」の脇屋友詞氏、53歳。フレンチのアイアンシェフはフランスから須賀洋介氏が来日、35歳。で、4人目のアイアンシェフは空位とし、その席を目指しての闘いとなるらしい。脇屋氏以外は若手の布陣です。
10月26日OAの第1回目は、かつての和の鉄人、道場六三郎氏から推薦された弟子の宮永賢一氏がフレンチのアイアンシェフ須賀洋介氏と対決。テーマ食材は「サケ」。アイアンシェフ側が勝利となったわけです。
表題ブログでは、若いアイアンシェフに期待し、米国の同類番組を紹介しつつ、以前のような「オイシイ」番組になるかどうか不明、と書いています。なんだかんだ言っても、食べ物番組は鉄板なんだが、二番煎じと言われないように軌道修正し、おかしな方向へ盛り上がらないように気をつけなきゃならない、という意味であんがい難しい番組なのかもしれません。いずれにせよ、現場が局上層やスポンサーの容喙をうまくはぐらかせなくなったらお終いです。
バフショップスタッフの日記
和・中・仏の新アイアンシェフは誰? 玉木宏のヒントは「若い」


iPhone5内蔵の地図がひどすぎてレイチェルを救出できないバットマンのパロディ動画が笑えてしょうがない!!
Pouch
相変わらず、根本的な修正がなされないiOSの地図なんだが、あちこちで揶揄した「作品」が現れ始めています。表題の動画もその一つ。この「ニュースの社会科学的な裏側」というブログでは、スティーブ・ジョブズ氏の「怨念」がお粗末な地図の原因、と書いています。亡くなっちゃった今では真相は闇の中か。しかし、なんでもアップル信者にとって許容しがたい話ではあります。

「Windows8入れたのにタッチパネルにならねーぞ!」と怒鳴りこむ客が日本で続出中  NHKもニュースで注意喚起する事態に
ニュース2ちゃんねる
まだこんなことをやってる、ということは、学習で人間のスキルというのは向上しないし、ネットが発達しても信じられているほど知識は共有されない、ということです。こんな高度過ぎの記事(Tech Crunch 日本版)は論外なんだが、パソコンリテラシーを学校でちゃんと教えてるのかっ! なんて小一時間(ry。まあうちの家人も同じ程度のレベルです。てか、タッチパネルって何? とか聞かれそうで怖いわ。

ファイルサイズ制限なしで巨大ファイルを直接相手に送信できるフリーソフト「zeZebra」
GIGAZINE
ここからダウンロードできるんだが、お互いにこのソフトをインストールしてなきゃなりません。便利そう。でも、あまり広まって欲しくないかも。知らないヤツから変なファイルが送られてきそうです。

ドランクドラゴン鈴木、トータルテンボス藤田……次々Twitterを止める有名人に欠けていたスキル
ガジェット通信
Twitterは「愚か者を選別するツール」などと言われて久しいんだが、凝りもせず日々続々と後進が続きいています。不特定多数がフォロワーになり、誰でも彼でも匿名で言いたい放題なわけで、本名や芸名でつぶやけばそれなりの反応が来るのは当然。煽られ耐性のない人はやらんほうがいい、ということです。

地震予報の失敗はありえることで・・・・その発表の仕方に問題があったんだと思う。
オタの独り言
断定しちゃダメってことです。科学なんてのは、ほとんどいい加減であいまいなもんです。最初から仮説で成り立っていて永遠に仮説のまま、なんてのもけっこうある。宇宙論なんてのはその最たるもんだ。地球の中だって、誰も見たことはありません。こんこん叩いて反響から探るだけです。地震の発生の根拠になってて、ニュース解説なんかでも頻繁に出てくるプレートテクトニクス論なんてのも、あれはまだ確定した理論じゃありません。プレート仮説じゃ説明できない地質学的な現象はゴマンとあります。

「恥の多い生涯を送ってきました」古今東西の本の書き出しを集めたサイトが面白い!
Kotaku JAPAN
んー、どうなんでしょうかね、これ。いいものもあれば全く共感できないものもある。玉石混淆とはこのことでしょう。「セックスの後のみりんはうまい」なんてハァ? という感じ。確かに書き出しは重要なんだが、それで引き込まれる小説とそうでない小説がありますね。

アクセス困難な「秘境駅」がブーム
web R25
個人的なコスプレ撮影会なんかで「廃墟ブーム」があったんだが、これもその一種でしょうか。行くのが困難な駅、というのが形容矛盾でシュールです。行けないのは勝手なんだが、ここで降りたらどうするんだろう。しかし、人気のない場所というのは、わりと物騒なので要注意して行くべき。婦女子が単独や少人数で行くのはお勧めしません。

ナタリー・ポートマン まつ毛がきれいすぎて禁止に
フィールドプロモーションニュース
これ、おそらくそんなに修正はしてないんじゃないかと思われます。もともときれいなじゃないでしょうか。それが詐欺だ、というんなら誰も起用できず、むしろ劣化させなきゃならない、なんて倒錯的なことも起きそうです。それにしてもナタリー・ポートマンさんってのは不思議な女優で奇行も多い。エキセントリック過ぎですね。

国立デザイン美術館をつくろう!
弐代目・青い日記帳
デザイナーの三宅一生氏と美術史家で国立西洋美術館館長の青柳正規氏が「国立デザイン美術館をつくる会」を設立し、こないだシンポジウムを開いたらしい。ここに会のサイトがあります。国立、というのは税金で設立するわけです。ただ、この団体自体は募金で運営するそう。これから活動がどう展開していくのか要注目です。


アゴラ編集部:石田 雅彦