根拠ない上げムードの景況感が怖い

2013年01月15日 07:00

昨日は太平洋岸も大雪大荒れの成人の日でした。年末年始から議論になっている政治経済の話題は、連休中ということもあり中休みといった感じです。政権へ復帰した安倍総理や与党自民党が景気良さげなことを言い続け、そのせいか経済も何やら盛り上ってきているような気もしますが、連休や大雪で国民は目が醒めて我に返ったりしないんでしょうか。この「日本経済をボロボロにする人々」というブログでは、アベノミクスが早くも限界を露呈しつつある、と書いています。今やろうとしている金融財政政策は一時的なカンフル剤のつもりだろうが真逆のことをやっている、というわけです。


財界や官界と距離をとった民主党政権の政策は、実態はともあれ基本的に財政再建や福祉へ重心を置いていたので、そりゃやはり景気のいい耳障りのいい話にはなりません。今のヒトにそんな臥薪嘗胆堅忍不抜が長く続くわけもない。自公政権は政財官へのバラ撒き政策に戻ってるんだが、世の中に金がまわればいずれはオコボレも落ちてくるだろう、という根拠のない期待感が国民の間に生じつつある。よく考えれば、連中に回されてる金は我々が払った税金や我々がいずれ返さなきゃならない借金だ。しかし、長かった辛抱状態にどうも国民は耐えきれなくなっているようです。

この「Garbagenews.com」では、昨年12月の景気ウォッチャーの調査データから、景気の先行きに対する上げムードについて、政権交代によるさまざまな状況変化が心理的に影響し、期待マインドを押し上げている、と書いています。政治や行政の方向性が正しく、まっとうならば、中長期的にもウォッチャーたちのマインドは上方を維持するんだが……というわけです。

表題ブログでは、1月11月付けの財務省・内務省のデータから、円高進行による景況感が次第に現れ始めている、と書いています。EUも含めて全体的にネガティブ要因が少なくなり、逆さに振って悪い要素を出し尽くした結果、やや上向きになったところへ自公政権の景気浮揚アナウンスなどが追い風になっている、ということでしょうか。

しかし、こういうのを読むと、不思議なもので景気なんてのは「気」というくらいで心理的な影響がけっこう大きいんだな、と感じます。労働人口消費人口だって減り続けてる。実態としてはそれほどポジティブな材料などないのにも関わらず、長引くデフレや縮小均衡に嫌気が差し、さしたる根拠もなく景気のいいほうへ気分転換したい、というところなんでしょうか。「インフレ期待」も似たようなもんなんだが、余力なしで突っ走る一種の「蕩尽」なのかもしれません。しかし、お祭りじゃないんで実態経済がともなわなかったときの反動が怖いです。
官庁エコノミストのブログ
本日発表された経常収支と景気ウォッチャー調査結果から何を読み取るか?


ディズニーの雪だるまが可愛すぎてやばい!キャストさん凄すぎでしょ!
ついっぷるトレンド
月曜日はもう大変な大雪でにっちもさっちもいきませんでしたね。しかし、あの雪の中、TDLなんかへ行く酔狂なヒトもいたようで、こんな画像をTwitterへアップしていました。○が三つ集まると、なんとなく例のキャラクターに見えてくるから不思議です。TDLのスタッフが作ったもののようなんだが、すでに溶けて今では跡形もないでしょう。諸行無常である。

家電のコンパクト&プレミアム化の潮流と、復活を望むシャープの「食洗機」のこと。
Sallyの家電研究室
少人数家族の家庭、さらに家族で別々の食事を取る家庭も増えてきたわけです。家電業界も大変なわけで、画一的な大量生産で一般的な消費をまかなうわけにはいかない。それほど安くもない家電を個々人ごとの好みにカスタマイズしなきゃ売れないんですね。作る側から言えば面倒な話だ。こういう多機能家電ってのは、まだ今のところ中国製より日本製のほうが質は保たれてます。ただ、核家族化や少子化は中国も同じなので、遠からず追いつき追い抜かれるでしょう。で、食洗機なんだが、うちでもホシザキ製のを使ってるんだが、これだけ技術が進んでもやはり手洗いに優るモノはありません。

後からテキストに変換できるiPadの手書きメモ MyScriptMemo
W&R : Jazzと読書の日々
タブレットPCで会議のメモなんかをとることが多くなりました。そんなときに使うのが手書きの文字をデジタルに変換してくれるアプリ。このブログでは「MyScriptMemo」なる便利アプリを紹介。こういうのは長文をメモし続け、あとで必要な部分だけデジタルに変えて保存、という方法が多いと思うんだがどうなんでしょうか。こっちの「最終防衛ライン2」というブログでは、各種のiPad手書きメモアプリを紹介。個人的には「7notes」ってのが使いやすい。これは日本語対応のKindle版も出てます。

サウジアラビア  繰り返されるアジア人出稼ぎメイドを巡るトラブル 背景に差別意識も
碧空
イスラム世界の女性たちに(西洋近代主義的な)人権がない、ということはいろいろと有名な話です。こうした差別被差別の構造、というのは、下がより下を探し出してさらに差別を押しつける、という悪循環になりがち。学校のイジメでも似たような構造になってます。グローバル化により、労働力が容易に国境を越えるようになったわけなんだが、このまとめ記事では、出稼ぎメイドに関係した悲惨な事件を紹介。受け入れる側の意識を変えることもさることながら、出す側の国がよほどしっかりしていないと自国民を保護することさえできない、ということです。

スゴイを通り越して怖いくらい! とても豊かな表情の赤ちゃんロボが公開され衝撃を与える
ロケットニュース24
ロボット技術には「不気味の谷」ってのがあって、人間に似れば似るほど「怖くて不気味」になってしまいます。ようするに、人間というのは自分との違いを敏感に察知する、したがる存在、ということで、人間そっくりの作り物があったら重箱の隅をつついて無理やりにでも違和感を感じたがる。これを回避するため、初音ミクなんかの人工音声では、わざと電子的に人間ぽさから離す、というようなことまでしてるらしい。この記事で紹介されてるロボットは、どこかアメコミっぽいところがさらに妙。共同開発したKokoroという日本の会社は、恐竜展示なんかで動くティラノザウルスを作ってることでも有名。しかし、動画をジッと見ると、やはり不気味です。

シゴトクpresents 企業と学生のコラボ企画 第1弾! 「女子大生がつくる!日本一恋に効くバレンタイン焼鳥!」
RP TIMES
女子大、というのもあちこちにたくさんあって、毎年、多くの女子大生が社会へ出て来るわけです。「高学歴」のそんな人材を活用する受け皿が、今の日本にそうあるとも思えない。この就職難で学生もどこかへ入りたい、大学も就活で成果を上げたい、ということで求人サイトが知恵を絞ってアレコレ仕掛ける。これはバレンタインデーと焼き鳥を合わせた企画なんだが、どうしたって無理やり感が漂っています。これがそのFacebookページ。コラボするのは東日本の総菜屋チェーン。求人サイトも大学も飲食業も、どこもそれぞれ大変、ということです。

スマートフォンの裏側に、バッテリーを必要としないE-Ink画面を搭載したYotaPhone登場
Tech Crunch 日本版
これは、なるほどぉ、ポンと膝を打つようなシロモノです。確かにずっと表示させておきたい画面、というのはあります。そっちを電気を消耗しないE-Inkにしときゃいい、という発想。こういう小技は日本企業の独壇場だったんだが、Yotaってのはロシアの会社です。

社畜と化せ!!|責任感があって素直で真面目なだけが取り得のような人材だけを見極めて採用する斬新なゲーム!
iPhone女史
こういうアプリを見ると、ホント世の中、病んでるな、と感じます。Facebookで上司のタイムラインに自動的に「いいね」を押すアプリなんかもあるくらいで、どんどん日本人の社畜化が進行中、というわけです。自ら社畜になりたがるなんて、もうブラック企業どころの騒ぎじゃありませんね。

書聖「王羲之」の精巧な模本が「大報帖」やっぱり日本で見つかった。遣唐使がもってきたもの?これは大発見すぐる!
歴史ニュースウォーカー
王羲之は4世紀、東晋時代の伝説的な書家なんだが、直筆のものはすでに残っていません。唐代の皇帝が王羲之の書を熱愛するあまり、死んだときに彼の書をまとめて自分の墓へ入れさせたため、とされています。王羲之と伝えられる書はすべてコピーというわけ。王羲之のコピーについては、文禄慶長の役の際に伊達政宗と細川忠興の二人が漢陽(今のソウル)の城内で発見した草書「孝経」を取り合った(のちに伊達家へ)という逸話もある。この書には唐の太宗の親筆が入ってた、というからどうも本物らしい。で、この王羲之の特別展が1月22日から3月3日まで東京国立博物館で開かれます。もちろん、今回発見された王羲之尺牘 大報帖(おうぎしせきとく たいほうじょう)や国宝クラスの多くの資料も展示。これはぜひ見たいものです。

CD購入でMP3データも無料で提供─「Amazon AutoRip」スタート
That’s Life -Notes-
日本ではかなり無理メな話なんだが、米国のAmazonでは音楽CDを買ったら、そのMP3のファイルも無料でついてくるようになったようです。CDってのは、アレは案外かさばる。フタのちょうつがいんところが脆弱で泣き別れになるのも困りもんだ。このブログでは、日本の音楽業界も売り手の都合ばかり押しつけず、こうしたサービスにも目を向けたらどうだ、と嘆いてます。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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