「はあちゅう」なる小娘様に37歳男子が異論を挟む

2013年02月26日 07:00

(注・今回はアホネタなんで暇つぶしにお読みください)
昨日、今を時めく田端信太郎さんのFacebookで知ったのだが、「36歳以上で結婚していない男性は何かしらの問題が・・・?」という世の男たちを明らかに敵に回しそうな、釣りタイトル見え見えの記事がネット上で話題になっていた。


なんでも女子会で、「36歳以上で、結婚してないor結婚を考えるパートナーがいない人は、何かしらの問題がある」説が盛り上がったそうで、「マザコン」だの「夢追い人」だの、“札付き”の男性像についてあれこれと指摘している。それで最後は、「とにかく、何かしらの『結婚出来ない理由』や『歴代彼女が結婚をしなかった理由』があるから、気をつけようね」という“統一見解”でまとまったそうだ。

●またも出現キラキラ女子
うーん、どうなんでしょう。またむず痒いぞ(笑)で、執筆者は「はあちゅう」氏。名前と噂は耳にしていたが、そもそも何者なのかとまずは偵察だ。なるほど。本職はマーケティング会社トレンダーズの社員で、「キレナビ」という美容関連サイトの編集長だそうだ。さらにリサーチを進めると、大学卒業後は電通に在籍し、辞める際にはご丁寧にブログを書いて注目を集めたそうな。おや、会社員なのにアメブロは「Powered by Ameba」と芸能人並みの公式扱いではないか。昨日、「キラキラ女子」の記事を読んで目がクラクラしたばかりで、今度はサイバーエージェントの女子を超越するキラキラぷりに仰け反ったぞ。Facebookのお友達には私なんぞが一生かけてもお目にかかれない「殿上人」がたくさんおられ、パソコンの画面に向かって水戸黄門の悪代官よろしく思わず平伏しかけちまった。

件の「女子会」で指摘された中には、「暴力」だの「性癖」だの、そりゃ男から見ても一発レッドカードのケースはある。しかし、きっと「殿上人」サークルにおられる「はあちゅう」様におかれましては、ご一緒に「肉会」だかを開いたお友達の方々も皆々「意識高い系」で「リア充」のさぞ凄い方ばかりなのだろう。

だから現在37歳のオヤジ下層民の私ごときめが「もしも、あなたの仕えている会社の社長のような年齢不詳の美魔女がいたとして、それで結婚歴なしの淑女から言い寄られたとしたら、一人身で居続けた何かしらの理由を不審に感じて気をつけたくなりますね」と反論しても、相手には全くされなそうだ(ちなみに社長はセレブ既婚だそうです)。

ちなみに、去年までのデフレ不況下での婚活相場の話をすると、女性の6割が「500万円以上」の年収を希望されているそうだ(結婚情報調査センター)。一方で、35~39歳の男性の平均収入は498万(2012年国税庁調査)。彼女たちの対象外である「稼いでない」わけではないが、この女子会にご参加された「意識高い」系の淑女の皆様のことでしょうから、今は「三平(平均的な身長、学歴、収入)」などと、しおらしく仮面をお被りになられていたとしても、アベノミクスによる景気回復で婚活市場がバブルになれば、きっと「三高(高身長・高学歴・高収入)」とイケメンたちに求める条件が「パズドラ」の株価のように昇竜なさって再び高嶺に花をお咲かせになられるのでしょう。

●ただの炎上マーケティングなのか
女子会にご出席なされた「キラキラ」した皆様におかれましては対男性に関してもなんだかんだで「選り取り」みどりなのかもしれず、「はあちゅう」様がご生誕あそばされた前年の1985年には、「35~39歳」の未婚率が10%台だったのが、汐留の大会社でご活躍なされていた2010年には35%と、3人に1人以上が結婚していないという時代になったことなどお気になさる必要がなるはずがない=写真、「少子化白書」より=。
男性未婚率

ましてや「婚活」という言葉の提唱者である白河桃子さんが指摘するように、結婚難の背景に日本には恋愛文化がなかったとする専門的知見だとか、森永卓郎さんが騒ぎ立てるように、社会の格差化で「負け組男子」は結婚どころか風俗にも行けない等という下々の下世話な世界にはご関心をお持ちにならないのでしょう(あれ、いつの間にか敬語だぞ)。

ご本人は「700以上RTされた」とご満足なさっているあたり、恐らく今回も確信犯的な「炎上マーケティング」なのでしょうか。で、あるなら何かの案件によるPR活動の一環かもしれませぬが、世の男性を不快にさせることで売れる商品は、「その他大勢」に過ぎない私ごときには想像も付きませぬ(あれ、時代劇ぽくなってきたぞ)。

しかし素顔の伊藤春香さんという一人のマーケッターとして「正攻法で攻めていないと感じています」とご自身の課題をお話になられている以上、広告・PR業界のアイドルとして今後、社会的意義のある高度なマーケティング活動をなさるものと期待しておりまする。異論があればブログで拝読か、第三者ジャッジの下でユーストリーム中継の討論に応じてもいいのですが(笑)、きっと歯牙にもかけていただけなさそうですね。

ま、一応、メディアの編集長でいらっしゃる以上、「言論は言論で対抗」していただけると淡くはかない期待をもっておりまするが、間違っても美魔女社長様に泣きついて内容証明を送ったりしないでね(^_^;)

新田 哲史
Q branch
メディアストラテジスト
※加筆(13年3月2日)・ツイッター始めました。

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新田 哲史
アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長/NPO法人ICPF 情報通信政策フォーラム理事

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