ネット上では誤解されやすい「子育て発言」

2013年02月28日 10:35

巨大掲示板あたりでは、この炎上自体を批判するスレが立って大変なことになっているのが「杉並区議の子育て炎上事件」です。「とんでも教育Diary」というブログでは、いわゆる「イクメン」育児に積極的に関わる男性について紹介しつつ、現状はなかなか難しそうだ、と書き、さらに杉並区議の炎上について言及。「家庭で育てる」ことがいかに大変か、ということで、男性の育児参加が期待できない以上、専業主婦で核家族なら母親が一人で子育てしろ、ということにほかならないわけです。これから賃金が上がらないまま「インフレ」に突入するか、っちゅうときに子育て世代の庶民には非現実な話。炎上するのも無理はない、と書いています。


この「とっくりばー」というブログはより過激。子どもがいなくて少子化について「キレイごと」を言ってるような人は、60歳までに死ぬか年金を返納すべき、と書いています。人口ピラミッドも登場。これを見たらよほど鈍感な人でも十数年後にいったいどんなことが起きるかわかるでしょう。とにかく少子化対策は日本の喫緊重大な課題です。

表題のコラムでは、野田聖子議員の「中絶発言」から入って杉並区議のブログがなぜ炎上したのか、について三つの理由を分析しています。とにかく情報発信能力が低いのにもかかわらず、ちょっと無神経と受け取れられかねない問題ありな発言をしてしまった、ということの尽きるようです。区議の本意は、子育ては社会・地域・家庭が協力しつつ行うべき、らしいんだが、前の二つをすっ飛ばして「家庭ガー」だけを主張したから誤解された様子。

今の時代、ネット上で「失言」すると立場が目立つ人ほど「炎上」につながります。これもまた危機管理の一つ。この区議さん、実体験も積んだこともあり、教育や子育てに一家言あるのなら、もっと丁寧に情報を発信すべきだったんでしょう。ネット上では、自分がどう見られているのか、まず一歩立ち止まって客観視することが大事です。
Handmade Future!
田中ゆうたろう杉並区議はなぜ炎上したか?


ユーロ問題とは何なのか
tnlabo’s blog
イタリアやスペインといったEU圏内の「問題児」たちが、またぞろ金融危機を引き起こしかねない状態になっています。G20で日本の金融緩和政策や大規模な財政出動が名指しで批判されなかったのも少しは影響してるのかもしれませんが、ようするに「贅沢してる連中がいるのに自分らが我慢するのは嫌だ」というのがイタリア人やスペイン人なんでしょう。これについては、ゲルマン系とラテン系の違い、と一言で片付けられないEU内の「南北格差」もあるわけで、あらためて広域経済圏の難しさを痛感させられます。次期日銀総裁候補の最有力とされる黒田東彦氏は東アジア共通通貨構想なんてのも持論だそうですがクワバラクワバラです。

ビジネスウーマンをターゲットに開業
起業の目
「シックスポケット」などと財布の数をかぞえたりするように、お金を持ってる人にお金を出させる、というのがビジネス成功のヒントの一つのようです。このブログでは、都心にできた「癒し空間」のビジネスを紹介。働く女性が気軽に休むことのできる場所が、あまりにも少ない、という現実を逆手にとっているわけです。

ブレない人がもてはやされる訳を考える。
JoJoの奇妙な会計士 太郎
これは確かにそうだな、と考えさせられるブログです。よく言えば「ブレない」し、悪く言えば「頑迷」というわけ。この変化の激しい時代にあって、ブレない、というのが果たして褒められる資質のなのか、ということです。朝令暮改は悪い言葉ですが、君子豹変は原典ではむしろ褒め言葉です。

『リフレはヤバい』小幡績著、ディスカヴァー携書
陽光堂主人の読書日記
アゴラでも盛んに持論を繰り広げている著者の書評です。ここにきて次期日銀の総裁・副総裁人事が話題になっていますが、その有力候補である黒田東彦氏と岩田規久男氏ら、リフレ派について書いています。このまま本当にインフレになって「バブル」になるんでしょうか。格差が広がっている社会でもあり、バブルの影響やシワヨセがどんな人たちに来るのかは容易に想像できます。

小川和久氏が緊急提言! 海外エンジニアの危機管理術
Tech総研
海外で日本人が巻き込まれる様々な事件が頻発しています。国内が安全か、と言われればそうでもないし、安全そうな観光地でも通り魔殺人が起きたりするんだが、危険な海外へ行かざるを得ない人たちもいるわけです。この軍事アナリストの小川和久氏の提言では、とにかく日本人として反感を受けないように気をつけろ、ということ。政府や企業に頼らず過信せず、ということも重要で、最終的には自分の身は自分で守るしかない、というサバイバルの要諦になるんでしょう。

未来のエコノミークラス
j-tokkyo
うわー、これは果たして快適な空間なんだろうか、と疑問。前から後ろ倒しが押し寄せてくるわ、ブロイラー状態が進みそうだわ、大変そうです。モニターが上から下がってきて寝転がって見上げるのはいいかもしれません。ただ、これだと手荷物入れの争奪戦がすさまじくなるでしょう。

Honeywell to test some F-35 parts after smoke incident
REUTERS
話題のリチウム電池について書いている記事です。次期ステルス戦闘機である開発中のF-35でも問題が起きているようです。まだ「アブナイ」のがわかってるリチウム電池をどうして盛んに航空機に搭載する傾向が続いてるのかと言えば、軽くて省エネでパワーがあるからです。従来のニッケル水素電池は重いし非効率。ここんところ技術進化により、リチウム電池の安全性が高まったから、と言うわけなんだが、実はまったくもって時期尚早だった。リチウム電池搭載を前提で設計されてる様々な機器の開発側は大慌て状態になってるようです。

8時間も記録できる重さ約88gの超小型ドライブレコーダー
clicccar
こないだロシア南部へ落ちた隕石が、たくさん動画で録画されていて話題になったんだが、こういうシロモノを装備してるクルマ、日本でも増えているようです。ドライブを延々と記録する、という動画はYouTubeにも投稿されてます。ダラダラ眺めてる暇な人が多いんでしょうか。

真田幸村の死に新説
歴史ニュースウォーカー
「新説」と言われても従来の説が巷間に知れ渡ってないんだが、真田幸村(信繁)が世の中へ出てきたのは徳川との決戦が避けられなくなった豊臣に請われてから、ということらしいんで1614年くらいです。当時は父親の真田昌幸のほうがずっと有名だったそうで、明治後の講談なんかで真田十勇士とか猿飛佐助とか出てきてから幸村のほうが知れ渡るようになった。1615年の大坂夏の陣で徳川家康の本陣へ突入し、あわや家康の首を取るか、というくらいまで肉薄。しかし、さすがに寡兵で力尽き、四天王寺近くの安居神社の境内で疲労困憊してるところを松平忠直の兵に襲われ、最期を悟ったのか自ら進んで首を授けた、とされているようです。このブログでは、単に戦って討ち取られた、ということでこれが「新説」というわけ。作家の火坂雅志氏や津本陽氏のコメントが紹介されています。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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