成長戦略は「アベノミクス」のメルクマール

2013年06月05日 10:31

20130411財務省b
安倍首相が今日、いわゆる「アベノミクス」の「第三の矢」である成長戦略について何やらコメントするようです。どれくらい実効性のある規制緩和が行われるのか、実態のある戦略が表明されるのか、国民はもちろん産業界や株式市場などもその内容をジッと見守っています。すでに予算は100兆円規模で大々的にバラ撒いてしまっている。財政再建を放り出した挙げ句、これで経済成長が実現しなければ日本は本当に「終了」かもしれません。安倍首相の今日の発言は、多方面へかなり大きな影響を与えそうです。


ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」」というブログは、政府は国民の年金資産に手をつけ、それで株価を維持し、選挙対策にしようとしている、と憤っています。これではとても成長戦略どころじゃない。バラ撒きだけで終わりそうです。こっちの「株式市場は非常識:変化をつかめ!」というブログでは、長期金利が上昇傾向にあるのが問題、と書いています。金融緩和政策が各方面の構造改革の足を引っ張っている。長期金利が上がるのは、財政が大赤字だから、というジレンマです。

表題ブログでは、橋下徹大阪市長の「舌禍事件」により、安倍政権は憲法改正などの思想問題に触れずらくなり、当面は経済へ重心を移さざるを得ないだろう、と書いています。ただ、経済金融政策にしてもあちこちに「敵」がいて、今のところは玉虫色の政策を打ち出して各方面を懐柔させているんだが、そのうち必ず「主敵」である財政規律派が出てくるはず、と分析。となれば、参院選後には八方美人の経済金融政策で優先度をつけざるを得なくなります。その時、政策の貫徹、支持率との勘案、利害関係の調整などで、どういう舵取りをするのか、安倍首相の真の手腕が問われるだろう、というわけです。

Munchener Brucke
安倍政権は経済優先を決めたとしても、その中での主導権争いと対峙しなければならない


朝日新聞による「本田圭佑がいる時といない時の比較」記事がおもしろいと話題
footballnet
昨日はおめでとうございます、日本。男子サッカーW杯に世界で最初に出場を決めた国になりました。それにしても後半の最後、5分の集中力と迫力、どうしてもっと前から出せなかったんでしょうね。本田圭佑選手がオーストラリアゴール前へ突撃し、ミドルシュートが敵に当たってコーナーキックをもらったときの表情。鬼気迫るものがありました。その後、ショートコーナーからゴール前へ蹴り出した本田選手のボールが敵のハンドを誘ってPKになった。なんか彼一人でもぎ取った1点という感じ。采配ミスとかなんとか言われてるんだが、この記事にも書いてるように、本田選手が出場した試合の圧倒的な勝率が何かを物語っているような気がします。

Honey, Bose Shrunk the Noise-Canceling Headphones
Mashable
ノイズキャンセリングヘッドフォンは以前はBOSEの独占だったんだが、今ではソニーやオーディオテクニカなどを始め、各社から出ています。耳をすっぽりおおう型のものばかりと思いきや、すでにソニーやパナソニックからイヤホン型のものが出ています。この記事によれば、元祖ノイズキャンセリングヘッドフォンのBOSEがイヤホン型のデモをした、と書いている。しかし、他社製のものとどう違うのか、イマイチちょっとわかりません。ただ、そこはやはりBOSE。199ドルと値段だけはご立派なようです。

森久美子さん 正直に 本当のことを云っただけ!!!
デヴィの独り言 独断と偏見
タイトルだけだと何のことや、と首を傾げる向きも多いでしょう。コレ、ワイドショーではけっこう話題のネタです。ようするに、オペラ歌手でタレントの森公美子がダイエット方法を批判した、という話。ブログ主が名前を間違えてるので余計に何のことかわからなくなってます。それにしても、楽して儲けるとか努力せずに痩せるとか、どうしてみなさん凝りもせず同じ商法に引っかかってしまうんでしょうね。「●○だけ」と名のつくものは一応、疑ってかかるくらいのスキルがないと今の時代はダメですよ。

口内細菌叢をハッキングして虫歯を防げるか
蝉コロン
我々ヒトは進化で顎が小さくなり、歯の隙間が狭まったために食べ物がはさまりやすくなり、虫歯になりやすくなった、という説があります。歯を持っている野生動物には虫歯がないらしいんだが、これが歯の隙間のせいなのか、食べ物による影響か、というのも問題です。化石人類史によれば、虫歯が顕著にみられるようになったのは近世以降だそう。とすれば、やはり虫歯は、歯の隙間じゃなく食べ物によるもののようです。つまり、虫歯にする菌が今のヒトの食べ物カスで繁殖しやすくなった、というわけ。このブログでは、ミュータンス菌と呼ばれる虫歯菌だけを殺す抗菌ペプチドが開発された、と書いています。研究したのはUCLA歯学部。ここは歯学研究や口腔医学では世界でもピカイチですね。

And the Winner of the Iraq War is… China
THE DIPLOMAT
タイトルは、イラク戦争の勝者は中国、と過激なんだが、内容は各メディアへのリンクを貼り、外交やネット、言論など中国についていろいろ、というものです。中国でほとんど初めてとなるファーストレディ外交が、習近平主席の夫人、彭麗媛(Peng Liyuan)によって行われている、と書いている。人気歌手だった彼女は、中国における服飾ブランドにも興味があるそうです。中国はワインの消費大国、という内容も。また、微信(WeChat)という中国製のメッセンジャーSNS人気アプリが、今やWeiboという中国版ツイッターに移行しているらしい。今年は天安門事件24周年。中国当局のWeiboなどに対する検閲がゆるんだのか、天安門事件の検索が急にできるようになったようです。

「腐らない・カビない=食品添加物のおかげ」とは言えない
Food Watch Japan
ネガキャンのような都市伝説、というのはよくあります。ブラック企業系のものも多い。ファーストフードがジャンク、というのは半ば常識なんだが、何ヶ月も前のハンバーガーがカビもせず腐りもしない、という話が定期的にネット上で話題になります。そりゃいろんな添加物や防腐剤がテンコ盛りで入っているせいだろう、というのが一般的な反応。しかし、ちょっと待って。思い込みほど怖いものはありません。変なウワサをたてられたほうもいい迷惑だ。このブログによれば、ハンバーガーが腐らないのは必ずしも添加物などの影響とは言えない、と書いています。缶詰に防腐剤が入っていないのは「常識」としても、単なる想像や印象、思い込みでものを判断しないほうが良さそうです。

双子素数予想に進展があった
hiroyukikojimaの日記
タイトルの「双子素数」ってのは、差が2の二つの素数の組のことです。たとえば、(3,5)、(5,7)、(11,13)、(17,19)、(29,31)、(41,43)、(59,61)……と続きます。この組み合わせ、おそらく無限にあるのでは、と予想されていますが、それは証明されていないらしい。このブログによると、この証明を「双子素数予想」といいます。で、差が2じゃないにせよ、二つの素数の隔たりについて「7000万以下の組み合わせは無限に存在する」ということが証明されたそうです。これによって差が2の双子素数の数についてもアプローチできるんじゃないか、と書いている。素数ってのは今のコンピュータの暗号なんかにも使われている我々の生活にも重要な数。しかし、理系のヒトには素数好きが多いですね。

NASA Commercial Crew Partner Boeing Completes New Spacecraft, Rocket Milestones
NASA
NASAの商用宇宙ロケット計画について書いているリリースです。アトラスV型は、現在はボーイング社とユナイテッド・ローンチ・アライアンスが共同で打ち上げをしている使い捨てロケットで、2002年から1回の失敗を除き、36回、成功させています。地球低軌道への打ち上げ能力は約2トン。静止トランスファ軌道(geostationary transfer orbit、GTO)への打ち上げ能力は約1トン強。この記事では、アトラスV型で有人の宇宙旅行サービスができるような風洞実験を行った、と書いています。将来的には国際宇宙ステーションへ人を送り込むことを目指すらしい。日本のイプシロンロケットは軽量小型なんだが、こっちはより大規模な計画のようです。

Personality is the result of nurture, not nature, suggests new study on birds
PHYS.ORG
鳥類の研究から、個性、というものが遺伝ではなく親の育て方にあることがわかった、という記事です。「nurture」と「nature」をかけている。「nurture」は養育とか育児とかいう意味です。キンカチョウという種類の鳥の一羽一羽の個性、外交的だったり恥ずかしがり屋だったり、といったものを調べてみたらしい。そうした個性ごとにつがいを作り、そのまま育てさせたり里子に出して別の親に育てさせたりしたわけです。ヒナの個性にどう影響したか、ということで遺伝より育て方のほうが強かった、ことがわかった。ただ、我々ヒトに同じことが当てはめられるかどうかはまだわからない、と書いています。


アゴラ編集部:石田 雅彦


アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!

関連記事

アクセスランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事

ページの先頭に戻る↑