揚げ足を取られかねない麻生ワイマール発言

2013年08月01日 10:37

麻生太郎財務相、もともとあまり深く考えてからモノを言わないタイプの政治家なので、国家の要職に置いておくのは不安な人です。しかし、今回の「ワイマール憲法」発言について言えば、どうも日本国内のマスメディアの報じ方に問題があるんじゃないか、と思います。確かに「ワイマール憲法という進歩的な憲法があってもナチスが権力を握った」と発言しているんだが、この「Brave Oled World at Hatena」というブログに書いてある通り、正面きって「ナチスの手口に学べ」と発言した、というふうにはちょっと読み取れない。日本国憲法は「ひっそり静かに誰も注目しないうちに変えてしまったらどうか」というくらいです。


もちろん、それはそれで問題であり、誤解を与える物言いは財務相として大いに不適切だったとしても、サスガに「ナチス礼讃」してるわけじゃない。「手口」という言葉自体、ネガティブな表現なので麻生財務相も悪い方法だと認識しているらしい。また、彼の側近が主張しているように、文脈として強調したいのは「憲法改正は静かに」の部分であり、「つい口が滑って『あの手口に学ぶ』というおかしな表現をしてしまった」というのが真意なのかな、と思います。

ただ、ナチスが正当な選挙で政権についたのは事実ですが、その後は反対勢力を暴力で弾圧し、ヒトラーの独裁体制を築いていきます。権力掌握後のナチスを全ドイツ人が肯定していたわけじゃない。麻生財務相の発言も裏を読めば、権力を奪取するまでは「ひっそり静かに大人しく」しておき、いったん権力を握ってからは誰でも暴力で従わせることができる、と考えているんじゃないかい、と解釈することも可能です。思わず本音が出た、と感じる人も少なくないでしょう。

一方、中国や韓国のように日本を「過去の反省をしない悪者」にしたがっている勢力もいます。彼らに揚げ足を取られないためにも、国家要人は発言によほど注意しなければなりません。麻生財務相の今回の発言は、国際的にもタッチーなナチスやワイマール憲法に不用意に言及した、というそしりは免れない。マンガやアニメに洗脳されている、と言われないためにも今後はあまり深い知識が必要な発言は控えたほうが良さそうです。

In the Eyes of an Etranger
報道比較:麻生副総理の「ナチス」発言を巡る国内外の解釈


ポートレート写真に本物の天然フィルターをかけてくれる『Madaragram』
K’conf
天然フィルターっちゅうから、デジタルじゃないアナログフィルター様のものかと思いきや、これは発想になかったわ。わざわざやるかな、という作業なんだが、実際の効果は思ってたよりずっといい。ただ、もとになるポートレートの背景が重要。都会の風景のバックに自然物を手前にフィルタリングしてもおもしろそうです。しかし、この手法を展開すれば、一度、現地で撮影した写真に、その場で自在に手前の風景を重ね合わせたりすることもできそうです。

債券市場参加者の消費増税への見方
牛さん熊さんブログ
なんだかんだ言っても上げるんでしょうね、消費税。財務省は今の「アベノミクス」で景気条項はクリアできる、と踏んでるでしょう。約1年前に消費増税の法案が可決されたとき、バーターとして一票の格差是正や国会議員議席削減、ムダ使い歳費の見直しと公務員制度改革、増税時のセーフティネットの構築などが条件だったはずなんだが、衆院の解散以外、これらはほとんど不問にされてます。それなのに国民は参院選でも自公を圧勝させた。財務省がほくそ笑んでいます。まあ仕方ないでしょう、国民の選択だもん。このブログで紹介されている調査では、消費税の二段階引き上げで1回目はやむなし、とほとんどの人が答えています。2回目も半数以上が仕方ない、と考えているらしい。政府は来年4月の1回目の消費増税を見送りたいようです。しかし、そうなった時の影響はちょっと予想つかない、とこのブログは書いている。忘れっぽい国民のおかげですんなり増税できるんだから、やったほうが混乱が少なくていい、という話もなんだかな、と思います。

線虫は死ぬときに青い光を放つ
スラッシュドット日本版
このメカニズム、線虫じゃなくても起きそうです。死ぬときに青く輝く、というのは、ひょっとすると一種の心霊現象の原因かもしれません。光を出す物質、アントラニル酸はほ乳類では「催乳作用」があるらしい。脳に何らかの作用を及ぼす、ということです。ちなみに線虫は代表的なモデル実験動物。その学名「Caenorhabditis elegans(カエノラブディティス・ エレガンス)」から「C. elegans(シー・エレガンス)」とも呼ばれています。ほかのモデル生物には、大腸菌や粘菌、シロイヌナズナ、ウニやホヤ、ショウジョウバエやゼブラフィッシュ、マウスやラット、アカゲザルやマーモセットなどがいます。

日印初の共同制作アニメ、インド版「巨人の星」をniconicoで先行配信
MdN DESiGN
このアニメ、けっこう前評判が高く話題にもなってたんだが、いよいよ放映されるようです。さすがにインドでは野球の人気は低く、クリケットをテーマにするらしい。クリケットはドリンクタイムとかランチタイムとかあったりして、試合時間のかなり長いスポーツなので、一球投げるのに一週間かけたオリジナル版のアニメよりもダラダラと続きそうです。やはり、花形や左門、オズマみたいなライバルが出てきたり、父親が立ちふさがったりするんでしょうか。しかし、カーストの問題はどうするのかな。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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