ガソリン価格急騰の防衛策

アゴラ編集部

ガソリン価格が急騰してます。5週連続で値上がりしてるようで、今では25都道府県でレギュラー1リットルが160円を超えています。エジプトやシリアを始めとした中東など産油国での政情不安があり、米国の需要が増加していることが原因らしい。原油先物取引に資金が流れ込んでいたり、円安の影響もあるでしょう。ただ、原油相場が下がり始めているので、来週以降は落ち着くそうです。大した対策もないんだが、この「ガソリンカード比較!ガソリン代をお得に」というブログによれば、三菱や三井など商社系のガソリンスタンドが少し安いようです。「CarlifeNavi」にこうしたスタンドリストがあります。


表題のブログは、EV(電気自動車)旗振り役のEV推進派が書いています。こんなにガソリンが値上がりしてるんだから、そろそろEVに買い換えたら、と勧めている。モーターショーなんかでも展示されてたんだが、EVを作ってる日産などの自動車メーカー各社は戸建て建築などでEVと太陽光発電システムを合体させるような事業を画策しているらしい。ガレージの屋根にソーラーシステムを載っけておけば、コスト的にも見合うようです。しかし、やはりEVはまだまだ電池切れが不安。無料の急速充電器なんてどこにあるんだ、という話です。お盆の渋滞にはまった日には、エアコンを止めたりしてビクビクしながら省エネ走行で次の充電器を目指さなきゃなりません。いくら安いったって、そんなの嫌ですな。

自動車評論家 国沢光宏のホームページ
ガソリン高騰横目に


アベノミクスで取り戻せるか? 自動車各社の国内設備投資
clicccar
いわゆる「内部留保」を銀行の口座や債券なんかに眠らせておかず、設備投資へ引き出すことができれば、経済はより一層まわり始めるんじゃないかと思います。この記事では、円安で業績好調な自動車産業では、大手の景況感が向上しているのに比べ、中小企業はまだ回復途上、ということで、やはり金はまだまだ下々のほうへはまわってきていない、と書いている。やはり大手の活発な設備投資により、周辺産業や下請けにも影響が出て来る、というわけです。ただ、景気動向は油断を許さず、大手もそう簡単に財布の紐をゆるめはしない。TPPや消費税増税などもあり、溜め込んだ余剰利益をどう吐き出させるのか、が問題です。

外食選びに地域差!?店選びにこだわる人物像は?外食に関する調査で判明
IRORIO
これはなかなか興味深い調査です。やはり地域によって外食の好き嫌いが分かれる。近畿で粉なもの屋が人気なのはわかるとして、名古屋あたりのカレー好きはアレですか、CoCo壱番屋ですかね。

従業員の相次ぐ炎上の責任は企業が負うべきなのか?
CSRのその先へ
単なる「バカ発見器」を超え、社会的にも影響を与えつつある「コンビニ炎上事件」なんだが、どなたかが書いていたように低賃金のせいでこんな現象が今さらのように出てきたワケじゃありませんね。確かに低賃金にあえいでるんだが、それは勤労者が自ら「選んだ道」なのでしょうがない。余剰生産物をどう分け合うか、話し合いに参加してないんだから資本が分捕るのは当然です。欲しかったら声を上げろよ、ということ。で、これは、企業側は「炎上事件」にどう対応するか、について書いているブログなんだが、結論を言えば「どうしようもないから起きたときどうするか決めておけ」ということらしい。バイトのコンプライアンス意識まで管理できないなら、炎上が起きるのはコストと割り切れ、というわけです。

コスタリカ、国中の動物園を閉鎖
ギズモード・ジャパン
世界自然遺産が2個半(一つはパナマと共有)もあるコスタリカは、野生生物の宝庫です。映画『ジュラシックパーク』の舞台にもなった場所で、最近はちょっと治安が悪いようなんだが、世界中から旅行者が訪れる国でもある。そんなコスタリカで、二つある国有動物園を閉鎖するらしい。本当の理由は経済的なものなんじゃないか、という声も聞こえてきます。動物の気持ちはわからないので、過酷な自然環境にいるより、檻の中でも動物園のほうがいい、と思っているかもしれません。


アゴラ編集部:石田 雅彦