なぜ美人記者は結婚できないのか

2013年08月31日 10:20

おとといの拙稿「政治家と記者の結婚は許されるのか?」は、BLOGOSの方では約17,000PV、デイリーランクで3位の予想外の反響をいただき、「じぇ!」となり、さらに昨日は岸本先生の秘書さんから「もっと好意的に書いてください!」とお叱りを受けて、「じぇじぇ!読まれていたのか!」と驚いた次第。わはは。


※一時はPVランク2位まで浮上
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週刊朝日によると、飯田女史は以前夕刊紙のインタビューで「タイミングと勢いを逃してきた」と語っていたそうだが、大手新聞社やNHKの美人女性記者は意外に結婚相手を見つけるのに苦労する。今回もイレギュラーの形ながらよくある“職場結婚”に落ち着いたともいえるが、美人記者が婚活で意外に苦戦する構造的な背景を補足しよう。

●筆者が体験したモデルケース
「新田さん、私もう最近は取材先を選んじゃってますよ」
筆者が新聞記者だった5年前、関東地方の支局に勤務する後輩の女性記者(20代半ば)もそんな美人記者の一人。当時高校野球担当として、春の選抜出場が決まっていた学校に事前取材で一緒だったのだが、帰り際、車で送ってもらった際に話題が婚活となり、30歳までには結婚したいと相談された。

ところが彼女はまさに婚活で苦労するパターンだった。地方支局の地域版で、よく取材する男性といえば、オジサンやオジイちゃんが大半。考えてみれば、パブリック系の取材先といえば、警察署、市役所、県庁で記者対応も年次を重ねた責任者だ。民間の方も、商工会議所のお偉いさんを務めている名士的な経営者の方だったり、「郷土史を取りまとめた本を出しました」と売り込んでくる方もやっぱりそれなりのご年配。たまに青年会議所とかでイケメン実業家に会えても既婚者だったりする。。。まさか高校球児というわけにも……いや、待てよ、甲子園出場校の元キャプテンと高校卒業後に結婚しちゃった某築地新聞の女性記者がいたな。う~ん、かなりイレギュラーではあるんだけど、そのレアケースも裏を返せばそれだけ出会いに窮していることを示唆しているのかな。上記の後輩記者も若い男性の取材機会を増やすという涙ぐましい努力をしていたのだ

男性記者の場合、赴任先で知り合った地元在住の女性と結ばれることが多い。筆者も新人の頃、「ヨメは“現地調達”するものだ!」と諸先輩方に言われたな(苦笑)それで入社5、6年で東京や大阪に異動が決まると、奥様を専業主婦にして家庭を守っていただき、ダンナは永田町や霞が関などの全国ニュースを追いかける日々となる。典型的「昭和モデル」のご家庭ですね。一方、女性記者の場合、赴任先で男性と親しくなってもその方が例えば地方公務員のように現地で仕事を持っておられると、一緒に都会へ移住するのは困難だ。「エイヤ」でゴールインしても別居婚や週末婚になりがち。数年後の異動を考えるとおいそれと交際を続けるのは勇気がいる。地方で新人記者を育成するシステムは婚活的には高い障害と化すのだ。

●東京に異動しても・・・
では「東京で都会的なイケメンを見付ければいいじゃん!」というご意見もあるだろうが。これはこれでなかなか大変。本社勤務は地方とはケタ違いに忙しい。夜討ち朝駆けで四六時中、拘束され、合コンに行くのに一苦労。なんとか会場にたどり着き、その美貌と職業柄、他業種のイケメンが興味津々の話題を提供して「よし前進!」と思った矢先……スマホが鳴ったと思ったら、鬼デスクからの着信だ!

「共同通信が速報してきた。ウラを取れ!」とデスクががなる声。そして彼女は、泣く泣く宴会場を後に夜回りに向かうのであった……ということもある。深夜未明の突発事態対応や、休日返上も当たり前となると、こうした生活パターンを理解してもらう奇特な彼氏を見付けるのは結構大変。かくして多くの美人記者が、勤務実態を心得た男性記者との社内結婚や、他社の男性記者、あるいは取材先の方をパートナーに選ぶことになっていく……。

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もちろん、ここに書いたお話はいささかステレオタイプでデフォルメ気味でもあるんですが、そうした環境のハンデを乗り越えて飯田女史のように幸せをつかんだ美人記者の“労苦”を知っていただけたらと思います。けさの日経一面によると、政府が婚活支援のために来年度予算を計上するのだとか=写真は当該記事、リンク先は電子版会員限定=。少子化が日本経済に与える影響のことも考えると、記事を書いている側のメディアも「先ず隗より始めよ」というわけで、同僚の女性記者の恋愛、結婚をもう少し考えてあげたいところですね。婚活中の男性の方、もし女性記者と合コンする機会があったら、「大変だね」と寄り添ってあげてください。負けん気の強い方も多いけど、聡明で素敵なパートナーになると思います…たぶん(汗)。

ではでは、そんなところで。ちゃおー(^-^ゞ

新田 哲史
Q branch
男と女の問題には疎いけど、関心があって美魔女好きな
広報コンサルタント/コラムニスト
個人ブログ

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新田 哲史
アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長/NPO法人ICPF 情報通信政策フォーラム理事

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