一刻を争う「汚染水問題」に政府は迅速に対処せよ

2013年09月05日 11:30

五輪候補地の最終アピールのため、国際オリンピック委員会(IOC)総会が開かれるアルゼンチンのブエノスアイレス入りしている五輪東京招致委員会が、現地でメディアから福島第一の汚染水問題で質問攻めにあっているようです。この汚染水漏れについては、国際原子力機関(IAEA)が東電や政府など日本の情報開示に対していらだちを隠さず、レベル3(重大な異常事象)のランク付けをしました。レベル3というのは、1997年に茨城県東海村で起きた再処理施設の火災爆発事故と同レベル。その上のレベル4になると、2人が死亡し、1人が重症、667人の被爆者を出した1999年のJCO臨界事故クラスになってしまいます。


この汚染水問題、福島第一の原発事故直後から周知の事実であり、東電記者会見でもずっと質問が出て東電側も汚染水処理について説明してきました。高濃度の放射能汚染された水が、現場の周辺に溜まり続け、冷却による濃縮を繰り返してさらに線量が上がり続けています。対応に当たっている現場の作業員の被ばく線量も上がり、限界線量があるために徐々に人的資源が枯渇しつつある。

これは、福島第一の敷地内だけの問題ではありません。完全に海への回路を閉ざせない以上、今までかなりの量の汚染水が海洋へ流れ出ている、と推測されます。汚染水の貯蔵量にも限界があり、貯蔵施設からの漏洩も見つかるなどし、貯蔵能力が流入量に追いつかない状態が続いている。いずれ、汚染水は希釈して意図的に海洋へ放出しなければならなくなるでしょう。

放射性汚染水は事故以前も十二分に希釈して海洋へ投棄し続けてきたんだが、今回はその濃度が桁違いになります。そうなれば、国際的な批判は避けられず、五輪招致どころじゃありません。

事故直後から東電は当事者能力を失っています。それを知りつつ、2年も放置してきた民主党政権の責任は大きい。いずれにせよ、汚染水の放射線濃度が上がり続ければ、接近しての作業は不可能になり、安定冷却や燃料棒の搬出、さらに廃炉作業も頓挫しかねません。今すぐにでも政府が主導し、具体的な対策に乗り出さなければ手遅れになります。

北の国から猫と二人で想う事
これ以上東電に何を任せるのか?


レシートを撮影するだけであとは全自動で家計簿ができあがる「ドクターウォレット」を使ってみました
GIGAZINE
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高校1年生のネットリテラシー、スマホをよく利用するほど低い傾向に
INTERNET Watch
うちの姪っ子が高一なんだが、もうスマホとかゲームとか飽きたらしく、部活に一生懸命のようです。夏休みも昼過ぎまで部活ざんまいの毎日。「ネットリテラシー」というのは、旅行へ行ったり繁華街で飲んだりするときに「危ないところ」を敏感に嗅ぎ分ける嗅覚を磨く、ということにつきると思います。つまり、日常生活の感覚をネット上でも発揮できるようにすることが大事。ネットだから大丈夫ということはない、と教えてあげなきゃダメですね。

Rebels Admit Responsibility for Chemical Weapons Attack
INFOWARS.COM
シリアのアサド側が「化学兵器」を使用した、ということが、米国のシリア介入の「大義」になっています。化学兵器の使用自体は本当のことのようです。アサド側は「反政府側が使った」と主張してるんだが、米国は「アサド側が使った明確な証拠がある」と言っている。どっちが本当か、まだちょっとわかりません。この記事はAP系の記者が反政府側を取材し、サウジアラビアから反政府側へ提供された「化学兵器を使ったことの責任を認めた」と書いています。ネット上には、ボストン爆弾テロの際にも出てきたような「米国のヤラセ疑惑」が散発的に出始めている。大国の思惑に振り回されるシリア市民こそ、いい迷惑です。

億万長者になる方法を著名起業家たちから学んでみたら・・・
ICHIROYAのブログ
米国の資産家で一代で財を築いた人は、様々な職業を点々としつつ、チャンスをつかみ取った、と書いているブログです。失敗しても再起しやすいのが米国の特徴なので、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる式にトライアンドエラーを繰り返していったんでしょう。チャレンジする回数が多ければ、成功する確率も増えます。ようするに成功は「宝くじ」みたいなもの。運がほとんどを決める。日本の資産家の場合、どうしてワンチャンスをモノにした人が多いのかは推して知るべし、というわけです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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