お金との付き合い方には「節約家」「投資家」「事業家」の3つがある --- 内藤 忍

2013年09月07日 20:37

お金との付き合い方というのは人それぞれです。とにかく、節約をして無駄なお金を使わないようにする人、メリハリをつけて自分の収入の範囲内で有効にお金を使う人。さらに、自分の持っているお金を超えて、将来のお金を使う人。

それぞれを私は

節約家
投資家
事業家

と分類しています。


節約家とは、とにかく出費を少なくして手元にお金を残そうとする人です。「収入─支出」を最大化するために、収入を伸ばすのではなく支出を減らすことだけに集中している人。お金は貯まるかもしれませんが、縮小均衡で将来に対する展望はあまりありません。

投資家というのは、自分の持っているお金の範囲で投資をして、さらにお金を殖やそうとする人です。投資といっても、株式や投資信託に資金を投入する資産運用もありますし、自分自身に投資をするという方法もあります。私が講師を務めている丸の内朝大学や一般社団法人海外資産運用教育協会の講座にやってくる人は、受講料を投資して、それ以上の成果を得ようと思っている自分への投資家ということができます。

10万円の株式投資で20万円になれは10万円の投資成果があるのと同じように、10万円の講座を受講して、それからの収入が毎月1万円増えれば1年で投資コストが回収できるという訳です。しかも自己投資の場合は、その効果は長期で持続しますし、金銭的なメリット以外にも人脈や成長の喜びといったプラスアルファもあるのです。

投資家よりさらにお金を積極的に活用しているのが、事業家です。事業家は自分が持っているお金以上のお金を使う人です。レバレッジという言葉がありますが、自己資金に借入したお金を合わせて投資をし、それによって成果を目指していくことになります。

投資家から株式として資金を出資してもらい事業を立ち上げるのも事業家ですし、銀行からローンを借りて不動産投資を始める人も事業家です。

貯金を100万円持っていたら、

100万円をなるべく使わないように努力するのが、節約家
100万円の範囲で資産運用や自己投資するのが、投資家
900万円調達して、1000万円で事業を始めるのが、事業家

ということになります。

さて、お金との付き合い方が一番上手なのはどのタイプでしょうか?

少なくとも節約家に未来はありません。自分の城だけを必死に守っている閉じた世界にいても、未来を変えることはできないからです。むしろ、インフレや円安といった環境変化があれば、対応できずさらに窮地に追い込まれます。

投資家や事業家になるには、知識と経験が必要ですが、それほど難しいものではありません。自分の未来も、世の中を変えていくのもそんな投資家と事業家が担っているのです。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2013年9月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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