次第に明かされるパソコン創世記の逸話たち

2013年09月30日 12:01

アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏が死に、パソコンの創世記はすでに「伝説」になろうとしています。一方の巨人は、もちろんビル・ゲイツ氏なんだが、依然として意気軒昂。米国の長者番付では20年連続のトップに君臨。彼は、経営の第一線から退いた、と言われ、今は奥さんと二人三脚で「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」を立ち上げ、慈善活動をしています。この慈善基金財団は世界最大で、米国の投資家ウォーレン・バフェット氏も同財団に巨額の寄付をしています。


そんなゲイツ氏が、Windows用キーボードにつけた「Ctrl – Alt – Delete」によってコンピュータへログオンする方法は失敗だと語った、と話題です。このキーの組み合わせは、セキュリティやタスクマネージャを呼び出すときに押され、最新のWindows 8でもロックやアクセスの際に使われている。Windows Server系のOSの場合、PCの電源を入れてもログインダイアログが表示されません。「Ctrl – Alt – Delete」を同時に押すことで、ようやくログイン画面が表示されるようになります。

手元のキー配列を眺めるとわかるんだが「Ctrl」と「Alt」は左側に「Delete」は右側にあって両手では押せません。この組み合わせを考案したIBMのデビッド・ブラッドリー氏は、意図的に両手でなければ押せないようにしたらしい。その後、ゲイツ氏がこのキー配列を有名にした、というわけです。

ちなみに、10月2日の夜には、アゴラ主宰の映像コンテンツ「言論アリーナ」で、ビル・ゲイツ氏が作ったMicrosoft社の創業期に参画し、同氏と同社に多大な影響を与えた西和彦氏が、NTT docomoを立ち上げた夏野剛氏に「今だから言える話」を開陳するようです。ゲイツ氏によるキーボードの話も聞けるかもしれません。

ギズモード・ジャパン
ビル・ゲイツ一生の不覚「Control-Alt-Deleteは失敗だった」


子どもに「忘れられる権利」を与える新法がカリフォルニアで施行される予定
Gigazine
「ビッグデータ」なんて言葉が流行ったりして、保存できる情報はどんどん増え続けています。なんでもかんでもありとあらゆることがデジタルなデータとして、どこぞに保存されている。ネット環境で調べものをしたり何か表現したりすれば、それもそのままどこぞへ溜め込まれてしまいます。これは、米国カリフォルニア州で、ウェブサービスの提供者は、未成年の登録ユーザーに登録情報を削除するためのアナウンスやその方法を明記しなければならない、という法律(Senate Bill No.568/SB568)ができそう、という記事。なぜ未成年者に限るのか、いろいろ突っ込みどころがある法律のようなんだが、一生消えない恥ずかしい行為がネット上に放置されていることを解決するために、まず第一歩、といったところでしょうか。

Plastic pad clogs Fukushima water cleaning system
PHYS.ORG
福島第一の汚染水の処理で、試運転を始めた放射性物質の除去装置が停止した原因が、置き忘れたゴムの破片だった、という記事です。東芝製のこの装置は「ALPS(Advanced Liquid Processing System)」といって、東電の資料原子力規制委員会によると、汚染水からトリチウム以外の放射性物質を検出限界以下まで除去できるらしい。増え続ける莫大な汚染水の全てをずっと溜めておくことは物理的に不可能なので、ALPSなどで処理しつつ、トリチウムが混ざったままにせよ、比較的安全な状態にまで希釈して環境へ放出するんでしょう。また、処理後の粘性の高い廃棄物の体積も1/100程度になり、漏洩しにくく現実的な保管が可能となります。しかし、すでに東電が当初発表した工程表より1年ほど遅れているわけで、この故障停止により、さらに汚染水の処理が後ろへズレることになる。装置稼働が遅れたのは、原子力規制委員会の審査や追加対策などによる要素が半分くらい。どうも東電と国の関係がチグハグであり、遅々として進まない、といった印象です。

アメリカ人の15%がインターネットに接続せず。アメリカ人の5%が曰く「自分には関係ない」
TechCrunch 日本版
当然と言えば当然の結果です。ヒスパニックの高齢の田舎に住む低学歴、低収入、という感じ。人種的なものを除けば、日本も同じような結果になりそう。ISDNとかをいまだに使っている、というのも特に意外な感じはしません。というか、低速環境にいるヒトはほとんどネットなんて使ってないんでしょう。

日本を尻目に中国が着々と無人機を開発。ガラパゴスの影響はこんなところにも
ニュースの教科書
中国の無人機は、形がまるで米国のプレデターというドローンに酷似していて、まるごとコピーしたことがよくわかります。中国も少子高齢化が進み、かつてのような「人海戦術」は使えなくなった。しかし、便衣兵という民間人に偽装兵士の戦術は得意なので、ジュネーブ諸条約には加盟しているものの、こういうのを守る気はあまりなさそうです。中国から航続距離の長い無人機の大軍が押し寄せてくる、という悪夢のようなことが起きるかもしれません。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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