オバマ大統領がアジアへ来なかった理由

2013年10月08日 12:22

シリア問題でケチがついたり、またぞろ行政機関が機能不全に陥るなど、米国がドタバタしています。「モンロー主義」が象徴的なように、米国は建国以来、対外的に不干渉主義を貫いてきました。しかし、東西冷戦で西側のリーダーになってしまい、旧ソ連が崩壊して以降、イスラムを主敵にした「世界の警察」という神輿の上に乗せられてきました。イスラムが主敵、というだけで、神輿に乗せているのがいったいどこかよくわかります。「勝共」がスローガンにならなくなったので、イスラムで武器弾薬を消費せざるを得なくなった、という事情もあるんだが、背後にいる勢力はどちらも同じです。


ところで、オバマ大統領は、インドネシアで開催されるアジア太平洋協力会議(APEC)首脳会議を欠席し、ブルネイで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)会合への参加も取り止めました。「アジア軽視」や「中国への譲歩」などというメッセージにならないよう、米国はケリー国務長官やヘーゲル国防長官をアジアへ派遣。日本でもいわゆる「2+2」という外務防衛の首脳会談を行いました。なんか必死です。

米国は今、対外的にあまり積極的に出ていきたくないんでしょう。金融政策などの国内問題で大忙し、といった感じ。二期目に入ったオバマ大統領の「役割」はいったい何かと言えば、大規模な対外伸長や外国での軍事行動、敵対活動を止め、現実的な内政処理へ舵を取る、というのが大局的な仕事なんじゃないかな、と思います。アジアへ行かないオバマ大統領は、実はこうしたメッセージを自国内へ送っているのかもしれません。

そんな気配を感じたのか、ケニアやアルジェリアなどでイスラム過激派が活発化。どうやら、米国が「21世紀型モンロー主義」に入るのを、なんとしても阻止したい勢力がいるようです。こうした状況で日本が、どう戦略的に動き、利益を得ることができるのか。対米追従ではない外交手腕が問われます。

『永田町時評』News SUN
日米安保の見直しか


Google Glass XE10 update brings transit directions and viewable links inside notifications
PHANDROID
ここにきて話題が終息気味のGoogle Glassなんだが、どうやら音声認識が邪魔になっている、ということのようです。何かコマンドを指示したいとき、ユーザーは命令をつぶやかなければならない。「Glass、動画を撮れ」とか「Glass、メールチェック」とか。確かにコレは恥ずかしいです。この記事では、乗り換え案内などのAndroidデバイスとの連携やGlass上の画像表示について紹介しています。まだ日本で発売はされてないGoogle Glass。1500ドル、15万円もするそうです。

最近、少し気になっている“tumblr”について考えてみた
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ビジュアル的なSNSサービス、日記風で他人の記事をリツイートできる、というのが「tumblr」です。見栄えがいいのが特徴。このブログでは、自分でオリジナルのデザインを作ることができる、と書いています。オススメ、というほどでもないんだが、企業イメージなどにこだわる会社は導入してみてもいいかもしれません。

A wolf howl is the ultimate sign of respect (if you’re a wolf)
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Google「自律走行車」は世界の自動車メーカーを脅威 へ!?
clicccar
ちょっとタイトルが「?」なんだが、いよいよ自動走行のクルマが実現しそうです。このところ日産は、EVなどの公道実験をしたり、いろいろと新技術に意欲的に取り組んでいます。横浜で自動運転のクルマが走り始めるかもしれない。これは、その日産の「自動走行車」とトヨタのプリウス改造型を使ったGoogleの「自律走行車」について書いている記事。どこがどう違うのか、と言えば、日産とGoogleでは技術のアプローチがかなり違います。より現実的な反面、Googleのほうは実用化はかなり先でしょう。特に行政の規制が厳しい日本には、自動走行車が走るために超えなければならないバカげたハードルが多すぎます。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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