高速道路上で事故を起こしたときに注意すべきこと

アゴラ編集部

10月5日、芸能人が乗っていた車が山口県内の中国自動車道上で自損単独の事故を起こし、路上に出たところを後続の車にひかれ、本人と同乗者の二人が亡くなる、という事故が起きました。高速道の右コーナーで、まず中央分離帯にぶつかった車が追い越し車線で停止。外へ出た二人が亡くなり、5人乗っていた同乗者の二人は軽傷、一人は無傷だったそうです。


高速道路上の事故で、路上に出た人がひかれる、というのは、実は近年、増加傾向にあるそうです。事故を起こした直後は、とにかくパニックになりがち。一刻も早く車外へ出たい、と考えた結果、後ろから高速で走ってきた車にはねられてしまうんでしょう。

高速道路で運転していると、前方には信号もないし障害物もありません。時折、トラックあたりが落とした荷物が落ちていたりするんだが、それも高速道路管理会社が迅速に撤去し、そうした物体にぶつかることはほとんどありません。つまり、高速道路の運転者は、前方に停車している車がいたり、ましては人が路上を歩いている、なんてことはまったく想定していません。

事故を起こした側もパニくってる上、後続車も突然、目の前に人が現れたりしたら、とっさのハンドル操作などできないでしょう。さらに、100キロ以上の速度を出していたら、瞬時に判断してよけることのできるのは、よほど訓練した人間か、レーサーみたいな動体視力は反射神経の持ち主以外、難しいと思います。

今回の事故のように、運悪く高速道路の追い越し車線で停車してしまい、車が動かなくなったらどうすればいいんでしょうか。車内に残っているのは、後続車に追突される危険があります。このブログでは、とりあえず中央分離帯へ避難し、後続車へ前方の事故車の存在を知らせるために三角表示板などを後方へ置くこと、と書いています。路上を歩いて渡るなんてのは最後の最後。特に夜間や今回の事故時のような悪天候の時は自殺行為です。

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事故の対応


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アゴラ編集部:石田 雅彦