八幡さまに頂く、一日を謙虚に懸命に楽しく生きるためのエネルギー --- 内藤 忍

2013年10月21日 11:11

2年半前の震災以降、家の近くにある八幡さんに、朝お参りするのが日課になりました。前を通って出かけるときには、晴れた日も雨の日も、鳥居の前に立って、二礼二拍手一礼。頭を垂れながら、平和な世界と家族や大切な人の安全と健康を願い、自分の力では何ともできないことに、力を貸して欲しい。そんなことを短い時間で祈ります。

今朝も4時に目を覚まし、ゆっくりとお参りしてきました。


ブログの更新や腕立て伏せを毎日やっているのと同じように、今や習慣化してきて、お参りに行かないと何だか落ち着かない気持ちさえ感じるようになりました。

目を閉じて数秒経つと、ナゼか頭の中がスッキリした気持ちになれます。目を開くと、一日をまた楽しく、懸命に生きようという気持ちがわいてくるのも不思議です。嫌なことや辛いことがあっても、リセットされて、またやり直せば良い。そんな心構えが生まれてきます。

ヘッジファンドの運用をしている部屋には神棚が飾ってあることが多いと聞きます。そう言えば、以前仕事をしていた証券会社にも神棚があって、社長が毎日朝から頭を垂れているのを良く見ていました。

ファンドマネージャーや経営者に一番必要な心構えは「謙虚さ」です。運用で莫大な利益を得たり、経営がうまくいったりすると、つい天狗になってしまい、傲慢な自信家になりがちです。しかし、そんな慢心が落とし穴になってしまうことが良くあるのです。

うまくいっても、うまくいなかくても、変わりない平常心を保つ。そのためには、自分の存在を小さなものだと認め、大きな世界の中で生かされているという感覚を持つことが大切だと思います。自分ではコントロールできない大きな力の中で生きている。だから、謙虚に努力を重ね、その中で懸命に行動するのです。

世の中には理不尽なことや、思い通りにならないことがたくさんあります。努力も大切ですが、努力の先にある手が届かない世界が存在するのも現実なのです。でも諦めてはいけません。

神頼みという他力本願ではなく、謙虚になりながら自分なりに精一杯のことを諦めずに続ける。現実を謙虚な気持ちで受け入れ、淡々と自分のやるべきことをやるという姿勢が大切だと思います。しかし、そんな気持ちを忘れがちになるのが、煩悩に支配されている未熟な人間の本能です。

雨の日に濡れながらでも、続けているのは、きっと行為自体がとても気持ちのよいものだからだと思います。これからも、毎日続けていくつもりです。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2013年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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