「一票の格差」問題を地方と都市のバランスで論じる「不思議」 --- 高田 皓司

2013年12月08日 07:47

アゴラへ寄稿された竹内裕人氏の「一票の格差の不思議」を拝読しました。

投稿者の竹内氏も、コメントを寄せられた各氏も、地方選出議員と大都市選出議員のバランスという見地から論じておられるのを「不思議」に思います。


何かの問題で国民投票をすると想定した場合、地方とか大都会といった居住地で国民の意見をグループ分けするということが考えられますか?

当然どこに住んでいようが一人は一人で、全国集計することを考えられるのではないでしょうか。

国会の審議とその結論としての法案の成立というのは要するに国民投票の代行であって、日常的に国民投票の代行をしているわけです。

とすれば、国会議員の選挙とは国民投票の代行者の選出なわけです。

一票格差がけしからんというよりは、選挙区の存在自体の方がけしからんということになりませんか。

わたしの前の投稿「選挙区の廃止が選挙制度の抜本解決につながる」に詳述したように、地方選出議員の比率が問題になるのは、大都市選出議員というものが存在しているからこそなのです。

国民投票を考えた場合各地域の人口密度が考慮対象とならないように、選挙区というものがなくなれば、地方選出議員と大都市選出議員のバランスということも考慮の対象とする必要がなくなるのです。

もちろん選挙区自体がなくなれば一票の格差も自動消滅です。

それに上記のわたしの投稿で指摘しておいたように、選挙区があればそこから立候補する候補者が限定され投票者の選択の自由が阻害されるというのも、選挙区の存在自体が憲法違反ではないかと考える理由です。

ご一考願えれば幸甚です。

高田 皓司
無職

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