無形文化遺産に登録され、絶滅が危惧される「和食」

2013年12月09日 13:07

日本の「和食」が国連ユネスコの「無形文化遺産」に登録されました。日本の文化がこの文化遺産に登録されたのは、特に「和食」が初めてじゃありません。2008(平成20)年には「能楽」が、2010(平成22)には「結城紬」などが登録されている。すでに21件の登録があるらしく、中には「題目立(だいもくたて)」とか「甑島(こしきじま)のトシドン」など、日本人でも実態がよくわからないものもあります。


今回は「和食」というものが「無形文化遺産」になったというわけなんだが、ようするに和食は「保護を要する絶滅危惧種」というわけです。我々日本人が食べているものはすべからく「和食」なんじゃないか、といった突っ込みも当然。「和食」とは、いったい何を指し示すのか、日本人自身がよくわかっていないんじゃないかと思います。

農水省ホームページの「日本食文化を、ユネスコ無形文化遺産に。」によると「和食」の特徴とは「多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重」であり「栄養バランスに優れた健康的な食生活」であり「自然の美しさや季節の移ろいの表現」であり、さらに「正月などの年中行事との密接な関わり」である、とのことです。

この四項目というのは、世界中の食文化に共通してるんじゃないか、とも思うんだが、これで登録されるなら「インドネシア料理」だって「チャモロ料理」だって「ボリビア料理」だって登録されてもおかしくない。実際、2010(平成22)年にはイタリア、ギリシャ、スペイン、モロッコなど地球海沿岸諸国の「地中海の食事」が登録され、今回も「和食」と並んで韓国のキムチの「キムジャン文化」が登録されています。

しかし、日本はこれで22件の登録になったわけです。しかし、一国でこんなに申請し、登録されている国は中国の28件のほかにありません。あの自尊心モンスターの韓国でさえ12件に甘んじている。冒頭に書いたとおり「無形文化遺産」の登録される、ということは、保護の対象にする、ということにほかならない。むろん自国文化を誇るのはいいことなんだが、それらが今では衰退と滅亡に瀕している、と世界中にアナウンスしてるわけで、これは無邪気に喜んでばかりもいられません。

「和食」にしても、我々日本人自身が、本当に「和食」の魅力を知り、堪能し、守ろうとしているか、と問われれば、ちょっと答えに窮してしまいます。だからこそ、無形文化遺産に登録したんだ、と言われるとなおのこと寂しさが募る。ちなみに、「題目立(だいもくたて)」というのは奈良県の八柱神社に伝わる語り物の民俗芸能で、「甑島(こしきじま)のトシドン」というのは鹿児島県下甑島で行われる鬼のような歳神を祝う大晦日から新年にかけての年中行事だそうです。

NewSphere
「和食離れ」が文化遺産登録の背景に 海外報道でも指摘


iPhoneでギターの弦を撮影すると「音波が見える」驚きの現象が
DDN JAPAN
被写体の速さに記録側が追いついていないとこういうことが起きます。同じような現象はアナログのカメラにもある。絞り型のシャッターではない「フォーカスプレーンシャッター」方式だと、二枚の幕をズラし、スリットで露光するわけで、スリットの空いている時間より早い被写体やフラッシュなんかでも半分だけ露光したり、という似たようなことが起きます。これ、CMOSセンサーの場合、ローリングシャッター現象とも呼ばれ、バイクや自転車の車載カメラでCMOSセンサーを使う場合も同じ。微細振動の速さがシャッターより速くなると、ブレブレの気持ち悪くなりそうな画像になります。

なくした物をテクノロジーと人の力を使って見つけるソーシャルタグ「Lapa」
GIGAZINE
クラウドファンディングで出資を募って製品化を目指していたデバイスです。「失せ物」というのは、どんなに注意深い人でも必ずあります。狭い自宅の中でさえ、どこかへいって行方不明になってしまうモノたちも多い。忘れたころに棚を動かして間に挟まっているのを発見したりするんだが、そのときはもう代替品を買っていたり必要のないモノになっていたりします。このデバイス、モノにタグをつけ、スマホに登録しておけば、どこにあるのか即座にわかる、という仕組み。ワンコの首輪につけたりすると便利です。

災害時に頭・首・背中を守ってくれる椅子「マモリス」
GIZMODO日本版
ネーミングがナイスですね。地震が来たら机や椅子の下へもぐりこめ、というのは小さいころから教わったはず。地震が収まってから外へ出るときも上から何か落ちてこないか要注意です。この椅子はヘルメットがついていて、外すと背もたれと一体型になっている。ただこれ、あごヒモとかついてないと外れやすいんじゃないかと思います。

「ラウンドワンの時代」と「IFeelCookの時代」
グダちゃん日報
このCM動画を見てると、バブル期の女性のメイクってかなり「変」ですな。眉毛がやたら太い。前髪がモジャモジャしてたりして、みんな石原真理子みたいになってます。それにしても男性は特にモデルさんばかり使っていて非現実感満載。今のアミューズメント施設にしても何か空虚な雰囲気がある。実際には「若者たち」ってこんなに「健康」じゃないですね。もっとバカ騒ぎな方向へ向かいがちなんじゃないかと思う。だからこそ、テレビの中のCMの世界、というわけなんでしょう。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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