日本の「モノ作り」を狙う米国系IT企業

2014年01月07日 20:30

ホンダが、米国Googleらと一緒にAndroid搭載した自動車用のプラットフォーム開発に乗り出すようです。一方、パナソニックは、米国Mozillaと組んでFirefoxのOSがついたスマートテレビを作るらしい。自動車や家電など、既存の製品がどんどんIT化し、デジタルガジェットになっていくわけで、高性能で軽量、タフ、省エネのコンピュータが実用化された結果、ウェアラブルとかユビキタスなんて言ってる間に我々の身の回りは電脳網で張り巡らされる、といった状況になってます。


ホンダについて言えば、アップルとも連携しているわけで、自動車へ食指を伸ばしているのはGoogleだけじゃありません。EVといった動力系は言わずもがな、産業界は異種コラボしつつ、互いの領域を浸食し合う競合の時代を迎えつつある。業種や業態、ジャンルにとらわれていては勝ち残っていけません。

このへん、日本人はわりと不得手な戦術なので、このままでは米国系のIT企業に飲み込まれてしまいかねません。ソニーがトヨタと一緒になって車を作ったり、任天堂が家電ロボットを作るような感じにならないと。GoogleやMozilla、Appleのような企業は、バーチャルではないリアルで物理的な「モノ作り」のスキルを虎視眈々と狙っているんじゃないかと思います。

表題のリリースは、パナソニック系の開発会社、アクティブリンクが開発した装着型ロボット「パワーローダーライト」について書いています。装着サイボーグ型のロボット装置といえば、筑波大学発ベンチャーのサイバーダインが開発した「HAL」が有名なんだが、このあたりの技術的な競合も激化しつつあるらしい。しかしロボット技術にしても、もっと画期的な発想で驚きのある製品が出てこないと、この分野でも日本は米国に飲み込まれてしまいかねません。

アクティブリンク
パワーローダーの開発


従業員を性善説でみるか、まったく信用しないか
起業の目
このブログでも書いているとおり「人間」は環境によっていかようにでも変わり得る、という認識があるかないかで、こうした人間観が左右されるんじゃないかと思います。性善説や性悪説に偏り過ぎると、裏切られたりバカをみたり残念な場面に出くわしたりします。ようするに、悪いことをしないような環境においておくこと、これにつきる。小人閑居して不善を為す、とも言います。人間っちゅうのは、ヒマ過ぎるのも問題なんでしょう。環境を整えてやる、というのが会社経営とか人心掌握のキモなのかもしれません。いずれにせよ、面倒くさいことで経営者や管理者の苦労がしのばれる。ただ、アプリオリに悪い人、というのもごく少数ながらいるのは確かです。そんなのに出くわさないように気をつけましょう。

ガチか…80年前の発明が今じゃ考えられないくらい斬新だった件
GIZMODO 日本版
こういうのを見ると、人間の発想なんてのは数百年じゃあまり代わり映えのしないものなんだな、と感慨深いです。技術の進歩が実現したものが多く、レオナルド・ダ・ビンチのヘリコプターのようにアイディア自体は古くからある。真ん中の一輪車なんかは、手塚治虫の『W(ワンダー)3』というマンガに出てくる乗り物にそっくりです。バカバカしい発明でも技術が進歩すると画期的なものに様変わりするかもしれません。

Polaroid Socialmatic camera shares photos virtually and physically
BGR
ポラロイド、というのは商品名であり企業名だったんだが、インスタントカメラとその会社のことです。米国にはほかにコダックというカメラメーカーがあり、どちらもデジタル化の波に乗りきれず、経営的に破たんしました。その後、立て直しがはかられ、ポラロイドは独自のユニークなデジカメを作り続けてます。この記事では、SNSに特化した四角い画像サイズのポラロイド製カメラが出た、と紹介。気になる値段はまだちょっとわからないようです。

夢を自由にコントロール! 明晰夢を誘導する夢のガジェット“Aurora”
IRORIO
「夢落ち」というストーリー展開があります。最後の最後に「ぜんぶ夢だった」という。同じようなものに「幽霊もの」というのがある。浅田次郎なんかが得意とする分野で、最後の最後で「ぜんぶ死者の幽霊だった」という。肩すかし以外の何ものでもないんだが、こういうのが好まれる精神的な土壌というのがナゼかあります。夢もあまり見なくなって年を取ったと思うんだが、実は覚えていないだけで、毎晩のように何かしら夢はみているらしい。夢の中でならなんでもできる。もどかしいのは、楽しい夢、というのはなかなか見ず、追いかけられたり苦しかったりするような夢ばかり覚えています。悪夢というやつだ。この記事では、好きな夢を見ることのできる装置の開発資金をクラウドファンディングで募集している、と書いています。どうやら「明晰夢(めいせきむ)」というヤツがあって、それなら自在に内容をコントロールできる。「明晰夢」というのは、自分で夢であることを自覚しながら見る夢なんだそうです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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