日本人に「Google glass」はまだ早い

2014年01月09日 10:54

今、ネット上でちょっとした騒動になっているのが「Google glass」の日本発売についての「デマ」です。デマ、というより、危ない並行輸入業者について。国内未発売の海外製品ではありがちな話です。ただ、Google glassについては当方も書いているんだが、米国内でβ版が使い始めてからいろんな評価が出てくるようになっている。「こんなものは2014年には一気に終焉に向かう」と罵倒する人も出てきたりして、日本国内ではまだ見たこともないガジェットなので、憶測ばかりが飛び交う状態になっています。


何か画期的で特別なことができるんじゃないか、という事前の期待が高過ぎるため、いざ実際に使ってみると「案外ダメだった」という落胆のほうが大きくなることはよくあります。Google glassも同じで、2013年に鳴り物入りで注目を集めたんだが、性能も機能性も既存の携帯端末と比べてそれほど素晴らしいもんじゃない。米国では、いちいち装着するよりスマホやタブレットを使ったほうがいい、という話にもなっているようです。

さらに日本と比べ、米国ではすでに「普通の端末化」し、むしろ使ってるだけで「変わり者」に見られてしまう、という「glasshole」現象なるものも出ています。これはGoogle glassと「asshole(嫌われ者)」を合体させた新語らしい。そもそも「メガネ型端末」なんてのも別にGoogle glassが最初じゃありません。エプソンも似たようなのを出したし、3Dと同じように今さら感があって陳腐なアイディアと言われても仕方ない。単に値段が高いだけのGoogle glassは、メガネ型からコンタクトレンズ型など、さらにウェアラブルに進化するための過渡期的で段階的なポジションにあるんじゃないか、というわけです。

一方「まだ見ぬ端末」に胸をいっぱいにふくらませている日本国内のユーザー予備軍が、SNSなどに流されている情報に翻弄され、並行輸入業者から「先行的」にGoogle glassを手に入れられる、と騒ぎ始め、それに対してネット上では様々な危惧が表明されました。たとえば、この「Overtex Times」や「ASSIOMA」というブログでも警告しています。表題のブログでは、具体的にどこがどうヤバイのか解説してくれている。Google公式のアナウンスも出ていないので、それまで日本人はジッと我慢するしかなさそうです。

+PlusOneWorld
Google Glass が欲しい人に警告! ゲッコーはマジヤバイっすよ!


本田がミランのユニ着て撮影! コラ画像じゃない本物のミランユニ姿に感動する本田スレまとめ

あれだけ「行くの行かないの」と騒がれていたわけで、これが実際に行ってしまうとなると、どうも盛り上がりに欠ける、というのは斜めに眺め過ぎでしょうか。素直に喜びましょう。というより、彼にとってはこれからが本当の勝負。しかし、どうでもいいんだが、ちょっとショボい感じのスタジオで撮影してるんですね。本当にコラじゃないのか、大丈夫か。

Dracula tangles with dancing lunatics and diabolical lesbians
io9
半村良という小説家は不思議な作品をいくつか残しているんだが、その中に『石の血脈』という吸血鬼ものがあります。これがなかなかの傑作で、美男美女ばかりの吸血鬼集団が出てくる。しかし、人血を吸う、という行為はどうも西洋に特有のもののようで、少なくとも日本の妖怪にはあまりいませんね。これは米国NBCのドラマ『ドラキュラ』を紹介した記事。ジョナサン・リース=マイヤーズ(Jonathan Rhys Meyers)ってアイルランド人男優が吸血鬼を演じています。彼は古典的なドラキュラ像、いわゆる「ヴァン・ヘルシング(Van Helsing)」のイメージを払拭できるか、というわけ。吸血鬼を表す言葉としてはほかに「ノスフェラトゥ(Nosferatu)」があるんだが、こっちはムルナウ監督やヘルツォーク監督の映画作品が有名で、ドイツとか欧州中部以東のイメージが強いです。

湖州の霧
断箋残墨記
上海の南にあるのが浙江省です。杭州が省都。銭塘江デルタ地帯でもあり、南シナ海に面していることもあり、湿潤で霧の多い土地なのかもしれません。このブログでは、浙江省の街、湖州を訪れたことを書いています。ものすごい濃霧に出くわしたらしい。当然の如く、これは霧ではなく「大気汚染」だそうで、集会もデモも届け出制で実質、禁止されている中国では抗議の声が上がらない。旅人にとっては、ブログネタですむような問題でも、ずっとそこに住み続ける人間にとって公害はたまりません。中国人というのは、何千年も臥薪嘗胆で生きてきたんでしょうか。

ソニー、あらゆる端末でPSゲームができる「PlayStation Now」正式発表
ガジェット速報
これでもう家庭用の据え置き型ゲーム機、といったシロモノはなくなるんでしょう。バージョンアップのたびに買い換えなくてもすむわけなんだが、ソニーや任天堂、Microsoftといった企業は今後、専用機の売上げが見込めなくなっていくのと平行して、次第に開発力を喪失していくんだと思います。いずれ、なにかほかのプラットフォームに置き換えられていくんでしょう。かつて一世を風靡したセガサターンやドリームキャストがなくなっていったように。しかし、PlayStation4は、予想外に善戦しているらしい。ソニーはすでに新たな戦略を立てていると信じたいものです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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