「DQN」はなぜ「DQN」と呼ばれるのか

2014年01月10日 19:24

1月7日から川崎で逃亡していた強盗強姦容疑者は、神奈川県警を手こずらせながら凶行を重ねることもなく、二日後の9日、横浜市泉区で身柄が確保されました。どうも悪友たちを頼って川崎から横須賀あたりまで逃げ回っていたらしい。横須賀や泉区と言えば、それほど都市化が進んでいる土地じゃありません。捕まった場所が雑木林で、泉区あたりはまだ自然もけっこう残っています。


こうした東京周辺の「田舎」には、ヤンキーとか暴走族などのいわゆる「DQN」と呼ばれるような「人種」が増殖しやすいようです。「DQN」というのはネット上のスラングで、素行の粗暴で品性下劣な連中などを指し示す言葉です。都会や市街地にも「田舎」はある。田畑や雑木林が急速に宅地化された新興住宅街に、モザイクのように紛れ込んでいるような土地。東京を取り巻くドーナツ地帯もその一つで、いわゆる「DQN」が好んで住んでいる場所も少なくありません。

刑法には「逃走援助罪」というのがあって、量刑は案外少なくて3年以下の懲役です。「犯人隠匿罪」は2年以下の懲役又は20万円以下の罰金。「川崎の逃亡男」は交友関係をフルに活用し、警察の捜査網をかいくぐっていたわけなんだが、こうした罪を知りつつ、逃亡を助けていた彼の周辺の連中もこうした「DQN」層が多い。ネット上では「川崎の逃亡男」の関係者が、彼を擁護するTwitterなどを書き込んで話題になっています。

「川崎の逃亡男」のそもそもの容疑は、女性を拉致監禁して集団強姦し、さらに脅して金を奪った、というもので、とうてい擁護できるような罪状ではありません。まだ容疑者なので罪が確定しているわけじゃないんだが、逃亡した事実だけで犯行実行の有無は充分でしょう。むしろ、逃亡したことで、自分の犯した卑劣きわまりない犯罪に対し、反省の色はまったく見えない。彼の逃亡を助けた友人たちも同罪です。

仮に自分の親友が重罪を犯し、かくまってくれと頼み込んできたとき、どういう態度をとるか。それによって友情の質が問われることを「DQN」連中は気づかず、だからこそ「DQN」などと言われてしまう。「川崎の逃亡男」を手助けした友人たちは「早く自首しろ」と言ったそうだし、彼自身も「無関係な友人を巻き込んでしまった」と反省しているらしい。友情にかこつけ、逃亡を手伝わせるような人間が、本当に友人かどうかも怪しいもんだ。しかし、こんな当然のことさえ、今の時代はどうも曖昧になっている。後味の悪過ぎる事件でした。

ガジェット通信
友人の逃亡に手を貸したら罪になる! 川崎の容疑者逃走事件で話題の「犯人蔵匿罪」とは何か?


人間より上手い!? BMWの自動運転ドリフトが超絶カッコイイ!
clicccar
もうスゴい時代になっていて、こういう動画を眺めていると、物体の自律コントロール技術ってのは、すでに我々の想像力を軽く凌駕していると思わざるを得ません。パイロンスラロームはセンシングでパイロンの位置や感覚を「認知」してるんだろうし、ドリフトもタイヤの設置センサーと連動させているらしい。人間が感覚的に車の挙動をとらえ、ハンドリングやブレーキングなどをしているのに比べ、こっちのほうがより正確なんでしょう。ただ、あらかじめ準備された環境での実験走行のようで、ラリーコースみたいなのを人間より上手に走らせるまでになるのはちょっと時間がかかりそうです。

South Korea Thinks Kim Jong-un’s Aunt Is In ‘Critical Condition’
Business Insider
この聯合ニュースから、北朝鮮の金正恩の叔母さんについて紹介している記事です。67歳になる彼女は、どうやらアルコール依存症になっているらしい。北朝鮮を建国した金日成の娘で金正日の妹。夫は先に「粛清」された張成沢です。粛清事件後も国内での序列は変わらず、金正恩から敬愛されている、と言われてきたんだが、最近の報道には「彼女はすでに死んでいる」というものもあります。冷戦時のソ連の情報遮断は「鉄のカーテン(Iron Curtain)」と表現されていました。北朝鮮はずっと「竹のカーテン(Bamboo Curtain)」に隠れている、とも言われています。鉄のカーテンはすでにない。竹のカーテンはいつなくなるんでしょうか。

An astronaut’s rhythm
PHYS.ORG
サーカディアンリズム、概日リズムという「体内時計」があります。これが狂うとジェットラグ、時差ボケになったりする。地球の自転と太陽の公転により太陽光線でリセットされます。生物の脳下垂体あたりの視床下部のへんにこれを感じるセンサーがあり、実は25時間周期なんだが、太陽の光で24時間に調整される、というわけ。だから、昼夜逆転の生活をしてる人が精神的に病んだり、引きこもりで太陽に当たらない人がより引きこもったりします。この記事は、地球上から離れた宇宙空間で、サーカディアンリズムが狂った宇宙飛行士たちについて書いている。特に宇宙ステーションなどで長期間、宇宙で過ごさざるを得ない彼らにとって、こうした「宇宙ラグ」は大きな悩みです。まだ宇宙での薬理作用がはっきりわかっていないので睡眠薬などは使いたくない、ということで、人工光線で24時間のリズムを再現したり、いろいろテストしてるんだそうです。

Great White Sharks Live As Long As Humans
livescience
ホオジロザメは人間と同じくらいの寿命がある、という記事です。ではいったいどうやって年齢を調べるのか。歯の「年輪」は当てにならない、と書いている。1940年代からの核実験の放射性同位体をヒントに調べるらしい。そうやって調べた結果、もっとも高齢のホオジロザメは73歳。ただ、サメはフカヒレなどの材料として乱獲され、ホオジロザメも絶滅が危惧されているそうです。フカヒレは美味いんだが我慢しよう。


アゴラ編集部:石田 雅彦


アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!

関連記事

アクセスランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事

ページの先頭に戻る↑