ジョブズが「Macintosh」をプレゼンした日

アゴラ編集部

今年は1984年のApple社創業から30周年、というわけで、あちこちからいろいろな関連記事が出ています。Apple社自身も「あなたの最初のMacは?」というページを立ち上げている。当方にとって自分で買った最初のMacは「LC630」というマシンでした。コレはようやく手の届く値段になった汎用機。その後、ピザボックス型の「Power Mac 6100」とか、いろいろ使い続けました。今のメインマシンは「iMacの27インチ3.2GHz」で、MacBook airも使ってます。


個人的なことはともかく表題の記事では、1984年1月30日に米国ボストンコンピュータ学会(Boston Computer Society)で撮影されたスティーブ・ジョブズの「Macintosh」のプレゼンテーションが紹介されています。すでに「Macintosh」自体はこれ以前、1月24日にカリフォルニア州クパチーノのディアンザ州立大学にて開かれたApple社の株主総会で発表されていたんだが、この動画はそれを改めて行った、というものらしい。

彼を招いたのは、当時20歳のブラウン大学生にして13歳でBCSを設立したジョナサン・ローテンバーグ。動画の最後では、ジョブズやApple社が目の敵にしていたIBMいわゆる「ビッグブルー」の登壇者に対し、聴衆からの反応が巻き起こります。ローテンバーグは、ジョブズに心酔し、その後『My Teacher Steve Jobs』という本も書いている。しかし、今年一年はこんな「Apple祭り」のような状態が続くんでしょうか。

BUSINESS INSIDER
Steve Jobs’ First Demonstration of the Mac, Unseen Since 1984, Is The ‘Stuff Of Tech-History Legend’


阿部容疑者 待遇不満か…ボーナス低く「やってられない」 ~マラチオン混入事件の容疑者 阿部利樹(49)はワンピのコスプレでイオン徘徊する名物おじさんだった~
素浪人♪の日々不穏
この農薬、マラチオン、というんだが、最初に耳にしたときから不謹慎ながらちょっと笑ってしまいました。あっち方面のクスリかな、なんて。それにしても、いくら待遇に不満があるからといって、誰が口にするかわからない食べ物に毒物を混ぜる、というのは、やはりどこかアタマがおかしいんでしょう。もしかすると、自分や自分の身内が食べるかもしれません。さらに言えば、最近よく「女装男子」というのを見かけます。うちの近所にもセーラー服を着た老人が出没します。コスプレ仲間かなんかの女子と一緒に写真を撮ったり撮られたりしている。なにやら、おかしな世の中になりつつあります。

ロシア最強の戦車がジャンプしながら主砲を発射する姿を見よ
KOTAKU 日本版
「戦車」の歴史をさかのぼれば、アレキサンダー大王とか古代ギリシャ時代あたりにいたるんじゃないか、と思います。ひょっとすると、古代中国にもあったかもしれない。内燃機関で走行車両を動かす、という兵器では、最近なにかと話題の第一次世界大戦になる。塹壕戦に戦車が出てきたときの衝撃、というのはけっこうスゴかったらしい。その後、戦車は「陸の戦艦」の如く、どんどん大型化して多砲塔するんだが、過ぎたるは及ばざるがごとしで何かと不便なことがわかり、単砲塔で数名乗り、という現在のカタチに収まりました。近代戦車といえば、旧ソ連が開発した「T34」が画期的で、旧ソ連領へ電撃戦で攻め込んだドイツ軍が悩まされた。手頃な火砲と避弾経始(斜面効果)のいい装甲、小回りが利いて稼働率も高い。この記事で紹介されている最新鋭の戦車T90は、その系譜を継ぐものです。

伊達正宗の遣欧使の子孫がスペインに!日本姓はハポン。
マックンの気まま日記
これはけっこう有名な話で、佐藤賢一氏の小説『ジャガーになった男』という小説もあります。コレはおもしろい。大航海時代は、想像以上に人的な交流が地球規模で行われていた。千葉の御宿にメキシコ塔という記念碑があるんだが、アレには江戸初期に漂着したスペイン船の乗員を現地の人たちが救助したことが記されています。この船は「サンフランシスコ号」といい、大多喜城に展示物が残されている。メキシコ大統領が来日すると、ここへ献花したりします。当時の大多喜城主は、名槍「蜻蛉切」で有名な本多忠勝の次男、本多忠朝。この忠朝、酒で失敗し、その汚名をそそぐため、大坂夏の陣の際に自殺的な吶喊を敢行し、討ち死にしました。ところで、支倉使節団の以前に、前出のサンフランシスコ号の乗員らを当時のメキシコ(ヌエバ・エスパーニャ、ノビスパン)へ送り返すため、田中勝介らが太平洋を渡っています。この際もメキシコに残った日本人がいる、とも言われている。ただ、残っても現地のインディオと紛らわしいし、遺伝的にも似てると思われるので、それを確かめるのは至難なんじゃないか、と思います。

Ask Slashdot: Educating Kids About Older Technologies?
Slashdot
これは示唆的な記事です。子どもたちに今はすでに使われなくなって、見かけることも少なくなった過去の技術や道具などをどう伝えるのか、というもの。蒸気機関、というのは、原発でも使われているプリミティブな技術なんだが、我々の日常で目にすることは少ない。ヤカンのフタが蒸気圧で上がったりするのがわかるくらいでしょう。こうした原理原則が、どう生活に役立てられているのか、子どもたちにキチンと伝えていきたいもんです。


アゴラ編集部:石田 雅彦