新CEO誕生はマイクロソフトを正常軌道へ戻すのか

アゴラ編集部

どうやらマイクロソフトの時期CEOが決まったようです。現在のCEOは、スティーブ・バルマー氏なんだが昨年、2014年で引退する、と宣言。今年に入って誰が後継者になるか、いろいろ取り沙汰されていました。結局、下馬評通り、同社幹部のサトヤ・ナデラ氏が指名された、というわけです。


ところで、PC業界の覇者、マイクロソフト、どうも2013年の後半あたりから迷走中のようです。Windows8がうまくいっていないのもあるんだが、PC市場の縮小均衡にともない、新たな商売の大黒柱を作ることができていない、ということが大きい。Surfaceタブレットは売れ行きはかんばしくないし、OSの移行もスムーズにいかない。XPのサポート終了が代替わりを後押しするか、と思いきや、世界中のWindowsユーザー企業の動きは緩慢です。XPの対応も迷走し、結局、サポート終了は延期され、アップデートは有料、というサービス体制に切り替えられました。

この企業については、とかく業界内でウワサ話が絶えません。創業者で会長のビル・ゲイツ氏を、取締役会へ入った投資家が煙たがっている、という報道も出たりし、マイクロソフトの中枢が微妙に揺れ動いている、といったものもある。新CEOの就任にともない、ゲイツ氏は会長を退任する、という話も出たり消えたりしているんだが、カリスマ創業者が同社の経営から去ってしまえば、その影響は大きいと言わざるを得ません。

ただ、マイクロソフトの経営に対しては、大胆かつ抜本的な改革が必要、という声も少なくない。新しい「ボス」が誕生しても、創業者やCEO経験者が「院政」をひくと、現経営中枢との間に様々な軋轢が生まれるのは世の常。今後、同社中枢については、予想外のCE人事が発表される可能性もあり、依然として予断を許さない状況にあるようです。

BGR
Will Microsoft’s new boss be the same as its old boss?


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霞ヶ関のキャリア官僚というのは、高倍率の大学受験をくぐり抜け、難しい試験を経て国家公務員になった頭脳明晰な人たちばかり、というのが定説です。もちろん、優秀なんだろうが、こういうことを考えさせるとダメですね。ようするに、どう収益を上げるのか、という「下世話」な問題は下手くそ、というわけです。おかしなことを考えず、その優秀な頭脳をもっと有益なことに使ったほうがいいですね。

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米国には「ガールスカウトのクッキー」という習慣があります。これは1917年に始まったもので、ガールスカウトの隊員たちが募金集めのためにクッキーを焼いて売った、という話。お菓子メーカーが便乗し始めたんで、ガールスカウト団体はライセンスを発行して商標を保持し、募金活動に役立てているらしい。2007年のデータでは、年間2億箱のクッキーが売れたそうです。で、毎年2月7日は「ガールスカウトクッキーの日」にされてる。この記事では、ガールスカウトクッキーにはどんなビールが合うか、考えています。

SmartWatch2 VS GalaxyGear
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サムスンの「GALAXY Gear」とソニーの「SmartWatch2」を比べているブログです。前者はカメラやボイスレコーダーなど、既存のスマホがもっている機能が時計に付加されているらしい。一方の後者、普段は単なる時計なんだが、スマホとの連携で機能性が拡張するんだそうです。どっちか迷う。しかし、そろそろ真打ちが登場する。Appleの「iWatch」です。体長測定機能付きだとか、睡眠リズムをコントロールするのではとか、太陽電池で充電できるとか、相変わらずウワサばかりが先行。実際、出るのかどうか、はなはだ疑問です。

Engaging Myanmar’s Navy
THE DIPLOMAT
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アゴラ編集部:石田 雅彦