「花粉症」と腸内共生菌の話

アゴラ編集部

花粉症の季節です。ピークらしい。当方は幸いまだ縁がないんだが、最近では効果的な治療薬もでき、以前ほど重症の方を見かけなくなりました。でも、やはり電車に乗るとマスクをしてる人が異様に多い。「国民病」とも言われる日本の花粉症。英語では「hay fever(枯草熱)」といいます。日本の主原因である「スギ花粉症」はドメスティックで母数が少ないので、医薬メーカーは開発に本腰を入れません。


日本でも1970年代までは欧米のような「ブタクサ花粉症」が主だったようです。江戸時代に「スゴ花粉」の鼻炎の記録はないらしい。「スギ花粉症」が増え始め、爆発的に流行したのは高度成長以降のことでしょう。特に1979年のスギ花粉の飛散量は大変だった。原因となる「花粉」もヨモギ、シラカンバ、ブタクサ、スギ、ケヤキ、ヒノキなど多種多様。花粉の飛散によって発症する時期も変わります。

「花粉症」の流行の原因が、山林のスギやヒノキの植林にあるのはよく知られています。1950年代に、治水や林業の目的で比較的早く育つスギを大量に植え、その樹木が「花粉」を飛散させるくらいに育ったのが30年後。1980年代からの流行に辻褄が合います。免疫系の過剰反応がアレルギー。「花粉症」が増えた理由は、こうした「花粉」の量と国民の栄養状態が良くなって免疫力が向上したこととがリンクした、と言われています。

表題のブログでは、我々の内臓に共生している菌類の影響で「花粉症」の症状が改善されることがある、という記事を紹介しています。バランスのいい食事と良好な「お通じ」が重要、というわけ。まだ悩まされていない人も予防のために、ヨーグルトなどの乳酸菌類や納豆などの発酵食品を積極的に食べましょう。

千日ブログ ~雑学とニュース~
花粉症は治ることも 原因の腸内環境悪化、ストレス、ホコリの改善で


Ancient food webs developed modern structure soon after mass extinction
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恐竜は約6600万年前までの白亜紀で絶滅したんだが、その後、ほ乳類の時代になるわけです。白亜紀までが中生代。その後は新生代になる。新生代は三つに分けられ、始新世、という年代が古生物学にとってけっこう重要のようです。この始新世、約5500万年前から約3800万年前までになり、ドイツのメッセル採掘場から当時の生物の良好な状態の化石が大量に出ることで有名。この記事は、メッセルで植物相も含めた当時の食物連鎖を湖の中と森林で比較研究してみると恐竜時代の大絶滅により、新しい生物生態システムに入れ替わることができたことがわかった、と書いている。生物多様性が一度、大絶滅でリセットされ、新たな多様性へ変質し、完成される、というわけです。

「戦国無双4」発売記念インタビュー。10周年記念タイトルとして制作されたナンバリング第4作にはどんな思いが込められているのか,鯉沼久史氏と三枝 修氏に聞いてみた
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テレビCMがすごいです。このPVを見たんだが、けっこう良さげ。関東、九州、四国、東北とか、日本各地に分けているらしい。確かに、全国に代表的な戦国武将がいたわけで、彼らの「物語」をゲームにしたら楽しそうです。個人的には、四国の長曽我部の章に出てくる髪の毛を盛ったキャバ嬢みたいなキャラが気になる。彼女を操って「夢想極意」で雑兵どもをなぎ払え、という感じですかね。PS4もほしくなってきました。しかし、本当にゲームというのは「ヒマツブシ装置」ですね。

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こういう表に出ない「地下系」イベント、というのはよくあります。警察も見て見ぬ振りをしていることが多い。何か問題があれば踏み込む、という姿勢だけで本当に何かあっても滅多に動きません。賭博系は妙に政治家がからんでいたりして、警察にとって「鬼門」です。経営者は警察幹部とつながりがあり、手入れがあると事前に連絡が来ます。薬物がらみとか殺人などの凶悪犯罪がないとダメ。で、この事件なんだが、外交特権、という厄介なものをものともせずに検挙した、というわけです。どうして今回に限って警察が動いたのか、そのへんが興味深い。アフリカ系の大使館は、けっこう怪しいようです。

コインランドリービジネス7つの魅力とは? はじめてのコインランドリービジネス
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確かに、当方の家人なんかは、洗濯物を乾かすのにワザワザ近所のコインランドリーへ持っていきます。自宅でオテントサンにさらして干せばいいのに、生乾きが嫌なんでしょう。コインランドリーには、強力なガス乾燥機のあるわけです。ただ、自分ですべて始めるのはリスクがあります。このサイトではフランチャイズの注意点も解説。元締めのほうが儲かるんでしょうか。


アゴラ編集部:石田 雅彦