アゴラ読書塾 池田信夫『21世紀の資本論』を読む【締め切りました】

2014年04月10日 18:22

定員に達したので、受け付けを終了しました。ありがとうございました。

Capital in the Twenty-First Century

アベノミクスも息切れし、成長率は下がり、経常収支も赤字になり、「貿易立国」で成長してきた日本経済にも限界が見えてきました。もう成長はやめて「脱成長」でやっていこうという人もいますが、日本は成長をあきらめてやっていけるのでしょうか。

まだ多くの人が実感していないでしょうが、これから日本は急速な高齢化とともに国民負担が大きくなり、可処分所得は2050年には今のほぼ半分になります。特に世代間の富の格差が拡大し、絶対的窮乏化の時代がやってくるのです。


これはマルクスの対象とした問題ですが、その後の歴史は彼の予言を反証したようにみえます。戦後の先進国では高い成長率が実現し、格差は縮小し、新興国も豊かになりました。しかしこれは一時的な現象で、1980年代から格差は拡大している、とPikettyは指摘します。これは資本主義の歴史が始まって以来の傾向で、戦後はその例外だったというのです。

本書は昨年フランスで出版され、世界的な反響を呼んでいます。数量経済史の膨大なデータをもとにして標準的な経済学を徹底的に批判するPikettyの主張は論争を呼び起こし、Economist誌は特集を組んでその賛否を論じています。世代間のみならず階級間、国際間でも格差が拡大する一方で資本が過剰になる21世紀の現状をどう説明し、それをどう解決するかは各国に共通の問題です。

アゴラ読書塾では受講者のご要望にこたえ、5月だけの特別セミナーとして『21世紀の資本論』を読み、資本蓄積と格差の問題を考えます。テキストは英語ですが、毎回レポーターがレジュメをつくるので、すべて読む必要はありません。講義はすべてUstreamで中継するので、全国の(あるいは海外の)みなさんも視聴でき、質問もSkypeでできます。

講師:池田信夫(株式会社アゴラ研究所 所長)
テキスト:Thomas Piketty, Capital in the Twenty-First Century

開催日:2014年5月7日・14日・21日・28日(全4回)
時間:19:00~21:00(軽食つき)
場所上野中央ビル(上野駅 入谷口5分)2階 アゴラ研究所会議室
定員:20名(先着順で締め切ります)。Ustreamによる視聴は無制限(*)。

受講料(PayPalも利用できます)
 2万円(欠席の場合も音声とスライドをお送りします)
 女性・学生・Ustream:1万円
お申し込み方法:専用フォームに必要事項をご記入いただき、弊社口座へのご入金をもって手続き完了です。

(*)Ustreamを視聴するにはパスワードが必要です(モバイルアプリからは見られません)。

主催:株式会社アゴラ研究所

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