資産が1000万円を超えたら「資産4分法」で運用戦略を考える --- 内藤 忍

2014年04月16日 13:54

自分の持っている資産をどのように配分するのかを考える場合、金融資産だけを対象にするのと、実物資産まで手を広げるのでは世界が随分変わります。金融資産が1000万円を超えたあたりから、実物資産も組み入れた、「新しいフロンティア」に向かうべきというのが私の考え方です。

その場合、資産を4つに分けて考えていくとすっきりします。

分類の軸は、2つ

円の資産なのか、それとも外貨の資産なのか

そして

金融資産なのか、それとも実物資産なのか

です。


円の金融資産は、守りの資産です。運用して増やすというより、流動性のある資産として持っておくものになります。私は、個人向け国債(10年・変動)を保有していますが、1年経てばいつでも解約できるので、流動性にも問題はありません。

円の実物資産は、日本の不動産ということになります。以前、メルマガ会員限定で重吉社長とセミナーを開催した日本財託のような、信頼できる会社に「目利き」と「管理」をお願いするのが良い方法だと思います(たくさんのお問い合わせを頂き、希望者には日本財託の私の担当者を紹介しています)。

5%前後のネット利回りで、空室率1%以下。投資ですからリスクはありますが、円の実物資産投資として、検討に値すると思います。

外貨の金融資産は、ネット証券のインデックスファンドを使うことになります。販売手数料のかからないノーロード投信で、年間管理料の当たる信託報酬が0.6%程度。先進国・新興国の株式に広く投資することができます。個別の銘柄を選ぶのも良いですが、ここは市場全体の成長にかける投資で、時間をかけない方法を実践します。

外貨の実物資産は、海外不動産やワインになります。海外不動産投資に関しては、今月末に「究極の海外不動産投資」をいう書籍を幻冬舎から出版します。また、ワイン投資についても、昨年から書籍の準備を進めており、今年の後半には出版したいと思っています(執筆頑張ります!)。

外貨の実物資産の中でも、海外不動産は誰でも簡単に手掛けられるものではありません。周到な準備と現地の視察が必須になります。といっても、大切なことは「誰から買うか」「誰に管理してもらうか」を見極めるところにあります。自分が専門家になるのではなく、「信頼できる専門家を見つける」ことが大事なのです。

次の投資先として本日、香港からバングラデシュに出かけ、視察してきます。スタディ・ツアーも7月3日~6日(7日早朝帰国)のスケジュールでH.I.S.と企画を立てています。間もなくご案内できると思います。

金融資産の中だけで、資産運用を続ける。投資信託で毎月積み立てというのは、資産形成期には良い方法です。しかし、資産規模が大きくなってくれば、それに見合った資産運用の選択肢が広がってきます。資産が1億円になっても、すべての資産を金融資産で保有しているのは、逆に不安にならないのか?

金融資産だけにこだわっている投資家の気持ちが、私には良く理解できません。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2014年4月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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