大丈夫か、ブラジルW杯開催

2014年05月30日 10:37

景気減速で漸進的に悪化しつつある経済に追い打ちをかけるように、ブラジルでサッカーW杯に対する貧困者層の反対デモが頻発しています。各マスメディアの報道によれば、W杯誘致で経済成長率が見込めるといっていた政府の主張に反し、それほど大きな好影響は見込めないらしい。


聞き心地のいいことを言いつつ巨大プロジェクトを計画しても、実際に利権を握っているのはごく一部だけで、多くの庶民には利益や恩恵が行き渡らない、というのはよくある話です。ブラジルでは、すでに経済格差が広がり、治安もかなり悪化している。国民の不満へW杯が火に油を注ぐことになりかねず、進出企業の撤退や投資の冷え込みなどにより、さらに景気減速に拍車がかかるのでは、というわけです。

街には「反W杯」のウォールペインティングがあふれ、会場建設はワイロや中抜きで遅々として進んでいません。ブラジルで初の女性大統領であるジルマ・ルセフ氏は2011年1月から現職にあるんだが、出身は労働党。左派とはいえ、ブラジルをBRICsとして好景気の新興国へ押し上げた前政権の社会民主党の路線を継承しています。

ただ、彼女の政権基盤は弱く、労働党の基本政策に縛られて「小さな政府」へ転換し、財政を再建させるのはなかなか難しいようです。どっちつかずの中途半端な経済政策が、今のブラジルの問題の根源にある、との指摘もある。今年はW杯、さらに2013年には五輪も開かれるブラジル。ここ数年、インフレ率は5%台に落ち着いているとはいえ、失政が続けば再び高インフレの不安定国に逆戻りの可能性もあります。

RT
‘Need food, not football’: Brazilian graffiti art expresses outrage over World Cup


The real 10 algorithms that dominate our world
medium.com
我々の世界を支配する10のリアルな「アルゴリズム」とは、という記事です。まず、アルゴリズムには三つの特徴がある、と書いている。有限性、正確な定義、さらに有効性。アルゴリズム、と言われるとコンピュータのアルゴリズムをまず想起するんだが、人類最初のアルゴリズムは、紀元前1600年のバビロニア人が考えた因数分解や平方根らしい。もちろん、この記事では聴いたことがあるものないものを含め、10個のアルゴリズムはズラズラと並んでいます。

台湾から逆輸入されたギャルゲー!!? 「落桜散華抄」のクオリティが半端ないと評判
EXドロイド
もうゲームやギャルは日本だけのものではなさそうです。日本文化への抵抗感が低いせいか、台湾と日本の親和性はけっこう高い。少なくとも韓国とくらべると格段に違うようなんだが、そこはやはり他国。ほとんど同じようなゲームでも、ちょっとした違和感がまた魅力になったりするから不思議です。

Creationist Museum Says Dinosaur Fossil ‘Proves’ Biblical Flood
INTERNATIONAL BUSINESS TIMES
牽強付会というか、聖書に限らず神話の中のできごとを本当に起きたことのように唱える人、というのはいつの時代にもいるようです。この記事では、数千年前の洪水で死んだ恐竜がいて、これがノアが箱舟を作ることになった大洪水の根拠になる、と主張する研究者を紹介しています。米国ケンタッキー州には「Creation Museum」というのがあり、そこに溺れ死んだアロサウルスという恐竜が展示されているんだそう。奇特なもんです。

Animal Sex: How Jellyfish Do It
livescience
クラゲの交尾の方法を紹介している記事です。ご想像の通り、あまり複雑なもんじゃない。オスのクラゲが海中に精子を放出し、一種の精子の「沼」のようなものを作る。メスはそこから精子をすくい出して自分の「口」の近くにある卵巣へ運びます。ようするに、クラゲのメスは精子を「食べる」というわけです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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