酒飲みは時間泥棒なのか?

2014年10月11日 03:43
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簡単そうで難しいのが接待です。相手が有名人や著名人なら益々緊張して冷や汗ものです。私は、お酒が弱いのでまず接待の席ではお酒は飲みません。


強く勧められたら一杯だけ注いでもらって、あとはテーブルクリーンに集中します。空いたお皿があれば片付ける。小皿が足りなくなれば用意する。こうしているうちに、相手はお酒が入ってじょう舌になりますから、あとは飲む振りをしながら聞き役に徹しれば勝手に時間は過ぎていきます。グラスにお酒を注がれても飲むふりをしてドンドン下げてもらいます。

お客さまを見送るまで緊張が解けないかも知れませんが、サラリーマンたるもの接待を嫌がるようでは、出世はできません。接待を滑らかにあたかも自然に当然の如く対応することによって自分自身を売り込むことができるのです。

特にお客さまがお偉い方で、上司も社内的立場が上の人であれば、クローズドな会話を聞けるかも知れません。このような時は、聞いていないふりをしなくてはいけません。また接待の席では、気を効かして会話に入る必要性はありません。あなたはお客様と上司の様子をみながら聞き役に徹すれば良いわけです。

そしてちょっとした態度や様子を見逃さずに、メニューがほしいのか、お代わりが欲しいのか、取り皿が欲しいのか、調味料が欲しいのか、そろそろお仕舞いにしたいのか見定めてください。

お客さまも上司との歓談が目的なわけですから。特に話が盛り上がって時間が経つのが早いときこそ要注意。お客さまが時計に眼をやったら「お時間大丈夫ですか」と声をかけなくてはいけません。そして、本日お越しいただいた謝礼をして、丁寧にお見送りをするまでがあなたの仕事になります。

そして、上司が「使える=気が利く」と思えば、再度リクエストの声がかかることでしょう。これは上司があなたを評価していることに他なりません。評価されていることを喜んで、積極的に接待に臨んでください。あなたにとって接待が、他のライバルや同僚にはできないブルーオーシャン(ビジネスチャンス)になることは間違いありません。

これらの一連の流れは何回か接待を経験すれば分かるようになるものです。あなたは人たらし社員として辣腕を奮う日々が近いことは言うまでもありません。

私の経験上、社会的に地位があり出世をする人は、お酒を飲まないか、飲んだとしてもほとんど変わりません。やはり、中谷彰宏氏の言葉の通り「酒飲みは時間泥棒」なのかも知れません。お酒を飲んで豹変する人はご留意のほどを。

尾藤克之
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尾藤 克之
コラムニスト/経営コンサルタント

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