果たして「白人ナンパ師」は入国できるのか

アゴラ編集部

にわかにネット上の女子を中心に話題になっているのが「Julien Blanc」なる人物です。この男、米国を中心にした有名なナンパ野郎であり、高額な料金のノウハウ伝授セミナーを開催し、世界中を旅しているらしい。こうした「ナンパ伝道師」というのは、日本にもけっこういます。路上ナンパの「極意」なんかをネット上で教えたりする。おかしなネット商法なんかを利用したりしています。


ただ、この「Julien Blanc」の場合、DVまがいの手法で女性を「服従」させ「支配」する、ということが目的のナンパであり、これが各国で問題視されています。また、白人優位主義のような発言で、日本人の女性をおとしめるようなこともセミナーで伝えている。たとえば「日本の東京へ行けば、白人の男ならどんな日本女性とも簡単にヤレる」とか「白人の男に迫られても日本女性は、ただ笑って何も拒否しない」というような内容でセミナー参加者を「鼓舞」しているらしい。

この「Julien Blanc」が日本へやってくる、ということで、何やら一部のネットユーザーが騒然とし、彼を日本へ入国させない「キャンペーン」も立ち上げられ、11月11日までに4万人近い署名が集まったそうです。彼が立ち寄ったオーストラリアの場合、この「the guardian」の記事よると、滞在ビザ剥奪の署名運動の成果で国外への強制退去に到ったとのこと。日本のキャンペーン主宰者は、集まった署名などを東京入国管理局へ提出し、彼の入国拒否を求めるそうです。

確かに日本人は男女を問わず、白人にはどうも弱い、という印象があります。戦争に負けたからでもないと思うんだが、中韓には強く欧米には弱い、という「根性」はいかがなものかと思う。白人を前にしたみっともないニヤニヤ笑いはもう止めましょう。いずれにせよ、この「Julien Blanc」はまんまと入国し、日本でヤリたい放題するんでしょうか。入国管理局の判断が気になります。

THE INDEPENDENT
Julien Blanc is a racist sexual predator teaching men to prey on women like me – and he must be stopped


This 14-year-old Irish entrepreneur just launched his third company
VB
アイルランドの14歳のアントレプレナーが、3つめの会社を立ち上げた、という記事です。彼は2012年2月に携帯アプリを開発し、最年少の起業家として有名になりました。Twitterを情報ツールにして、様々なアイディアを実現する手助けにしているらしい。すでにシリコンバレーでも話題の人物であり、自身の会社「Casey Games」を設立した、というわけ。これからの活躍に期待です。

ケータハムに潜在投資家現る
ESPN F1
10月に破産したF1チーム、ケータハムが、クラウドファンディングで資金を集め、レースに復帰する、という記事です。走るのは、今季の最終戦、アブダビGP。10月31日から11月2日までの間になんと、約4億3000万円も集めたとのこと。F1はまだまだ捨てたもんじゃない。

甘いだけじゃない!大人向けアイス「アイスの実<大人のショコラ>」、冬季限定で
えん食べ
来年から値上げをするグリコのアイスです。冬季限定だから値上げの影響は受けないのか。グリコは来年3月から値上げするらしい。植民地以前、砂糖やカカオは贅沢品で貴族しか食べられなかった。現代人は中世の貴族より甘いものに関しては恵まれてます。
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江崎グリコ「アイスの実<大人のショコラ>」HPより。

羽生結弦が見せた王者の誇りと、男子フィギュア最悪の事故の背景。
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賛否両論渦巻いてます。この問題、本番直前のリンク上にあんなにたくさんの選手が滑走してることにつきる、と思うんだが、なぜか長くこのことを指摘する人はあまりいません。テレビ放映との兼ね合いとか試合進行の都合上とか、いろんな事情があるわけで、この記事では評価基準が変わったから、とか書いているわけです。本当でしょうか。


アゴラ編集部:石田 雅彦