不動産の高級物件は「ルイ・ヴィトンの法則」で判断する --- 内藤 忍

2014年11月11日 12:04

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フィリピンスタディ・ツアーが無事に終了しました。セブ島からマニラ主要地域まで、15以上の物件を一気に視察。マニラもマカティ、オルティガス、ロックウェル、グローバルシティ、センチュリーシティ、カジノエリア……と、ほぼ全域をカバーしました。

フィリピンの不動産の魅力の1つは、物件のバリエーションの豊かさです。写真は、オルティガスにあるローカル向けの物件ですが、平方メートル単価で60000ペソ(15万円)程度の低価格です。500万円前後から投資できる物件ですが、仕上がりのクオリティは高く、エンドユーザーが居住用に購入したり、外国人が投資目的で買ったりしています。


一方の、高級物件になると、平方メートル単価が、4倍近くになる物件もあります。グローバルシティのようなハイエンドの居住者が多く住んでいる街では、この手の物件が多くなりますが、新興国の物件を目利きする1つの方法として「ルイ・ヴィトンの法則」があります。

これは、ルイ・ヴィトンが進出してきた街やエリア、そして店舗が入っているビルは、その地域のランドマークになるという法則です。

高級ブランドの代名詞であるルイ・ヴィトンは、進出エリアの付近に住んでいる住人の収入やライフスタイルを徹底的にリサーチして、自社の商品を購入する層が一定以上になると進出を決断するそうです。つまりルイ・ヴィトンが店舗を出しているということは、そのエリアが極めて洗練された人たちが住んでいる場所であることを証明しているようなものです。

マニラにもルイ・ヴィトンが入っているビルがいくつかあります。多くは既に開発が進んだ物件で、手の届く価格ではありませんが、今回視察したグローバルシティには、通常のルートでは手に入らない「ルイ・ヴィトンの法則」に当てはまる、投資価格の低い物件がありました。恐らく、瞬間蒸発のように売れてしまうと思いますが、現地に行くとこのような物件に出逢えるチャンスもあるのです。

「ルイ・ヴィトンの法則」が果たして、マニラでも機能するのか。3年後、5年後が楽しみになってきました。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2014年11月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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