中身に不満でも交換を要求しないのが「福袋」の趣

2014年12月26日 21:41

2014年も押しつまってきました。明けて正月になると初売りで「福袋」が売り出されて話題になります。この福袋という商習慣は、日本固有のものだったようです。江戸時代に今の大丸百貨店の前身である大丸呉服店が端切れなどを袋詰めにして売り出したのが最初だとか。首都圏では百貨店のタカシマヤの福袋が人気だったり、渋谷109の外で若い女性同士で福袋の中身を交換する、という光景が風物詩になったり、福袋も時代とともに様変わりしています。


日本独自の福袋ですが、海外へも飛び火し、Appleストアは2004年から福袋を売り出し、その後、米国でも「Lucky Bag」という名前で福袋的なものを販売するようになっています。こちらがAppleジャパンの「福袋販売条件」。またハワイのアラモアナショッピングセンターでも正月に福袋を売り出しているようです。

ところで、中身がいったい何かわからない、というのが福袋のキモですが、最近では中身を明らかにして販売する、というファッションブランドなどもあるようです。中身がわからない福袋ですが、中身に不満な場合もよくあります。それでも自分の目的の商品と「交換してくれ」とは言わないのがルール。

しかし最近、国内購買力で無視できない存在になりつつある中国人観光客が、福袋の内容に不満で交換を要求する、という困惑事例が多発しているらしい。店舗によっては対応する場合もあるようですが、従来の常識が通用しない客が増えてくれば、日本の福袋の趣もなくなっていくんでしょう。

気になる、記になる…
Apple、2015年の「Lucky Bag」の販売条件を公開


公道を閉鎖しレース車両が速度無制限に走りまくる。それも日本でやった!
clicccar
車雑誌などの試乗でよく登場する「箱根ターンパイク」は、箱根ターンパイク株式会社(HTPL)という企業が所有して運営している有料の私道です。神奈川県小田原市から足柄下郡箱根町を経由、足柄下郡湯河原町までの15.782km。私道ですから自動車メーカーのテストコース同様、国土交通省の許可を受ければ、速度無制限など道交法の適用外になります。この記事では、箱根ターンパイクをクローズドにしたレースを紹介。レカロがスポンサード。エンスーの面目躍如です。

Motorhead Hill Climb Sponsored by Recaro

Tsunami Science: Advances Since the 2004 Indian Ocean Tragedy
livescience
24万人以上が亡くなったインド洋大津波から10年がたち、また東日本大震災もあり、津波研究は格段に進歩している、という記事です。こうした天災は定期的に起きる。インド洋にも過去の大津波の痕跡が残っているようです。津波が到達するまでのタイムラグにいったい何ができるのか。津波予知と避難など、人智がなすべきことはまだたくさんありそうです。

Africa’s Richest Woman Isabel Dos Santos Withdraws Bid For Portugal Telecom
Forbes
この記事に出てくるイザベル・ドス・サントス(Isabel dos Santos)という41歳の女性は、アフリカで最も金持ちの女性だそうです。アゼルバイジャンのバクー生まれ。アンゴラ共和国の大統領の長女で、大統領がアゼルバイジャンに留学中、現地で出会った女性との間に生まれたらしい。その後、コンゴ民主共和国の大金持ちの息子と結婚し、ヨーロッパで事業を興したりポルトガルへ投資したりして資産を拡大。最近ではITや通信事業へ進出しています。この記事では、彼女が食指を動かしていたポルトガル・テレコムの買収がご破算になった、と書いている。ポルトガル証券市場委員会が妨害したようです。

ロシアの報復(穀物輸出を停止)
NEVADAブログ
原油価格が下落し続け、その影響が多方面に出始めています。ロシアのルーブルの暴落もその一つ。ロシアのプーチン大統領が資源依存し過ぎた経済構造転換の必要を唱えるなど、さすがに「効いてる効いてる」状態なのかと思いきや、どうも本当に困っているのは欧米なのではないか、というブログです。サウジアラビアがチキンレースを仕掛けたのは米国のシェールガス。ロシアへの影響は限定的なのかもしれません。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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