ビル・ゲイツ氏が挑む「水問題」とは

2015年01月07日 17:02

2001年にマイクロソフトのCEOから退いたビル・ゲイツ氏は、現在、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(ゲイツ財団)で多種多様な社会貢献活動をしています。2006年には世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOウォーレン・バフェット氏から300億ドルもの寄付が加わり、同財団は名実ともに世界最大の慈善基金団体になっています。


表題の記事では、ビル・ゲイツ氏の個人ブログからゲイツ財団の最新の活動を紹介しています。ゲイツ氏は「世界の少なくとも20億人は適切で衛生的な水資源を持っていない」と語り、この問題の解決は全ての人類が平等に健康で豊かな生活を送るために重要、と主張。そのために米国シアトルのJanicki社と共同で、糞尿から汚染されていない水を作り出す技術を開発したそうです。

この技術、水分を含んだ汚物を「Omniprocessor」なる装置に投入、これが加熱沸騰させられ、水蒸気と乾燥汚泥に分けられます。この乾燥汚泥が燃料になり、加熱沸騰に再利用され、その熱で発電された電力を地域に配電するらしい。水蒸気は水として濾過され、無害な水になって戻ってくる。動画では、ゲイツ氏も装置から出てきた糞尿由来の水を美味しそうに飲んでいます。

近い将来、水問題は新たに世界的な資源競争の対象になる、という予想もあります。ゲイツ氏はこの装置を、中東のダカールや西アフリカのセネガルで本格的に運用しようとしているらしい。米国でさえ、不衛生な水を産湯に使ったため、多くの新生児が感染症で亡くなっています。雨量の多い日本でも人口比でみれば、必ずしも世界的に水資源が豊富な地域ではなく、水の問題は日本にとっても人ごとではありません。


Janicki Omniprocessor

BUSINESS INSIDER
Watch Bill Gates Test A New Machine That Turns Poop Into Clean Water


Testosterone Boosts Colon Cancer Risk
Counsel&Heal
男子不妊症や男子性腺機能不全などの医療目的以外に、サプリメントでも販売されている男性ホルモン「テストステロン」。使用法を守らないと様々な副作用も報告されています。この記事では、米国ミズーリ大学の研究を紹介。テストステロンには、男性の大腸がんのリスクを増加させる作用がある、とのことです。オスのラットのテストステロン値を下げると結腸がんの発症率が劇的に下がり、再びテストステロン値を上げると大腸がんに発症しやすくなったらしい。これは、男性ホルモンと女性ホルモンの複雑な関係が影響している、とのことで、テストステロンを過剰に摂取すると余った分は女性ホルモンに変化する、ということと何か関連があるのかもしれません。

米Polaroid、Instagramのアイコン風カメラ『Socialmatic』を1月15日に発売へ
気になる、記になる…
その昔、インスタントカメラといえばポラロイドでした。ほぼ代名詞になっていたわけですが、今ではほとんど富士フイルムの「チェキ」しかありません。米国のポラロイド社は、2008年に経営破たんし、その後、ポラロイドのブランド名は残されたようです。これは、そんなポラロイドがSNSに特化したデジカメを出す、という記事。最近、少しずつ増えてきたInstagramユーザーにはお馴染みの外観になっています。
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ポラロイドのSocialmatic

「炭酸水がダイエットに良い」って本当?その真相に迫ります!
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フランスやイタリアのレストランへ行くと、ミネラルウォーターでガス「なし」にするかどうか聴かれたりします。フランスのペリエやイタリアのサンペレグリノなどは炭酸ガスが入っている。これは、欧州の水は硬水が多く、炭酸が含まれている場合があるためです。日本でも炭酸泉から取られた炭酸水が売られていたりしました。この炭酸水、ダイエット効果があるようで、その真偽を確かめたのが表題の記事です。いいことずくめですが、本当でしょうか。

The Real Harm in Multitasking
Inc.
ながら歩きが問題になっていますが、これはマルチタスクの実害について書いている記事です。人間は同時に複数の作業をするのは苦手です。クルマの運転にしても携帯電話を操作しながらはとても危険。パソコンも昔は同時に複数の作業はできませんでした。ファイルをコピーしている間は、じっと我慢してバーが伸び終わるのを眺めていなければならなかった。それがいつしか同時にいくつもの作業ができるようになった。しかし、スタンフォード大学の研究によれば、人間の脳はシングルタスクに特化して進化してきたもので、マルチタスクで同時に複数のことをするとIQが低下したり、ひどいときには脳を損傷したりすることもあるようです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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