トライアスロンに没頭する経営者たちの事情

2015年01月27日 10:43

東京の皇居周辺に行くと、走っている人をたくさん見かけます。フルマラソンもごく身近なものとなり、2007年に始まった「東京マラソン」は約3万人が参加する巨大イベントになっています。


また、フルマラソンより過酷なトライアスロンに挑む人も急増中のようで、南は沖縄県の石垣島から北は北海道の忠別湖まで全国各地で大会が開かれています。トライアスロンはなぜかNTTがかなり肩入れしているようで、ジャパンカップなどの大会スポンサーになったり団体を支援したりしています。ちなみに、トライアスロンの代名詞のようになっている「アイアンマン」なる「称号」は一種の登録商標のようで、認定大会でなければ名乗れないもののようです。

トライアスロン、というと、経済的に成功した起業家や富裕層、また重要な地位にあるビジネスマンがやるスポーツ、というイメージもまとわりついています。イベントなどの書き起こしサイトである表題の記事でも通信会社の会長がトライアスロンにハマっている、と紹介。当方が取材したことのある飲食チェーンの創業社長もトライアスロンをやっているそうで、会議室に高そうなロードサイクルがあり肌が真っ黒に「トライアスロン焼け」していました。

トライアスロンは、水泳、自転車、マラソン、という三つ(トライ)の競技(アスロン)を完遂する、というもので大会によっても違いますが、例えば水泳なら1.5km、自転車が40km、マラソンを10km、といった距離で競われます。また前述した「アイアンマン」の称号をもらえる大会では、水泳が3.8km、自転車180km、そしてフルマラソンを走る、という過酷なものになっている。起業家や若い経営者などでは、交友関係を広げる手段としても活用されているのがトライアスロンです。

もちろん彼らは、直接的な功利性だけでトライアスロンをやっているわけではないでしょう。接待などで生活も不規則なりがちな経営者や重要なポジションにある人間にとって、トライアスロンに挑戦できるだけの健康管理は重要です。若い世代にはゴルフより「カッコイイ」というのもある。生まれながらにアグレッシブでチャレンジングな人たちであり、仕事のことを忘れ、頭の中を空っぽにできる競技でもあるんでしょう。ストイックに自分との戦いに挑む、という世界がVIPにとってのトライアスロン、というわけです。

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“仕事より辛いこと”を求めてる – USEN宇野会長がトライアスロンとトレイルランにはまる理由


Pollution Sparks Beautiful Blue Plankton Glow in Hong Kong
ZME SCIENCE
香港からマカオへのフェリーに乗ると、海の汚さに愕然とします。広州湾の上流には深圳などの大工業地帯があり、そこから汚染物質が大量に海へ流れ出している。もちろん、香港やマカオの生活排水も莫大です。あの海へはさすがに飛び込みたくありません。この記事によると、栄養過多になった香港周辺の海で夜光虫などのプランクトンが大発生し、幻想的な光景になっているらしい。何やら幻想的というより不気味な雰囲気です。
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Image via AP

Saudi men call for ‘no girls on Twitter’
BBC NEWS
世界的に「イスラム教」とは何か、という問いかけが渦巻いています。彼らの多くは、イスラム国やテロ組織は我々とは違う、と主張しています。異教徒にはその違いがあまりよくわからない。この記事では、サウジアラビアのTwtterから女性のアカウントを排除しよう、というハッシュタグが多数の支持を受けている、と書いていますが、実際には効果はないようです。ノーベル平和賞の受賞者をみるように、イスラム教の主張はかなり不可思議で謎めいています。

From Keynesian Shangri-La To Outright War
ZEROHEDGE
戦争は政治の手段であるが軍事は政治の下位に属する、と言ったのはクラウゼヴィッツですが、実際には力の行使が政治的な力関係を変質されることも珍しくありません。軍事的なパワーバランスが崩れると、イスラム国のような連中を跳梁跋扈されることにつながりかねない。国際関係は常に押しくら饅頭をし続けている状態であり、どちらかが力を抜けば、その分だけ相手が押し寄せてきます。西洋近代国家は、軍事を政治がコントロールしてきましたが、先祖返りした中東では武装集団が夜盗化して力による収奪掠奪を続けています。AK47のような安価で扱いやすい小火器が、これら地域では支配の根源となる。この記事では、経済学の楽園はすでにない、と書いています。

Hayfever drugs raise risk of Alzheimer’s disease, say scientists
The Telegraph
春先になると憂鬱な人がいます。そう、花粉症の人たち。最近では効果的な薬も出て、症状が緩和されてきているようですが、この記事を読むと薬にばかり頼るのも不安になります。花粉症の薬で眠くなるタイプのものの一部が、アルツハイマー病の発症をかなり高めるらしい。脳の神経系に作用するためだそう。要注意です。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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