「Apple WATCH」はジョブズ後の試金石

アゴラ編集部

アップルがもたもたしている間に、腕時計型の携帯ガジェットはすでに多種多様なものが出ています。これは当方が画像検索したものですが、もうすでにこんなにある。「流星号、応答せよ」と腕時計に命じるアニメ『スーパージェッター』を振り返るまでもなく、腕時計に多種多様な機能を付加する、というのは陳腐化したアイディアでもあります。
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そこで、今さら「Apple WATCH」と言われてもねえ、というのが感想の方も多いんじゃないでしょうか。「出る出る」と言われてもう数年が経ちました。スティーブ・ジョブズが生きていたら、おそらく出さなかった製品とも言われます。これが失敗すれば、Google Glassの二の舞になり「やはりAppleはジョブズがいないとダメだ」というレッテルが貼られかねません。
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そのApple WATCHですが、3月9日午前10時(米国時間、日本時間では3月10日午前2時)から開かれるスペシャルイベントで正式発表されるようです。この製品、4月の出荷がすでに予告されている。表題の記事では、Apple WATCHの駆動時間や機能などを紹介。バッテリーの保ちは高頻度使用状態で5時間だそうでちょっと心許ない。ほかの機能も先行他社製品との差別化がどれだけなされているか、この記事を読む限りではあまり期待できないようです。

9to5Mac
Sources offer hands-on Apple Watch details: battery life, unannounced features, and more


The No. 1 Trait of Successful Women Entrepreneurs Around the World
Inc.
ご存じでしたか、3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」です。昨年、パキスタンのマララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を授賞したり、インドで女性への性的暴行が頻繁に起きたり、日本でも「女性が輝く日本へ」と安倍政権が唱えるように、まだまだ世界的に女性は権利を剥奪され、虐げられています。この日の由来、当初は社会主義系でしたが、現在はわりに政治色の少ない国際的な記念日になっているようです。ただ、こうした権利主張運動は「革新系」に利用されがちで、政治的中立標榜の難しさ悩ましさも露呈、政治的に利用されがちです。表題の記事では、世界一周した女性起業家を紹介しています。こちらは「安藤優子氏『35年前、私は”刺身の上の菊”だった』男社会で生きるオンナの意地」と題されたlogmi。こういう会見が特派員協会で開催される、というのもマスメディアを含めた現状を滲ませているような気がします。

YouTube #DearMe あの頃の私へのメッセージ

これは革命だ。iPhone背面に電子ペーパーを追加するケース
GIZMODE
なるほど、というガジェットです。確かにスマホの「背面」はこれまで見過ごされてきた場所です。ここに省エネの電子ペーパーを表示させる、というケースは、コロンブスの卵。OAXISの「inkCase i6」がそれ。下の画像でわかるように、Bluetoothで自分のiPhoneと連携し、様々なアプリを表示するようです。
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OAXISの「inkCase i6」HPより。これは欲しい。

本日(3月7日)開通!― 山手トンネルには、1時間に300ミリの“猛烈な雨”が降る
えん乗り
これ、金曜日に放送された『タモリ倶楽部』でもやってましたね。かなりの土砂降り。それにしてもいつの間に、という感じ。工事してるのは知ってましたが、山手通りはスゴい。当方は横浜在住なので、渋谷新宿池袋方面へ行く場合、これはとても便利です。

Mummified mountaineers emerge from ice on Mexican volcano after 50 years
INTERNATIONAL BUSINESS TIMES
メキシコ南部のオリサバ火山(Pico de Orizaba)は、標高5636mの休火山です。アフリカのキリマンジャロは標高5895m、富士山は3776m。独立峰の休火山としては世界で二番に高い山です。また、オリサバの北西と北の斜面には氷河があり、表題の記事では1959年に遭難した登山者のミイラ化した死体がこの氷河から発見された、と書いています。ご存じの通り、氷河は読んで字の如く、氷でできた川がゆっくりと下方へ流れています。そうした流れの変化で、埋もれていた遭難者が氷の下から現れた、というわけです。


アゴラ編集部:石田 雅彦