日本の誤った風水の考え方!本場では金や黄色の財布は使わない?

2015年03月16日 23:11
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日本でも市民権を得てきた風水ですが、本場の中国や台湾では考えられないような、間違った解釈が日本では広まっているようです。台湾元総統・李登輝氏の鑑定を手掛け、台湾で実業家として活躍している龍羽ワタナベ氏(以下、龍羽)に話しを聞いてみました。


●日本の解釈には間違いが多い

—まず風水に関心を持った経緯について教えてください。

龍羽 青山学院大学を卒業して証券会社で働いたのですが、その当時、経済発展が始まりかけた中国に強く魅力を感じ、会社を辞めて中国・広州の大学に留学をした後に、台湾に渡り事業を始めたのがきっかけです。中国人や台湾人は占いや運気、風水にこだわります。学んでいるうちに、私たち日本人が知っている占いや風水には間違いが多いことに気づいたのです。

—どのようなことが間違っているのでしょうか?

龍羽 例えば、金色や黄色が金運を呼ぶ色だとメディアで報じられたら、財布や持ち物を同色で統一する人が少なくありません。確かに金や黄色はお金の象徴色ですが、同色で統一するようなことはしません。レジや会計の場面で金色や黄色の財布を見ると不思議な感覚になります。日本人は何をするにも極端ではないかと思います。まず中国や台湾では、人々の日常生活に深く風水が入り込んでいます。お金持ちはお抱えの風水師を持ち、オリジナルの風水を施すなど大金をかけていることが少なくありません。

●華僑の教えで人生に良い運気を

龍羽 中国や台湾では、風水は人生訓としての教え、つまり生きていく上での哲学を表しています。長い歴史の中で蓄積されてきた、幸せになるための教訓です。思考から行動に至るまでの過程で、どれほど自分を見つめられるかが大切なのです。毎日、先祖に感謝をして仏壇に手を合わせることは当然ですが、墓参りはとても大切な行事です。親戚一同が集まり、先祖に感謝をして、自分たちの生活の安泰を祈願します。感謝をする気持ちを持つことで、何事に対しても余裕につながり、良い運気を運んでくるのだと思います。

私は現在、台湾で飲食店2店舗、占い館、出版社を経営するほか、コンサルタント業も順調です。これは先祖を大切にする華僑の教えがあったからだと考えています。この機会に風水の本質を知ってみては如何でしょうか?

—有難うございました。

経営コンサルタント
尾藤克之

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尾藤 克之
コラムニスト/経営コンサルタント

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