米著名投資家が、あの大手本邦企業の株にラブコール --- 安田 佐和子

2015年03月20日 15:07

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欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁と言えば、スーパーマリオのニックネームを思い出される方も多いでしょう。ウォールストリートでのスーパーマリオの名を欲しいままにするのは、米資産運用会社ギャムコ・インベスターズのマリオ・ ガベリ会長兼最高経営責任者(CEO)。バロンズ誌のラウンドテーブル常連メンバーでもあります。この方が、日本が誇るあの大企業の株に熱いラブコールを送っていました。


CNBCに出演したガベリ氏は、アベノミクスへの不安もなんのその。安倍首相は「日本に活気を与えた」と大いに評価しています。英語でいうとアニマル・スピリッツですが、何だか元阪急ブレーブスの亜仁丸レスリー投手やマルーン 5の歌が頭をかすめてしまうのは、私だけでしょうか。

勢いづく(少なくともガベリ氏の見解では)日本で、ひときわ輝きを放つ見通しなのは・・・ソニーです!

ギャムコ、2013年末時点の運用資産は430億ドル(約5兆2030億円)。
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(出所:CNBC)

ガベリ氏は「発行済み株数が10億超えで株価が28ドルなら、280億ドルの価値があるということ」と豪語します。もちろん、新製品にも注目。ゲーム端末機”プレイステーション4”専用のバーチャル・リアリティ・ヘッドセット”プロジェクト・モーフィアス”に期待を寄せていました。これさえあれば、発売開始日にアメリカをはじめ世界で大旋風を巻き起こした”PS 4”のさらなる飛躍につながると確信しているようです。

何より重要なポイントとして、ガベリ氏はこう説明します——「人員削減を進め利益に配慮するようになった点が挙げられる。日本の企業カルチャーそのものは変貌を遂げた」。アップルが見事な復活劇を演じたように、ソニーも甦るのでしょうか。

その他、ガベリ氏が注目する銘柄は米メディア大手バイアコムのほか、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策が追い風とって米トラック製造メーカーのナビスター、米香料メーカーのインターナショナル・フレーバーズ・アンド・フレグランシズ、米歯科機器メーカーのパターソンを挙げていました。ノーベル経済学賞を受賞したイェール大学のロバート・シラー教授は欧州株を選好していたものの、ガベリ氏は米株で勝負する気満々です。

(カバー写真:Guilhem Vellut/Flickr)


編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2015年3月19日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった安田氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。


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