物言えば唇寒い自民党

2015年09月09日 12:40

自民党は無風で総裁を選んだが、無投票で再選というのは小泉純一郎元総裁の2001年の選挙以来らしい。前回の2012年の総裁選では、5人が立候補し、石破茂氏と安倍現総裁の決選投票になった。出馬を表明していた野田聖子氏は、20人の推薦人を集められなかったようだ。

それだけ安倍政権が盤石かと言えば、安保法案に対する反対意見の多さや支持率低下などを観察すればそういうことではないだろう。看板の経済政策も危うい。今日はやや上げたようだが、株価が2万円を大きく割り込み、株を買い支えてきた年金資金などが溶け続けている。アベノミクスは失敗と言っていい。

辺野古問題もこじれているし、TPPの行方も不透明だ。むしろ、こうした状況で対立候補を立てられなかった自民党は、多様性を失い、付和雷同型で寄らば大樹の陰、長いものには巻かれろ的な人材しかいなくなったとも言える。野田氏に20人も賛同できなかったことは党内の閉塞感の象徴でもあり、物言えば唇が寒い秋の到来を予感させる。

nippon.com
自民党総裁選、無投票で安倍再選


Human activity ‘driving half of world’s crocodile species to extinction’
the guardian
先日、映画『ジュラシック・ワールド(Jurassic World)』を観てきた。いわゆる「ジュラシック」シリーズの第四作で、第一作の『ジュラシック・パーク(Jurassic Park)』の公開が1993年だからあれから22年も経つ。マイケル・クライトンも今はいない。恐竜はいつの時代も少年少女のヒーローだが、最新作でもティラノサウルスやヴェロキラプトルが大活躍していた。そんな恐竜たちが絶滅しても生き残ってきたのがワニ類だ。ワニの祖先は三畳紀(約2億5100万年前から約1億9960万年前)に出現し、三畳紀末の大絶滅も白亜紀の大絶滅もしのぎきって今では熱帯・亜熱帯の生態系の頂点に君臨している。世界には27種のワニがいるが、この記事によればその半数が絶滅の危機にあるらしい。大絶滅を何度も経験したワニも人類による環境破壊には抗しきれないのだろうか。

Los Angeles’ Newest Museum: A Preview of The Broad
WWD
米国の金持ち好事家が集めたアートコレクションの一部を中心に、ロサンゼルスに新しい現代美術館「ザ・ブロード(THE BROAD)」が9月20日にオープンする。場所は、ダウンタウンのグランドアベニューで、サンタモニカからウィルシェアブルバード(Wilshire Blvd)をたどって内陸に入ったところだ。405とサンタモニカブルバードの交差点に近い。村上隆の作品も収蔵され、図書館も併設されるらしい。

Angelina Jolie: ‘Islamic State using rape as a centrepoint of their terror’
The Telegraph
映画『アンブロークン(Unbroken)』(2014年)は、女優のアンジェリーナ・ジョリーが監督した作品だ。米国やオーストラリアなどで公開されたが、日本では未公開。というのも内容が「反日」だと批判されたからだ。こういう映画を日本で観ることができない、というのも「低い民度」のせいなのだろう。そんなアンジーが、米国の議会公聴会でいわゆるIS(イスラム国)の蛮行を止めるために米国が行動すべき、と発言したらしい。卵巣がんにかかるリスクを回避するために両卵巣と卵管を切除する手術を受けたことでも話題になったが、その影響力を行使しつつ、最近はとみに政治的になっているようだ。

Hitler’s secret Nazi war machines of World War II
BUSINESS INSIDER
ヨーロッパ各国人には、それぞれの国民的な特長をあらわしたジョークがたくさんある。たとえば、英国人の警察官、ドイツ人の機械工、フランス人の料理人、イタリア人の愛人、それらをスイス人がマネジメントするような国が天国なら、英国人の料理人、ドイツ人の警察官、フランス人の機械工、スイス人の愛人をイタリア人がマネジメントするような国は地獄だ、というような感じ。この中でもやはりドイツは技術の国という認識なんだが、この記事ではヒトラーが開発させたナチスの新兵器を紹介している。今のステルス戦闘機や空対艦ミサイル、ドローンのような無人小型戦車などだ。ここにないものとして原子爆弾も開発中だった、という説もあるが、ナチスが核兵器を持っていたらそれこそ地獄だろう。


アゴラ編集部:石田 雅彦

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