「夜の芝刈り」を怠らない

2015年09月28日 04:34
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政治家、デキル経営者、やり手なビジネスパーソンの仕事は、夜に始まると言っても過言ではありません。彼らの夜のスケジュールはほぼ埋まっているものです。みなさんは、毎晩、銀座や赤坂辺りで飲み歩く人をどのように思いますか。実は、仕事ができる人は夜の時間の使い方も上手なものです。

彼らが夜な夜な飲み歩くのは、よい仕事をするためです。情報収集や重要なコネクションを強固にするための飲み歩くのです。彼らにとって飲み歩くことは、人脈構築や営業活動と同じような意味合いだと思ってください。まさに、「よく学びよく遊べ」の格言どおりです。

そして昔も今も、仕事のできる人は夜遊び好きです。膨大な仕事をこなしても疲れた顔を見せず、夜も元気に飲み歩き遊びにも手を抜かない。休日はスポーツにいそしみ、自分磨きを怠らないアクティブな人が周囲にいませんか。そのような人は間違いなく仕事で成果を出しているはずです。

特に、キレイにスマートに遊んでいる人は、豊富な人脈やネットワークを持っていることが少なくありません。遊ぶほどの金銭的な余裕もありますから人も集まってきます。夜のスケジュールを効率的に設定するためにはマメに連絡をしなければいけません。電話をして「最近どうしているかと思いまして」「ご無沙汰です。お元気ですか」「近いうち飲みましょう」というような常に気をつかっている見せ方が大切です。

そして、彼らの元には人脈やネットワークからいろいろなモノが届けられるはずです。プロ野球やサッカーなどのチケット、歌舞伎や相撲のチケット、ミュージカルやコンサートのチケットなど。「皆さんでどうぞ!」と手土産に置いていくわけですが、これらのチケットが夜の芝刈りで大活躍します。

「知り合いから食事券もらいまして。もらい物で恐縮なんですけどよかったら奥様と行かれてはいかがですか!で、今日軽くやりますか?」「ご子息、巨人のファンでしたよね?来週の巨人戦チケットあるんですが、今日しか時間がないのですが、お渡しするので軽くいかがでしょうか?」などなど。

間違っても恩着せがましく「差し上げる」「進呈します」みたいなことは口にしません。自然の流れで、イヤらしくないように渡すのがコツです。相手に「気にかけてくれて悪いなあ」「見返りもないけど申し訳ないな」と思われる程度で十分なのですから。

●尾藤克之
ジャーナリスト/経営コンサルタント。代議士秘書、大手コンサルティング会社、IT系上場企業の役員等を経て現職。著書に『ドロのかぶり方』(マイナビ新書)、『キーパーソンを味方につける技術』(ダイヤモンド社)など。
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尾藤 克之
コラムニスト/経営コンサルタント

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